神様ぁ〜! 明日は生徒さん達の大事な日なのよ “夢”を叶えるスタートライに立たせてね!!



    ♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【 猫との暮らし…プライスレス5 】
     



   【 2年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.11−88》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 いよいよですぅ
    きょうはまた気持ち悪いくらい暖かいんですけどぉ
   あしたのお天気は曇りで
    きょうよりかなり気温が下がるみたいですぅ

   でもいつも通り『試験会場』までは
    もしもの場合の送迎係を決めてありますんでぇ
     大丈夫ですぅ
   もちろん『試験会場』にもわたし達の仲間がいて
    よほど大事な忘れ物がない限り
     大丈夫なようになってますぅ」

   さすがにあなた達も要領が良くなったわね
    2〜3年前に比べると試験を受ける生徒さん達も
     表情がとっても柔らかくなった気がするわ
   これもあなた達が頑張ってくれたお陰だし
    とっても感謝しているのよ
   でもあなた達の『勤務』に差し支えないように
    無理はしないでね

  「先生 大丈夫ですぅ
    わたし達が試験を受けたときも
   ふだんはおっかなかった先輩OBさん達が
    『試験会場』で早くから待っててくださって
   この時だけは知った顔を見たときにホッとして
    落ち着いた気分になれたことを覚えてますぅ

   だからわたし達に続く後輩たちにも
    いつも通りの『平常心』で
     試験を受けてもらえればって思ってますぅ」

   私達の『知識』とか『能力』は
    『受験』するときだけの一時のものではないけれど
   このような『試験制度』で試される限りは
    それに応えなければいけないものね
   まぁ たまにはこんな緊張感も後で振り返ってみると
    楽しい想い出になるんだけどね

   正直に言うと手前味噌かも知れないけれど
    今回『受験』される生徒さん達は
   あなた達が効率のいい勉強方法を教えてくれたお陰で
    人に教えるくらいのレベルにはなっていると思うわよ
   あとは『筆記』と『口述』を試験官に評価して頂いて
    日々経験を積まれていくしかないのよね
   今回の資格は『講師』を目指すためのものだから
    ご自身の『知識』として消化していって欲しいわ

  「先生 わたし達はお陰様で『講師』の資格と
    『セラピスト』の資格も取らせていただきましたぁ
   たまたまわたし達が働いている病院の
    院長先生が『アロマ医療』に感心をお持ちで
   わたし達が『セラピスト』の資格を取るときには
    とっても応援してくださいましたしぃ
   直属の医科部長先生も実際の治療に取り入れることを
    検討してくださってますぅ
     だからとってもやりがいがあって
      これからが楽しみですぅ」

   何度もお話しして本当に申し訳ないんだけど
    私が『アロマ医療』の勉強を始めた頃は
     なかなか皆さんに理解してもらえなかったのよ
   でもあなた達の今の職場の環境を見ていると
    とってもありがたいことだと思うわ

   あなた達だけじゃなくて
    私がずっと続けてきた『ホスピス』での
     ボランティア活動にも
      とても興味とご理解を示してくださって
   『一般病棟』でも何か役立つことはないかと
    真剣に考えていてくださるでしょ
     私としてはそれがとっても嬉しいのよ

  「先生 ホントのことを言っちゃいますと
    わたし達も最初の『アロマ』の印象は
     ちょっと『香りを楽しむ』くらいにしか
      考えていなかったんですけどぉ
   先生がお友達の『鬱』に取り組まれて
    その方と一緒に克服されたお話しとかぁ
   ひどいアレルギーのお子様を持たれたお母様達と
    くじけないで克服されたお話しを
     何度かうかがっている内に
      勉強してみようかなって気持ちになりました

   一番強烈な印象だったのは
    『教室』ではポワァ〜ンとして
     外見的にはスレンダーで華奢な先生が
   『癌』の末期症状で入居されている『ホスピス』で
    「痛い痛い」とうめいている患者さん相手に
   『アロマ・トリートメント』をしながら
    その方が眠りにつくまで優しく体をケアしながら
     お話し相手をしている先生の姿を見たとき
   先生の背中がものすごく大きく感じられましたぁ
    その時の衝撃が今でも忘れられません

   わたし達も『ナース』ですからぁ
    何度となく『死』に直面された患者さんの
     お世話をさせていただくんですけどぉ
   とても先生のような心境で
    患者さん達に接することはできませんでしたぁ

   あの時もあんなに「痛い痛い」とうめいている患者さんが
    先生とお話ししながら次第に緊張がやわらいで
   お顔に少し笑みを浮かべながら眠りにつかれたときは
    言葉で言えないほど感動しましたぁ

   もうその時から先生の大きなお尻にくっついて
    もっともっと『アロマ医療』のお勉強をしたいなって
     思いましたぁ
   先生の『教室』での雑談とか脱線も
    こう言う経験をお持ちだからこそ
     ついつい引き込まれてしまうんだなぁって思いますぅ
   先生の脱線がテキストには載ってない
    生きた『講義』だと思いますぅ」

   あなた達にそう言われると
    なんだかくすぐったいんだけど
     褒められているのかけなされているのか
      よく分からないわね
   でもそう言って『脱線』させようと思ってもダメよ
    今日はお勉強と言うよりも『受験』される生徒さんの
     『体調管理』に気を配ってあげてね

   神様ぁ〜 明日は生徒さん達の大事な日なのよ
    “夢”を叶えるスタートライに立たせてね

   お願いねっ