神様ぁ〜! この“小悪魔達”の旺盛な食欲にはいつも感心させられます 私にもあのパワーを少し分けてくださいね!!

   お知らせ【インフォ・アヴェニュー情報街】を開設しました!


   【 昨年3月の地震で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】


  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.10−11》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 お疲れ様ですぅ
    ようやく午前中の授業が終わりましたぁ
   今年わたし達は絶対に『認定試験』
    受かりたいですからぁ
     必死に集中しているんですけどぉ
   先生 さっきから台所の方で
    すごくいい香りがしますぅ」

   あなた達の鼻はさすがね
   “アロマ・アヴェニュー”の教室では
     無用な香りに
      注意しなければいけないから
   台所を閉め切って
    準備してもらっていたんだけど
     そろそろお汁粉も
      出来上がってきたみたいね

  「先生 そう言えば今日は
   『鏡開』きの日でしたぁ
    だから美味しそうな
     お汁粉の甘い香りがするんですねぇ
   先生 わたし達のお餅を焼きますからぁ
    早速準備しましょう
   でも先生 
    何で『鏡開き』なんですかぁ」

   そうね
   『鏡餅』のいわれに関しては
    この間民俗学者吉野裕子』さんの説を
     お話ししたから覚えているでしょ
   それと武家社会になってからは
    どんどん武士にとって都合の良い様に
     解釈を変えられてしまった事も
      覚えているわね

   『吉野裕子』さんの説では
    『鏡餅』そのものが神様だったんだけど
   武家社会以降では『年神様』への
    お供えになってしまったみたいね
   だから『松の内』が明けた後で
    お雑煮やお汁粉にして食べて
     その年の無事を祈ったみたいね
   そうそう『鏡餅』は
    切ったり割ったりするのを忌み嫌って
    『開く』と言う表現になったみたいね

  「先生 ついでなんですけどぉ
    なんで『松の内』なんですかぁ
   でぇ いつからいつまでが
    『松の内』なんですかぁ」 

   実はこれもね
    本当に諸説あるみたいでね
   お正月に玄関に『門松』とか『松飾り』を
    飾って年神様に来てもらったそうよ
   何で神様は松が好きなのかは
    これも諸説有るみたいだけど・・・
   何れにしても神様がいてくださる間
    松を飾って『松の内』と言うみたいね

   時期に関しても時代や土地によって
    これまた諸説有って
   変わらないのは『松の内』から
    歴にもよるけど4〜5日あとで
     『鏡開き』をするみたいね

  「先生 よく分かりましたぁ
    ちょうどお餅も焼けてきましたからぁ
     早速お汁粉を食べましょう」 

   ちょっとあなた達
    お餅を焼く事に夢中で
     私のお話なんか聞いてなかったでしょう
   それとそんなにたくさんお餅を焼いて
    どうするのよ
     それじゃあお椀に入らないわよ

  「先生 ご心配無用ですぅ
    わたし達はみんな
     お汁粉用の『どんぶり』を
      持って来ていますぅ
   これならお餅をいくつ焼いても
    安心して食べられますぅ」

   あなた達の計画的な食い意地には
    本当に感心させられるわ
   そのエネルギーの何分の1かでも
    勉強に回してくれると嬉しいんだけど

   神様ぁ〜 この“小悪魔達”の旺盛な食欲には
    いつも感心させられます
     私にもあのパワーを少し分けてくださいね

   お願いねっ