神様ぁ〜! 水の力は想像している以上に大きいのよ 浮力も時として仇となることがあると言ってね!!



  猫さん達の可愛い日替わり画像【 アメリカンカール総合スレッド Part3 】            



  【 3年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
       心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
   今日から読んで頂ける方の為にも
    少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.14−217》
  【普段は結構おしゃべりでも
   お相手の前では超寡黙】

 「先生 大変ですぅ
   あののろまな12号『NAKRI(ナクリー)』が
    四国を水浸しにしていったみたいですぅ

  ニュースを見ていたら降った雨が
   ナント1200mmを超えていたって言うか
    普通に言えば1m20cmなんですよぉ
     これって先生
      こども用のプールの深さですよねぇ」

  そうよね
   今まで300mmとか400mmの雨が降っても
    何かしらの水害が起きて
     大騒ぎになっていたけど
      1mをはるかに超える雨の量なんて
       私達ではとても想像できないわね

  確かにあなた達が言うように
   こども用のプールの深さはあると思うわよ
    だから理屈的にはそのプールの中に
     街ごと入ってしまったことになるんでしょ

  たとえ静水だとしても『床上浸水』だろうし
   その水に流れが加わったら
    もの凄い力になるんですってよ

  昨夜もニュース映像を見ながら
   旦那様がつぶやいてたんだけど
    水って1m角で1tの重さになるでしょ
     それが秒速なんmかでぶつかってきたら
      金属ドアでも押し破られるそうよ

  だからガラス窓なんかアッと言う間に割られるから
   もしそんな水が押し寄せてきたら
    間違っても闘おう?なんて思わないことね
     旦那様もとにかく上の階に
      逃げるしかないって話してたわ

 「先生 そう言えば中州でキャンプしていた家族が
   中州から避難するときに
    増水した川の水で
     ひっくり返されちまったじゃないですかぁ
      お母さんとこどもさん2人が
       亡くなっちまったみたいですけどぉ」

  そうね 悲しい事故もあったわね
   これも旦那様のお話では
    四駆の車とは言ってもせいぜい1t半か
     ちょっとなんですってよ

  もし川の水が先ほどと同じように増水して
   1mの深さになってたとしたら
    車の長さが約4mとして単純計算で
     横から最低4tもの力で押されることに
      なるんですってよ

  もちろんこれに川の流れの速さが加われば
   かけ算で何倍もの力になるでしょうし
    旦那様が水の力を
     甘く見てはいけないと言うのは
      『浮力』を忘れてるからなんですってよ

  いくら四駆で足回りがしっかりしてるとは言え
   水に浮いてしまっては
    ただの金属箱になってしまうから
     アッと言う間に転がされてしまうそうよ

 「先生 さっきお話しした中州のキャンプ場で
   運悪く流されてしまった車も
    ニュースの映像からしか分かりませんけどぉ
     ひっくり返ってクチャクチャになってた
      気がしますぅ」

  そうそう そう言えば旦那様が
   こんなお話しもしていたのよ

  都会でも例えば線路の下をくぐるような道路で
   よく水が溜まりやすいところってあるでしょ
    これもニュースの映像を見てると
     車が水没する深さまで入ってしまって
      逃げ出せないのがあるでしょ

  普通に考えればジャバァ〜ンと入って
   ヤバイと思ったらブレーキを掛ければ
    それほど深みにははまらないと思うじゃない

  でもね 実際にはジャバァ〜ンと入ったとたんに
   車が浮いてしまうとね
    ブレーキなんて
     まったく効かなくなってしまうそうなのよ

 「先生 じゃあ溜まった水に突っ込んだら
   しばらくプカプカして
    あとはブクブクなんですかぁ
     じゃあちっとでも
      突っ込んじゃダメってことですよねぇ」

  そうよ 確かあなた達の『病院』に通うときも
   そんなところが1ヶ所あったと思うけど
    あなた達も血の気が多いから
     気を付けるようにって
      旦那様が心配していたわよ

 「先生 ハイッ 分かりましたぁ
   よく気を付けますぅ
    もし大雨でそこが冠水しているようなら
     直前で急ブレーキを掛けて止まりますぅ」

  もぉ お返事はいいと思ったのに
   そのあとがダメじゃないの
    あなた達だけが突然急ブレーキを掛けたら
     それこそあとの方が
      危ない思いをされるじゃないの
       何ごともほどほどにね

 「先生 さっき言い忘れたんですけどぉ
   このあとすぐ11号『HALONG(ハーロン)』が
    やって来そうなんですよぉ

  まだ『高気圧』も頑張ってるみたいだし
   また日本に『熱風送風機?』状態に
    なってしまいそうですよぉ」

  あなた達のお話が珍しく当たってるだけに
   今回12号で被害に遭われた方達も
    複雑な心境でしょうね

 「先生 また『珍しく』ですかぁ
   わたし達もちっと
    複雑な心境なんですけどぉ・・・」

  神様ぁ〜 水の力は想像している以上に大きいのよ
   浮力も時として仇となることがあると言ってね

  お願いねっ