神様ぁ〜! 尊厳死はオレゴンでも賛否両論なのよ 神様がいいよって言うまでは頑張ろうと言ってね!!



  猫さん達の可愛い日替わり画像【 短足も マンチカン3匹目 長足も 】            



  【 3年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
       心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
   今日から読んで頂ける方の為にも
    少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.14−308》
  【普段は結構おしゃべりでも
   お相手の前では超寡黙】

 「先生 大変ですぅ
   きのうは『どちて坊や』達から質問された
    文化の日の『勲章』のお話しは
     サラッとこなしたんですけどぉ
      そのあとがいけなかったんですよぉ

  だってちょうどテレビで海外ニュースをやってて
   例の『尊厳死』の女性を取り上げてたんですぅ
    わたし達もヤバイなって思ってたら
     案の定『どちて坊や』達から

  『ねぇ 尊厳死安楽死とどうちがうの』って
    聞かれちまったんですよぉ
     それだけじゃなくって
      『この病院はどっちなの』って聞かれて
        みんな凍り付いちまったんですぅ

  その場は『日本にはどっちもないし
   この病院にはもちろんないのよ』と言ったものの
    『どちて坊や』達はなっとくしなくってぇ
      困っちまってるんですぅ」

  あらあら またその問題が
   蒸し返してしまったみたいね
    無理もないわね
     あれだけテレビで報道されれば
      『どちて坊や』達の耳にも
        イヤでも入ってしまうわね

  まぁ この際だからね
   『どちて坊や』達ときちんとお話しをした方が
     いいかも知れないわよ

  確かに『どちて坊や』達は難病を背負ってるけど
   いつまでも腫れ物に触るようにしてても
    どんどん知恵が付いてくるとね
     いずれそうはいかなくなってくるわよ

 「先生 わたし達は『ナース』ですしぃ
   それも『救急外来』に所属してますんでぇ
    わたし達の口からはとても言いにくいんですぅ
     『延命措置』こそわたし達の使命ですからぁ
       そこんとこが引っ掛かっちまってぇ」

  そうでしょうね
   ちょっとその前にお断りしておきたいんだけど
    今回アメリカの女性の『尊厳死』報道は
     マスコミの『不手際』だと思うのよ

  だってね あなた達『ナース』に
   『安楽死』と『尊厳死』の違いを説明するのは
     釈迦に説法になるけど
      『どちて坊や』達のために
        あえてお話しするけど

  先に『安楽死』と言うのは簡単に説明すると
   患者さんの極度の苦痛を和らげるために
    人為的に取る方法のことでしょ

  でこの『安楽死』の中には『積極的』なものと
   『消極的』なものがあって

  『積極的』な場合はご本人の自発的な意思か
    ご本人で出来ないときはご家族の同意で
     致死量の薬物投与で死を迎えることでしょ

  『消極的』な場合もご本人の自発的な意思か
    ご本人で出来ないときはご家族の同意で
     『延命治療』や『生命維持装置』の使用を
       やめることによって
        自然な死を迎えることでしょ

  でね 『消極的』な場合はどなたが判断しても
   少なくとも自然な死を迎えるわけだから
    そこに『尊厳』があると解釈されて
     『尊厳死』とも呼ばれるんだそうよ

  私がここで何の屁理屈を言いたいかというと
   『Brittany Maynard
    (ブリタニー・メイナード)』さんが
      今回公言して取られた方法は
       『積極的 安楽死』だったと思うのよ

  実はね サラさんからもメールがあって
   フランスの『AFP通信』ではね
    『尊厳死予告の米女性が自殺』って
      ショッキングなタイトルで
       報道されたみたいよ

  あなた達がさっきお話ししてたみたいに
   日本では『尊厳死』の文字が
    ニュースの中でやたら目立ってたけど
     安楽死が認められていない国では
      やはり『自殺』と捉えられるのよね

 「先生 そう言えばフランスでも『安楽死』は
   認められてなかったんですよねぇ
    認められてるのは えっとぉ・・・」

  『スイス』が一番早く 確か1942年くらいでしょ
    で ずいぶん経ってからアメリカで
     1994年に『オレゴン州』だったっけ

  それから2000年に入って『オランダ』とか
   『ベルギー』と『ルクセンブルグ』も続いたわ
     あとはまたアメリカの『ワシントン州
      『モンタナ州』『バーモント州』で
        今年に『ニューメキシコ州』もね

 「先生 なんでそんなに『安楽死』のことが
   詳しいんですかぁ」

  別に元々詳しい訳じゃないけど ほら
   最近はあなた達にも手伝ってもらってるけど
    私は以前から『ホスピス』で
     『アロマ医療』のボランティアを
       させて頂いてるでしょ
        だからどうしてもこの問題には
         詳しくなってしまうのよ

  あなた達に改めてお話ししておくけど
   私は『積極的 安楽死』は今は希望しないけど
    『延命治療』も絶対にお断りよ
      旦那様にも もうお話ししてあるのよ

 「先生 わたし達も毎日その現場に立ち会ってて
   こんなこと言っちゃいけないですけどぉ
    ホントは『延命治療』を望んでないんですよぉ
     『植物』なんかまっぴらですからぁ・・・」

  じゃあ あなた達の素直な気持ちを
   『どちて坊や』達にお話ししてあげたらいいわよ
     でもね 私達も『どちて坊や』達も
      神様がもぉいいよっておっしゃるまでは
       一生懸命 生きましょうね

  神様ぁ〜 尊厳死オレゴンでも賛否両論なのよ
   神様がいいよって言うまでは頑張ろうと言ってね

  お願いねっ