神様ぁ〜！　今回もこの“娘達”が無事過ごせる様に　私達をしっかり見守っていてくださいね！！

　　　【昨年３月の地震で被災された皆様には
　　
　　　　　　　　　心よりお見舞い申し上げます】

　　私はアロマセラピスト
　　　『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
　　今日から読んで頂ける方の為にも
　　　少しずつお話を進めていきますね

　　私のお部屋では生徒さん達と
　　　アロマ医療のお勉強をしているんだけど
　　認定試験のない時は
　　　いつも脱線ばかり

　　雑談と言っても
　　　れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
　　アロマ医療ではこのカウンセリングも
　　　とっても大事なんですよｲｲﾜｹﾀﾗﾀﾗ

　　今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
　　　本題が途中になってしまっていたから
　　　　続きをお話ししますね

　　《エピソードＮｏ．１０−１４》
　　【普段は結構おしゃべりでも
　　　　お相手の前では超寡黙】

　　「先生　仕事場のナース仲間で
　　　　家では使わなくなって
　　　　　お年寄りでも着られそうなものを
　　　　　　みなでかき集めてきましたぁ
　　　着るものだけじゃなくて
　　　　使わなくなった
　　　　　暖房器具もあったんですけどぉ
　　　私達はいいと思っても
　　　　お婆ちゃん達の電気代とか灯油の
　　　　　維持費が掛かってしまうんでぇ
　　　とにかく今回はお湯を沸かす
　　　　電気ポットくらいにして
　　　　　暖かい格好をしてもらう事に決めましたぁ」

　　　そうなのよね
　　　　こちらの生活では結構使わなくなった
　　　　　暖房器具があるとは思うんだけど
　　　使わなくなった理由が
　　　　今の様にエコ仕様ではなくて
　　　　　結構電気代が掛かるものが多いのよね
　　　とにかく今回はお年寄りに着て頂けるものを
　　　　積み込めるだけ持って行きましょう

　　　彼たちのグループは
　　　　水回り業者の方達に声を掛けて
　　　　　水道管の保護をするって言っていたわ
　　　とにかく朝水道が出て
　　　　ポットでお湯が沸かせる様には
　　　　　なって欲しいわね

　　「先生　この間行った時は
　　　　お婆ちゃん達の手足が
　　　　　寒さと不自由な暮らしで
　　　　　　荒れているのを見ましたぁ
　　　それできのう肌荒れによく効く
　　　『アロマ・オイル』と『アロマ・ジェル』を
　　　　たくさん作っておいたんでぇ
　　　今日はお婆ちゃん達の
　　　　手足のケアをしてきますぅ」

　　　それであなた達は昨日遅くまで
　　　　教室に残っていたのね
　　　もし余っていたら
　　　　若い女の子達にも必要だと思うわよ
　　　あの状況では若い肌でも
　　　　かなり危険な状況になっていると思うわ

　　「先生　若い子達の分は
　　　　きのうアヤちゃん達の下宿先に
　　　　　わたし達の仲間が行って
　　　アヤちゃん達にも手伝ってもらいながら
　　　　準備していますぅ」

　　　そうだったの
　　　　それならば安心したわ
　　　実はね
　　　　この間ガヴィさんが教室に遊びに来た時
　　　　　たまたま私達がやっている
　　　　　　ボランティアのお話をしたの
　　　そうしたらね　ガヴィさんも
　　　『Un volontaire de la compagnie』（企業ボランティア）
　　　　ではなくて
　　　『Un volontaire personnel』（個人ボランティア）
　　　　として私達と一緒に
　　　　　連れて行って欲しいって言っていたわ
　　　但しガヴィさんは忙しい人だから
　　　　実現するかどうか分からないけど
　　　　　気持ちだけでも嬉しいわね
　　　もしあんなフランス人形みたいな人が
　　　　突然現れたら
　　　　　お婆ちゃん達びっくりするでしょうね
　　　　　　でもお爺ちゃん達は元気が出るかもね

　　　神様ぁ〜　今回もこの“娘達”が無事過ごせる様に
　　　　私達をしっかり見守っていてくださいね

　　　お願いねっ