神様ぁ〜! “ニューヨークの恋人”はご存じかしら 本当に“時空”の隙間?は存在すると言ってね!!



  猫さん達の可愛い日替わり画像【 アメリカンカール総合スレッド Part3 】            



  【 3年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
       心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
   今日から読んで頂ける方の為にも
    少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.14−117》
  【普段は結構おしゃべりでも
   お相手の前では超寡黙】

 「先生 大変ですぅ
   きのうお婆ちゃん達と『山の日』ができるって
    お話ししてたんですけどぉ
     お婆ちゃん達の反応は今ひとつで
      なかなか噛みあいませんでしたぁ

  もっとも説明するわたし達だって
   まだそう言われてもピンと来てないんでぇ
    たぶんこのまま再来年まで
     忘れ去られると思いますぅ

  でぇ もう一つ『世界文化遺産』に勧告された
   『富岡製糸場』のお話しもお婆ちゃん達なら
  もう少し盛り上がるかと思ってたんですけどぉ
   これもサラッと流れちまいましたぁ」

  あらあら ある程度は予想していたけど
   まぁ お婆ちゃん達を責められないわよ
  だってこんないい方すると叱られそうだけど
   新しい『祝日』に関しては
    私もサッパリ理解出来ていないんだもの

  それとね 『富岡製糸場』だってね
   140年以上前に 確か『明治5年』だったかしら
  当時ヨーロッパで『製糸業』が盛んだった
   『イタリア』や『フランス』の技術を取り入れ
    『官営』で計画された
      『器械製糸工場』なんでしょ

  でね この『富岡製糸場』は
   『官営』からいろいろな方の手に渡り
     確か 30年近く前に廃業したって
      どなたかに教えて頂いたことがあるけど

  そうそう 7〜8年前にこれもうろ覚えなんだけど
   国の『文化財指定』を受けたくらいまでは
    なんとか記憶があるんだけど
     それ以上のことは余りね・・・

  私だって女の子だから『シルク』は大好きで
   『蚕』さん達にはよくお世話になっているけど
     『製糸』の世界となるとね
       そこまではとても自信がないわ

 「先生 わたし達も『シルク』は大好きですぅ
   こんど『フランス』で結婚式をするとき
    『シルク』の『ウェディングドレス』を
      用意してくださるそうですぅ

  ホントはモノホンの『シルク』で
   キチンと仕立てたかったんですけどぉ
    お値段を教えていただいたら
     ビックリしちまいましたぁ」

  私もね 『パリ』でアロマのお勉強をしてたとき
   サラさんと一緒に『ブティック』に飾ってあった
    『シルク』の『ウェディングドレス』を
      うっとりと眺めていたことがあるのよ

  そうだ あなた達思い切って作ってしまったら
   さすがに1度だけだとお高いけど
    何度か着るつもりだったら
     その分どんどんお値打ちになっていくわよ

 「先生 それって意味が分からないんですけどぉ
   確かにわたしは地球の表と裏で
    2度着ることにはなりますけどぉ
     それ以上着るつもりはないですよぉ

  あぁ 先生 さっきお尋ねしようとして
   忘れちまったんですけどぉ
    ちょっと変なことなんですけど
  先生は 『器械製糸工場』ってメモを
   書かれていたじゃないですかぁ

  このとき『機械製糸工場』だと思ったんですけど
   どう違うんですかぁ
    また『病院』に帰ったら
     聞かれると思うんですぅ」

  あらあら また『どちて坊や』が
   追いかけて来てるのかしらね

  まぁいいわ このお話は『明治5年』に
   さかのぼるのよ
  当時のヨーロッパでは『ワット』が発明した
   『蒸気機関』による『産業革命』が
     進んでいたと思うけど
  それまで人力だけでやっていたことが
   ある程度『動力』を取り入れたものの
    まぁ簡単なと言うか 一定の働きだけをする
     『道具』の延長線みたいな装置を
       『器械』って言うそうなのよ

  でね この糸を紡ぐ『器械』から
   もう少し複雑な『機織り』をするような装置を
    この『機(はた)』を使って
     『機械』って言うそうなのよ

  ほかには『動力』を持つか持たないかで
   分けるような考え方もあるみたいだけど
    これだけでは明確に分類出来ないものも
     あるみたいでちょっと複雑よね

 「先生 きょうも『ドラえもん』みたいに
   よくスラスラと出てきますけどぉ
    先生が子供のころはもぅ『産業革命』は
     始まっていたんですかぁ」

  ちょっと待ってくれる
   あなた達 私のお話しをちゃんと聞いてたかしら
  今って2014年なのよ
   『富岡製糸場』のお話しは『明治5年』って
     西暦に直すと えっと 1872年かしら

  『産業革命』って言ったらあなた達も
    『社会』で習ったはずよ
  イギリスの『産業革命』って言えば18世紀後半から
   19世紀に掛けてだったわよね

  それがなんですって
   私がこの頃子供だったら今幾つになってるの
    まるで映画『ニューヨークの恋人』みたいに
     『時空』の隙間から現代に現れたってこと

 「先生 もしそうだったら
   先生は貴族のご出身かも知れないですよぉ」

  お黙り
   私は『貴族』なんかじゃなくて
    誰にも『帰属』しないのよ
     もう頭がおかしくなってきそうだわ

  神様ぁ〜  “ニューヨークの恋人”はご存じかしら
   本当に“時空”の隙間?は存在すると言ってね

  お願いねっ