神様ぁ〜！　勲章を欲しがるのはケンケンだけなの　明治のご褒美はそろそろ見直し時かもと言ってね！！

　　【３年前の東日本大震災で被災された皆様には
　　
　　　　　　　心よりお見舞い申し上げます】

　　私はアロマセラピスト
　　　『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
　　　今日から読んで頂ける方の為にも
　　　　少しずつお話を進めていきますね

　　私のお部屋では生徒さん達と
　　　アロマ医療のお勉強をしているんだけど
　　認定試験のない時は
　　　いつも脱線ばかり

　　雑談と言っても
　　　れっきとしたカウンセリングをしているつもりだけど
　　アロマ医療ではこのカウンセリングも
　　　とっても大事なんですよｲｲﾜｹﾀﾗﾀﾗ

　　今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
　　　本題が途中になってしまっていたから
　　　　続きをお話ししますね

　　《エピソードＮｏ．１４−３０７》
　　【普段は結構おしゃべりでも
　　　お相手の前では超寡黙】

　「先生　大変ですぅ
　　　きょうは11月3日ですからぁ
　　　　『勲章』『勲章』『勲章』の祝日ですよぉ

　　でも先生　いつも不思議に思うんですけどぉ
　　　まいとし　なんであんなにたくさんの方達が
　　　　『勲章』をもらえるんですかぁ
　　　　　　ひょっとしたら先生も
　　　　　　　『勲章』をもらえるんですかぁ」

　　アハハハハハッ
　　　なんで私が『勲章』なんかもらえるのよ
　　　　あなた達は『チキチキバンバン』の
　　　　　『ケンケン』みたいに
　　　　　　　そんなに『勲章』が欲しいのかしら

　　確かにおヘソの曲がった私でもね
　　　あの方なら『褒章』を受けられてよかったって
　　　　思える方もみえるわよ

　　でもね　私の周りで
　　　『勲章』を頂いた方達を見てると
　　　　　なんだかなって思う方もみえるのよ
　　　　　　あなた達もそう思うときないかしら

　「先生　でもわたし達の身内では
　　　『勲章』をもらったなんて方達は
　　　　　いないと思うんですよぉ
　　　　　　いわゆる『勲章』って
　　　　　　　どうしたらもらえるんですかぁ」

　　あらあら　そのお話はあまりしたくないのよ
　　　そう言えばあなた達の家系には
　　　　『公務員』の方はみえなかったかしら
　　　　　　まぁ『公務員』と一口に言っても
　　　　　　　『消防』とか『警察』とかのね

　　あくまでも一般論として聞いて欲しいんだけど
　　　『公務員』の中でちょっと危ない系のお仕事だと
　　　　　例えば定年まで無難に勤められて
　　　　　　そうね　80歳くらいまでご存命だと
　　　　　　　その組織から推薦されて
　　　　　　　　『褒章』を受ける可能性があるそうよ

　「先生　なんでそんなことご存じなんですかぁ
　　　どなたか身内で『勲章』いただいた方が
　　　　みえるんですかぁ」

　　だからあまりこのお話はしたくなかったのよ
　　　実はね　私の祖父が頂いてるのよ
　　　　私の家系は『公務員』系が多いのは
　　　　　あなた達も知ってるでしょ

　　でね　ちょっとお話が脱線するけど
　　　あなた達の家系でも
　　　　どこかには『褒章』を受けられた方が
　　　　　みえると思うのよ

　　でもね　実際に『褒章』とか『叙勲』とか言うと
　　　あとが大変みたいなのよ
　　　　皇居に行く費用だってバカにならないし
　　　　　皆さんにお披露目のパーティを開いたり
　　　　　　なにかと物入りみたいなのよ

　　私の父も祖父と同業なんだけど
　　　祖父の姿を見て自分は絶対にいらないって
　　　　それも歳を取ってからだから
　　　　　ゴルフの『ホールインワン』より
　　　　　　厄介だってぼやいてたわ

　「先生　もしもですよぉ　『公務員』以外だったら
　　　サザンの桑田さんみたいに
　　　　下ネタだろうがなんだろうが
　　　　　芸能人で目立たないとダメなんですかぁ」

　　いえいえ　別に目立つ目立たないじゃなくて
　　　その方の所属組織から『推薦』されないと
　　　　あまり可能性はないかも知れないわね

　　でもね　あなた達が言うとおり
　　　春の時もそうだったけど
　　　　いくらご時世とは言えあまり『下ネタ』とか
　　　　　皆さんが首をかしげるような方達が
　　　　　　『褒章』を受けるようになると
　　　　　　　　『勲章』の価値が下がってしまうわね

　　そうそう　もしあなた達も『勲章』が欲しければ
　　　いい方法があるのよ
　　　　別に『裏ワザ』とかじゃなくて
　　　　　『紺綬褒章』が受けられる方法がね

　「先生　それいただきですぅ
　　　わたし達は『公務員』でも『芸能人』でも
　　　　超有名でもないですけどぉ
　　　　　それでも大丈夫ですかぁ」

　　もちろん大丈夫よ
　　　『勲章』は法律ではなくて確か
　　　　『政令』で定められていたと思うんだけど
　　　　　　その中の解釈でね・・・

　　そうね難しいお話しではなくて
　　　あなた達『ナース』に一番分かりやすい方法は
　　　　『赤十字』に500万円以上寄付すればいいのよ
　　　　　　それなら分かりやすいでしょ

　「先生　でもなんで500万円以上なんですかぁ
　　　先生は寄付されたことあるんですかぁ」

　　まさか　そんなお金があったら
　　　私の『教室』の運営費に廻すわよ
　　　　だって私のアロマ教室は
　　　　　ずうっと授業料を上げていないし
　　　　　　赤字続きで旦那様のスネかじりなのよ

　　500万円以上と言うのはね
　　　『勲章の授与基準』の中に
　　　　　ちゃんと数字が明記されてるそうよ
　　　　　　まぁ　世の中すべてお金と言われても
　　　　　　　仕方がないわね

　　ちょっと余談だけど　『叙勲』にはね
　　　『春・秋』と最初にお話しした
　　　　『危険業務従事者』と『高齢者』と『死亡』と
　　　　　　あとなんだっけ
　　　　　　　そうそう『外国人』だったかな

　　でね『春・秋』それぞれ約4000人で
　　　『危険業務従事者』は毎回約3500人なんだそうよ
　　　　　それ以外はちょっと分からないけど
　　　　　　これでもまだ『勲章』欲しいかしら

　「先生　ゲッ　『勲章』熱が冷めちまいましたぁ
　　　やっぱり過去の遺物だったみたいですぅ・・・」

　　神様ぁ〜　勲章を欲しがるのはケンケンだけなの
　　　明治のご褒美はそろそろ見直し時かもと言ってね

　　お願いねっ　　　　