神様ぁ〜！ この天真爛漫な“娘達”が豹変しない様に 『やまとたけるのみこと』になってくださいね！！
お知らせ【インフォ・アヴェニュー情報街】を開設しました！
【 昨年３月の地震で被災された皆様には
心よりお見舞い申し上げます 】
私はアロマセラピスト
『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
今日から読んで頂ける方の為にも
少しずつお話を進めていきますね
私のお部屋では生徒さん達と
アロマ医療のお勉強をしているんだけど
認定試験のない時は
いつも脱線ばかり
雑談と言っても
れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
アロマ医療ではこのカウンセリングも
とっても大事なんですよｲｲﾜｹﾀﾗﾀﾗ
今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
本題が途中になってしまっていたから
続きをお話ししますね
《エピソードＮｏ．１０−１８》
【普段は結構おしゃべりでも
お相手の前では超寡黙】
「先生 きのうガヴィさんから
メールを頂きましたぁ
パリはとっても寒くて
天気もスッキリしないみたいですぅ」
そうねサラさんからも
何度かメールが届いていたけど
大体いつもこの時期は
グズグズした天気が続いて
イヤだって言ってたわ
ああ そうそう
今朝のメールではガヴィさんから
日本に行こうって
誘われたって書いてあったわ
サラさんも何か切っ掛けが出来たら
行きたいと思っていたみたいだから
直ぐＯＫを出したみたいよ
「先生 嬉しいですぅ
この間お婆ちゃん達にも
すっごく可愛いい
『フランス人形』が遊びに来るから
楽しみにしていてねって言ったら
喜んでいましたぁ
それからガヴィさんのメールに
日本に戻る時に何か
買ってきて欲しいものがあったら
何でも言ってねって書いてあったから
わたし達みんなで相談したんですけどぉ
なかなか絞りきれなかったんでぇ
全部頼んでしまいましたぁ」
ちょっとあなた達
それじゃあ“アロマ・アヴェニュー”の
ナース達は『うわばみ』みたいだって
思われるじゃない
そうじゃなくたって最近街を歩く時
人目が怖くなってきたもの
この間たまたま街を歩いている時に
卒業生の子と会ったんだけど
私に気付いて開口一番
「先生 大変ですねぇ」って言うから
何の事を言っているのかと思ったら
「先生 わたし達の頃に比べて
今の教室はとっても楽しそうで
羨ましいです
この子の手が離れたら
私もう一度教室に戻らせてください」
って言うから
私どう言って答えればいいか
分からなかったわ
「先生 ところで『うわばみ』って
聞いたことはあるんですけどぉ
どんな人のことを言うんですかぁ
それとフランス語では
なんて言うんですかぁ」
今日はその手で脱線させようとするのね
でもいいわ
どんな事でも知りたいって言う気持ちは
いいことよ
フランスの友達はジョークで
『Un anaconda』（アナコンダ）って
言っているのを聞いた事があるけど
これはどうかしらね
『うわばみ』も諸説有ると思うんだけど
私が婆やから聞いた昔話では
『うわばみ』って言うのは
大きなヘビさんのことよ
そのまた大昔は大きなヘビさんを
『をろち』って呼んでいたけど
１５世紀くらいからは『うわばみ』って
言われる方が多くなったみたい
『うわ』って言うのは『上回る』って事で
『ばみ』って言うのは『食む』の転用ね
まぁ簡単に言えば何でもかんでも
大きな口で大量に飲み込んでしまうって事で
昔は大酒飲みの人を例えて言ったみたいよ
怖い昔話の中では
人だって丸呑みしちゃったみたいよ
「先生 それじゃあまるで
わたし達みたいな人ですぅ
わたし達お酒は大好きですしぃ
何でも人よりよく食べるし
『人を食ってる』とも言われますぅ」
そう言われれば全部当たっているわね
でもお願いだから彼の前だけでは
天真爛漫な『天使』でいてね
神様ぁ〜 この天真爛漫な“娘達”が豹変しない様に
『やまとたけるのみこと』になってくださいね
お願いねっ
