神様ぁ〜! 人の善意は“心と心”の触れあいからよ “おどし”て生まれるものではないと言ってね!!



  猫さん達の可愛い日替わり画像【 キャットタワー 四台目 】            



  【 3年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
       心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
   今日から読んで頂ける方の為にも
    少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.14−120》
  【普段は結構おしゃべりでも
   お相手の前では超寡黙】

 「先生 大変ですぅ
   きのうあの忌まわしい赤いヤツらの
    お話をしたじゃないですかぁ
     そうしたらOBさん達からも
      たくさんメールをいただいて
  「出た 出た うちも出たわよぉ」って
    皆さんおっしゃるのは
     アッと言う間に突然に大量発生するんで
      いつもはどこに隠れてるんかって
       不思議がられてましたぁ

  先生 そう言えばヤツらって
   ふだんはどこにいるんですかぁ
    もし床下とかどこかに巣を作ってるんなら
     それを見つけてやっつけたいんですけどぉ」

  あのね いつもの獣医さんがおっしゃってたけど
   生態についてはまだよく分かっていないそうよ
    ただ少しだけ分かっているのは
     名前の由来にもなっているんだけど
  『タカラダニ』が幼虫の時
    特に『セミ』とか『バッタ』のような
     節足類に『寄生』してるんだそうよ

  でね 獣医さんも子供のころ『セミ』に
   小さな赤いツブツブ(お宝)が付いているのを
    見たことがあって
  当時の『ガキ大将』さんが言ってたそうだけど
   ツブツブがたくさん付いているのを捕まえると
    『お金持ち』になれるそうなのよ
      たぶんそれが由来じゃないかってね

 「先生 じゃあさっそくそのお宝付きの『セミ』を
   捕まえに行きましょう
    全身が真っ赤に染まっていたら
     メチャメチャ『お金持ち』になれますぅ」

  ちょっと待ってよ それは子供達のお話しよ
   それにわざわざ『タカラダニ』の幼虫を
    お部屋に持ち込むなんてまっぴらよ
     その『お宝』だけは遠慮しておくわ

  そんなことよりあなた達
   一昨日実家に帰って
    何かお母さんとお話ししてきたんでしょ
     あとでお話しするって言ったままよ
      何があったのかしら

 「先生 そうでしたぁ
   ほかでもないんですけどぉ
  アヤちゃん達の未来の生徒さん達がご挨拶に
   来月そうそうこちらにみえるじゃないですかぁ

  下宿先はたぶんオッケーだと思いますけどぉ
   お仕事を探さないといけないじゃないですかぁ
  もう一度確認したらお二人はわたし達と同じ
   『ナース』なんで院長を脅し?て
     もうオッケーをもらってるんですけどぉ」

  ちょっと待ったぁ
   あなた達はなんてことを言うの
    下宿をお願いするお婆ちゃんご夫婦とか
  あなた達の病院の院長にも
   私はあなた達のボランティア活動では
    すごくお世話になっているのよ

  今回だって院長に無理を承知で
   お願いに伺おうと思っていたのに
    脅してどうするのよ
     もう信じられないわ

 「先生 わたし達の病院では
   丁寧にお願いすることを
    お 願いした通り
     ど うかよろしく
      し てあげてください の頭をとって
       『おどし』って言うんですぅ」

  ウソおっしゃい
   あなた達はよくそんなにしゃあしゃあと
    口からでまかせを言えるわね
  院長の日頃のご苦労が目に浮かぶわ
   私からも院長には改めてお願いに伺うけど
    ほかの子達はどうするの

 「先生 でぇ 未来の生徒さん達は
   昼間はできるだけ『教室』でお勉強して
    夕方から少しと『教室』がお休みの時だけ
     働けるところがないか
      母に相談してきたんですぅ」

  実は私も方々に声を掛けて回っているんだけど
   ここから余り離れていると通うだけで
    時間がもったいないでしょ
  本当は私の『教室』で何かお仕事を
   して頂ければいいんだけど
    もっとも少し慣れてからだけどね

 「先生 それがいいですぅ
   生徒さん達の『教室』の準備とか
    最後の後片付けなんかでもしてもらえれば
     先生が楽になって少しでも早く
      体を休めていただけますぅ」

  そうは言ってもお給料がね
   そうだわ いいことを思い付いたわ
    あなた達を『クビ』にすればいいのよ
     そうすればその分で何とかなると思うわ

 「先生 エェェェェェッ・・・ご無体な
   身内だけでの傷つけ合いはやめましょう
    わたし達がなんとか探してきますぅ」

  まぁそれがいいわね
   実はいつもの『和食屋』さんからも
    お話しに乗りますよとは
     言ってくださってるんだけど
      私達がお世話になりっぱなしだものね
       なんだか申し訳なくて

 「先生 分かりましたぁ
   じゃあわたし達がいまよりも『和食屋』さんに
    たくさん通うようにして
     それからいっぱいお店の宣伝もして
      売り上げを上げていただきますぅ」

  それはいいけどあなた達
   そんなにしょっちゅう通って
    『おサイフ』は大丈夫なのかしら

 「先生 ご心配なくぅ
   『和食屋』さんは昔からツケがききますしぃ
     『教室』専用の台帳もできてますぅ」

  あなた達まさか いつもそれで・・・
   うっそぉ〜 ダメだわこりゃ
    熱が出てきて倒れそうよ・・・

  神様ぁ〜 人の善意は“心と心”の触れあいからよ
   “おどし”て生まれるものではないと言ってね

  お願いねっ