神様ぁ〜! 私もこの“娘達”も日本人が大好きです 神様はどう思っているのか一度聞かせてくださいね!!


   お知らせ【インフォ・アヴェニュー情報街】を開設しました!   




   【 昨年3月の地震で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】


  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.10−34》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 今日は節分でぇ〜す
    恵方巻きの話は分かりましたけどぉ
   そう言えば何で豆をまくと
    厄払いになるんですかぁ」

   あなた達今日は『豆まき』で
    脱線を誘発するつもりね
   “アロマ・アヴェニュー”は
     アロマ医療を教えるところで
     『なんでも塾』じゃないのよ
   でもいいわ
    知らないって言うのもしゃくだから
     婆やから聞いた話で覚えていることだけを
      話してあげるわ 

   平安時代陰陽師達が
    立春の前日の春の節分の日に
     悪い鬼や疫癘(えきれい)を追い払う為に
   『追儺(ついな)』と言う行事を
     宮中でしていたんだって
   特に『鬼門』の方角に対しては
    念入りにしていたみたいよ

  「先生 『鬼門』ってよく聞くんですけどぉ
    意味が分かりませぇ〜ん」

   『鬼門』って言うのは丑虎(うしとら)の方角
    つまり東北の方角にあるんだって
     読んで字の如く
      鬼さん達が出入りする門のことよ
   そう言えば鬼さんの格好を
    思い浮かべてごらんなさい
   丑虎の方角から 頭には牛の様な角があって
    虎の革のパンツをはいているでしょ
     そう言えばみんなつながるでしょ

  「先生 でも鬼さんは強そうで
    金棒まで持っていますよぉ
   なんで豆なんかをまいたくらいで
    退治できちゃうんですかぁ」

   ううん これからがちょっと難しいかなぁ
    私も子供の頃聞いた時は
     さっぱり分からなかったんだけど
   陰陽師の時代には
   『陰陽五行の法則』ってのがあったみたいで
   自然界を『木・火・土・金・水』で
    区分けして説明していたみたいなの
   この中の『金』って言うのが
    堅いモノとか厄病って言う意味があったみたいで
   この『金』をやっつけられるのは
    『火』なんだって
     どんなに堅い金属でも火に溶けちゃうからね

   ここからが大変なのよ
   『豆まき』に使う大豆は
     やはり生では堅いものよね
   だからこの堅い大豆を鬼に見立てて
    大豆を煎ることによって
     まず鬼の概念を『火』でやっつける
   そして鬼に向かってまいたお豆を
    最後に人間が食べてしまう
   つまり鬼や厄病を追い払ったところで
    人間が一番強いことを見せつけて
     福を呼び込むって訳なのよ
   私も陰陽師まではなるほどと思うんだけど
    ここまで来るとちょっと『落ち』がね
     とも思うけど分かったかな

  「先生 なんとなく分かった気がしますぅ
    お正月の鏡餅の『ヘビさん』の時も
     そうだったんですけどぉ
   日本の言い伝えって言うのは
    根拠を聞いてみると
     みんな可愛くて面白いですぅ」

   それにしても婆やは
    すごく博識だったと思うわ
     他にも色んな話を聞かせてくれたわ
   今の世の中では根拠の真偽はともかく
    日本人の誰もが少なからず
     心の中に持っていることだから
      大事にしていかなければ
       いけないのかしらね

   神様ぁ〜 私もこの“娘達”も日本人が大好きです
    神様はどう思っているのか一度聞かせてくださいね

   お願いねっ