神様ぁ〜！　ポッカァ〜ンとしていたこの“娘達”が　もっと成長出来る様に見守ってくださいね！！

　　　【昨年３月の地震で被災された皆様には
　　
　　　　　　　　　心よりお見舞い申し上げます】

　　私はアロマセラピスト
　　　『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
　　今日から読んで頂ける方の為にも
　　　少しずつお話を進めていきますね

　　私のお部屋では生徒さん達と
　　　アロマ医療のお勉強をしているんだけど
　　認定試験のない時は
　　　いつも脱線ばかり

　　雑談と言っても
　　　れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
　　アロマ医療ではこのカウンセリングも
　　　とっても大事なんですよｲｲﾜｹﾀﾗﾀﾗ

　　今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
　　　本題が途中になってしまっていたから
　　　　続きをお話ししますね

　　《エピソードＮｏ．１０−２５》
　　【普段は結構おしゃべりでも
　　　　お相手の前では超寡黙】

　　「先生　今朝もまた道路がカチンカチンで
　　　　歩くのが大変でしたぁ
　　　夜勤明けのナースが病院を出た途端に
　　　　スッテンコロリンで
　　　　　お尻に青アザ作ってましたぁ
　　　わたし達もブーツがツルツルして
　　　　何かにつかまり歩きをしないと
　　　　　まともに歩けませんでしたぁ」

　　　そうよね
　　　　ちょっと朝が早いと
　　　　　何でもない所が凍っているものね
　　　教室の近くのちょっとした坂道でも
　　　　車が立ち往生してしまって
　　　いつもは何でもない道が
　　　　大渋滞していたみたいよ

　　　そうそう　サラさんからメールが来ていて
　　　　パリはやっぱりお天気がスッキリしないって
　　　　　ぼやいていたわ
　　　ガヴィさんはとっくに
　　　　日本に戻ってきているけど
　　　サラさんもこちらに来たくって
　　　　ウズウズしているそうよ
　　　それとあなた達の勉強は
　　　　捗ってますかって心配していたわよ

　　「先生　心配は要りませんよぉ
　　　　わたし達も認定試験を受ける時は
　　　　　全員がパスするように
　　　　　　マッサージの練習をしていますぅ
　　　先生が心配していたタオルさばきも
　　　　みなで交代して練習していますぅ

　　　先生　ちょっと言うのが
　　　　遅くなってしまったんですけどぉ
　　　この間ガヴィさんから
　　　　パリのお土産を
　　　　　いっぱい送っていただきましたぁ
　　　もちろんガヴィさんには
　　　　お礼のメールをしてありますぅ」

　　　実はね　私もあなた達に黙っていたけど
　　　“アロマ・アヴェニュー”の教室にも
　　　　　パリのお土産が届いているのよ
　　　あなた達に見つかったら
　　　　直ぐに食い尽くされると思ったから
　　　あなた達のがなくなった頃に
　　　　言えばいいかなって思っていたのよ

　　「先生　大正解ですぅ
　　　　お気遣いありがとうございますぅ
　　　ガヴィさんから頂いたのは
　　　　皆で分けて大事に少しずつ頂いています
　　　気のせいかも知れないけど
　　　　日本で売っているものと違って
　　　やっぱりパリで食べていた時の味がしますぅ
　　　　早く認定試験に合格して
　　　　　もう一度パリに行きたいですぅ」

　　　サラさんともお約束しているから
　　　　みんなで頑張らなくっちゃね
　　　それからあなた達に
　　　　お礼を言わなきゃいけないわ
　　　アヤちゃんとユキちゃんが
　　　『アロマ・アドバイザー』の
　　　　　認定試験を受けることになったのよ
　　　それから何とか間に合えば
　　　　あなた達と同じ
　　　『アロマ・インストラクター』にも
　　　　挑戦するって言ってくれたわ

　　「先生　それは良かったですぅ
　　　　わたし達が何年もかかって出来たことを
　　　アヤちゃん達は何ヶ月かで
　　　　やり遂げてしまうなんて
　　　　　わたし達もウカウカしてられませぇ〜ん
　　　わたし達はアヤちゃん達に
　　　　「人間甘えられる時は
　　　　　素直に甘えればいいのよ」って
　　　　　　言っただけなんですけどぉ」

　　　それが良かったのよ
　　　　あなた達が言ってくれたからこそ
　　　　　言葉に重みが感じられたんじゃないかな
　　　あなた達自身も
　　　　成長したって事になるのよ

　　　神様ぁ〜　ポッカァ〜ンとしていたこの“娘達”が
　　　　もっと成長出来る様に見守ってくださいね

　　　お願いねっ
　　　　　