神様ぁ〜! この時期降り続く雨は“菜種梅雨”なの 日本には昔から“風情”のある国だと言ってね!!



  猫さん達の可愛い日替わり画像【 ネコたんと一緒の布団で添い寝したい PART12 】            



  【 3年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
       心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
   今日から読んで頂ける方の為にも
    少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.14−88》
  【普段は結構おしゃべりでも
   お相手の前では超寡黙】

 「先生 大変ですぅ
   きょうは20℃を超えそうなんですけどぉ
  けさの天気予報で北陸の方だと思ったんですけどぉ
   ナント25℃の『夏日』になるところがあるって
    言ってましたぁ

  もう4月どころか6月の気候だそうで
   聞いただけで汗が出てきそうですぅ
    でもまた西の方から崩れてくるみたいなんで
     ちょっとガッカリですぅ」

  でもまぁ この時期はこの繰り返しでしょうね
   今年はまだそれほど耳にしないけど
  3月中旬から4月始めに掛けて
   ちょうど『菜の花』の咲くころ雨が降り続くと
    風情のある呼び名で
     『菜種梅雨』って言うでしょ

 「先生 それってサラさんの叔母様は
   ご存じなんですかぁ
  ちょっと尋ねてみたいんですけどぉ
   『フランス語』でどう言えばよかったですかぁ」

  まだ私もサラさんとか叔母様とは
   そのお話をしたことはなかったと思うけど
    『菜種梅雨』も日本語の『固有名詞』だから
      むしろそのままの方が
       ニュアンスが伝わると思うわよ

  例えばね 梅雨を『La saison des pluies』って
   言い換えたところで味気ないし
    南の国の『雨期』と勘違いされるかもね
  『菜種』はなんでしたっけ
    そうそう『colza』だったと思うから
     『La saison des pluies de colza』と
       付け加えてみてもなんだかね

  私はそのまま『Le Natane Tsuyu』って言って
   『菜種』の花にしとしと降り続く雨の様を
     説明すると思うわ
  でもね またこの『しとしと』って言う表現が
   『フランス語』で説明しにくくってね
  だから日本人の感性とか表現力は
   とっても繊細に出来てるのよ
    なぁ〜んて言うと叱られそうだけどね

 「先生 そうなんですぅ
   海外に行くと日本語の表現って
    メッチャ難しいなって思いますぅ

  わたし達の仲間でも現地のホテルに着いたら
   急にお腹が『しくしく』痛みだして
    お腹を押さえてうずくまっていたら
  ホテルの方がたぶん「どんな風に痛いの?」って
   聞かれたんだと思うんですけどぉ
    本人は頭の中で ゲッ『しくしく』って
     どう言えばいいんだろって悩んじゃって
  とにかく大きな声でハッキリと
   『痛い!』って叫んだら
     周りが大ごとになってしまって
      恥ずかしかったって言ってましたぁ」

  まぁその気持ちはよく分かるわ
   普段使っている言葉でも
    外国語に置き換えようとすると
     戸惑うことが多いものね

  アヤちゃん達も『パリ』の生活が長くなったけど
   かなり苦労したんじゃないかしらね
    でも幸いなことにサラさんの叔母様が
     もと国語の教師だったから
      正しい『フランス語』を
       覚えられたんじゃないかしらね

  だって日本に帰ってくるたびに
   表現に深みが出てきてる気がするもの
  そうそう 面白いお話しがあるのよ
   サラさんは『パリ』で女医さんをしてみえるから
    大丈夫なんだけど
  ガヴィさんは『日本支社』が結構長いでしょ
   だから3人でお話ししていたとき
    突然ガヴィさんが
     「私のフランス語訛っちゃったの」って
       言い出されたのよ

  私とサラさんはお顔を見合わせて
   エッって思ったんだけど
  ガヴィさん曰く
   日本語の繊細さは分かるようになったんだけど
    『パリ』に戻ってお友達と話しているとき
      ときどきエッって顔をされるそうなのよ

  まぁ『訛り』って言うか ご本人は気が付かれずに
   日本語の『ローマ字表現?』がときどき入るんで
    日本語をご存じないお友達には
     通じないところがあるみたいなのよ
      かなりショックだったみたいよ

  サラさんの叔母様は典型的だけど
   フランスの方達は『フランス語』を
    とっても大事にされてるでしょ
     なんとなくお気持ちは分かるわ

 「先生 きょうもアヤ先生とユキ先生の
   認定試験前の『特別補講』がありますんでぇ
  サラさんの叔母様もこちらにみえたら
   『菜種梅雨』をご存じか聞いてみますぅ」

  そうね 今週末も忙しくなりそうね
   もう朝早くから生徒さん達が集まってきて
    今か今かとお待ちかねよ
     わたし達もウカウカしていられないわよ

 「先生 メチャメチャ大事なことを
   お話しするのを忘れてましたぁ
  きのうガヴィさんからメールをいただいていて
   わたし達の『三種の神器』のうちの2つを持って
    今日のお昼に『教室』にみえるそうですぅ」

  まさかあなた達ガヴィさんに
   おねだりしたんじゃないでしょうね
  昨日『和食屋』さんから妙なお電話を頂いて
   『フランス』から荷物が届いてますんで
     お預かりしてますっておっしゃったのよ

 「先生 それって『ワイン』だと思いますぅ
   『スウィーツ』はたぶんきょう『ハンド』で
     到着すると思いますぅ」

  あなた達の魂胆は信じられないわ・・・

  神様ぁ〜 この時期降り続く雨は“菜種梅雨”なの
   日本には昔から“風情”のある国だと言ってね

  お願いねっ