神様ぁ〜！　子供の頃セーヌの橋の下で拾われた？の　だから今ではお肌がこんなにキレイと言ってね！！

　　【３年前の東日本大震災で被災された皆様には
　　
　　　　　　　心よりお見舞い申し上げます】

　　私はアロマセラピスト
　　　『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
　　　今日から読んで頂ける方の為にも
　　　　少しずつお話を進めていきますね

　　私のお部屋では生徒さん達と
　　　アロマ医療のお勉強をしているんだけど
　　認定試験のない時は
　　　いつも脱線ばかり

　　雑談と言っても
　　　れっきとしたカウンセリングをしているつもりだけど
　　アロマ医療ではこのカウンセリングも
　　　とっても大事なんですよｲｲﾜｹﾀﾗﾀﾗ

　　今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
　　　本題が途中になってしまっていたから
　　　　続きをお話ししますね

　　《エピソードＮｏ．１４−１９８》
　　【普段は結構おしゃべりでも
　　　お相手の前では超寡黙】

　「先生　大変ですぅ
　　　とうとう九州南部の『梅雨』が明けたって
　　　　ニュースで言ってましたぁ
　　　　　もう少しで日本も『真夏』ですぅ」

　　今朝はあなた達にお言葉を返すようで
　　　申し訳ないけど
　　　　体感的にはもうとっくに真夏になってると
　　　　　思うわよ

　　だってここのところ
　　　ずっと『熱帯夜』が続いてる気がするし
　　　　それもとっても蒸し暑いしね
　　　　　これで『梅雨』が明けたら
　　　　　　どれくらい暑くなるのかしら

　　なぁんて　人間は勝手なことばかり言ってるけど
　　　自然界の営みには必要なんでしょうね
　　　　とくに農業とかに携わってみえる方達は
　　　　　この暑さがあってこそ
　　　　　　農作物に恩恵があるでしょうからね

　　でもね　あなた達にばかり
　　　偉そうなことは言えないけど
　　　　私達の体って暑さ寒さに弱くなったと思わない

　　子供のころの婆やのお話ではね
　　　日本の家屋ってよく言えば
　　　　とっても風通しがよかったみたいでね
　　暑いときは暑いなりの工夫
　　　寒いときは寒いなりの工夫があって
　　　　それに順応しながら生活してたみたいでしょ

　　まぁ　これは私の記憶なんだけど
　　　少し前までは『エアコン』ではなくて
　　　　夏は『クーラー』で
　　　　　冬は『ヒーター』に分かれていたと思うの

　　だから季節の変わり目には
　　　明確な区切りがあったから
　　　　体もそれに合わせて対応する準備が
　　　　　出来ていたと思うんだけど

　　今は文字通りの『エアコン』でしょ
　　　だから一年中『自動』にしておけば
　　　　お外がどんなであろうと
　　　　　お部屋の中の温度は一年中変わらないでしょ
　　　　　　これが問題だと思うのよ

　「先生　わたし達が生まれたときは
　　　もう『エアコン』になってましたからぁ
　　　　先生がおっしゃる通りなんですけど
　　　　　まだ言葉だけは残ってるじゃないですかぁ

　　暑いときは『エアコン』って言うよりも
　　　『クーラー』って言った方が
　　　　　より暑さが伝わりますしぃ
　　逆に寒いときは『ヒーター』って言った方が
　　　より寒い感じが伝わりますぅ」

　　あらまぁ　今朝は詩人のようなことを言うのね
　　　驚いちゃったわ
　　　　あなた達が言うとおりだと思うわ

　　ちょっと『エアコン』入れてくれるって言っても
　　　暑いのか寒いのか分からないし
　　　　ひょっとしたら『除湿』なのかも知れないしね

　　それとね　ちょっとお話しが変わるけど
　　　私達女性はあまり日に当たらなくなったでしょ

　　むかしは『夏のCM』と言えば
　　　小麦色に焼けた女優さんが多かったと思うけど
　　　　いまは日焼けしてる方が少ないでしょ

　　若いころに散々日焼けしてしまうと
　　　歳をとってからシミになり易いからね
　　　　しまったって思ったときには
　　　　　もう手遅れだものね

　「先生　ドッキィ〜〜ン
　　　先にそのお話が出てしまうと
　　　　さぁ泳ぎに行きましょうって
　　　　　言えなくなってしまいますぅ

　　わたし達はまだ若いしお肌のリフレッシュも
　　　早いからいいですけどぉ
　　　　先生を誘いづらくなってしまいますぅ」

　　ちょっと待ってくれる
　　　なんなのその言い方
　　　　知らない方が聞いてみえたら
　　　　　私はもうシミが出かかってるみたいな歳に
　　　　　　聞こえるじゃないの

　　私は『アロマセラピスト』なのよ
　　　まぁ切っ掛けはＯＢさん達の
　　　　『うつ症状』改善のためにもあるんだけど
　　本当はね　私の肌がとっても華奢で敏感肌なんで
　　　よほど化粧品を選ばないと
　　　　『因幡の白ウサギ』みたいになってしまうの

　　でも今はね　サラさん達と比べても
　　　あまり遜色がないくらい白さを保っているでしょ
　　　　それとね　敏感肌の上に
　　　　　あなた達と違って肌がとっても薄いのよ

　「先生　ちょっとお待ちくださいますかぁ
　　　なんかいまちっと引っ掛かったんですけどぉ
　　　　確かに先生のお肌が薄いのは分かりますよぉ

　　でも　『わたし達と違って』って枕詞がつくと
　　　わたし達の『面の皮が厚い』ってことに
　　　　聞こえませんかぁ」

　　あらイヤだわ
　　　どうしてそんな風にとるのかしらね
　　　　言葉って難しいわね
　　　　　そのつもりでお話ししたんだけど・・・

　「先生　やっぱりそうじゃないですかぁ
　　　だってわたしの母もお婆ちゃんも
　　　　わたしの肌質と同じなんで　いまさら・・・」

　　あら　それでよかったじゃないの実の子？で
　　　私なんかね　三人姉妹の中でずば抜けて
　　　　肌がキレイなんで
　　　　　姉たちから『橋の下から拾ってきた子』って
　　　　　　よくからかわれたのよ

　「先生　それってからかわれたんじゃなくて
　　　しっかり自慢話になってますよぉ・・・」

　　神様ぁ〜　子供の頃セーヌの橋の下で拾われた？の
　　　だから今ではお肌がこんなにキレイと言ってね

　　お願いねっ　　　　