神様ぁ〜! この“娘達”はとってもいい子ばかりです でも訳があって一日でも早く彼の元へ届けて下さい!!


   お知らせ新【インフォ・アヴェニュー情報街】を開設しました!   




   【 昨年3月の地震で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】


  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.10−41》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 昨晩はご馳走さまでしたぁ
    久し振りに『ふぐ』さんと
     ご対面できましたぁ
   やっぱり寒い日はお鍋が最高ですしぃ
    唐揚げも捨てがたいし
   何と言っても締めの
    雑炊はお腹に応えましたぁ
   それと彼には内緒ですけどぉ
    『白子酒』もキュウ〜ッと身にしみて
     たまりませんでしたぁ」

   どういたしまして
    またあなた達にやられてしまったわ
   だって授業をしている最中でも
    今日は2月9日だから
     『ふ』と『く』の日だから『ふぐの日
      『ふぐ料理』を食べないとねって
        ブツブツつぶやいてたじゃない
   それにあんなにたくさん食べていたの
    私達のテーブルだけだったわ
   しまいには『ひれ酒』や
    『白子酒』まで飲み出して
   若い女の子のテーブルとは
    とても思えない状況だったわよ

  「先生 私達のお給料では
    こんな贅沢は絶対にできませぇ〜ん
     授業料も払わなければいけませんしぃ・・・
   たまにですからぁ
    『ふぐ』さんの味を思い出すのに
      時間が掛かりましたぁ」

   ウソおっしゃい
    昨年末からでもあなた達は
     何回も『ふぐ』さんに
      お目に掛かっているはずよ
   それに昨日は『ふぐ』さんの頭からシッポまで
    食べ尽くしていたじゃない
     それに『白子』まで食べてたし
   まるで『ウワバミ』のように『ひれ酒』を
    飲んでいるあなた達を見ていたら
     なんだか冷や汗が出てきたわ
   こんな姿を彼が見たら
    どう思うんでしょうね
     今度言いつけてやるからね

  「先生 彼の前では絶対に飲みませんよぉ
    昨日は先生の前だから
     安心して飲んだんですぅ
   彼の前ではあんなに食べられませんしぃ
    お酒だって香りがするだけで
     真っ赤になってしまいますぅ
   
   それにまだ結婚式の前ですからぁ
    もし彼の前で酔ってしまったら
     大変な事になるかも知れませぇ〜ん」

   よく言うわよ
    あなた達が彼の前で本当に酔ってしまったら
   大変な事になるのはあなた達じゃなくて
    彼の方だと思うわよ
   もともと体質的に女性の方が
    『アセトアルデヒド』が出来にくいとは言っても
   あなた達と同じ量を彼が飲んだら
    いくら彼だってひっくり返ってしまうと思うわ
   あなた達はあれだけ飲んでも
    「何かありましたっ」って顔をして
      ケロッとしているでしょ
       私にはとても信じられないわ

   だけど何れにしてもあなた達は
    これから赤ちゃんを産む大事な体なんだから
     もう無茶をしてはいけないわよ
   今はいいかも知れないけど
    あなた達だっていつまでも若くはないのよ
     そのうち私を追い抜いてしまうわよ

  「先生 それは絶対にありえませぇ〜ん
    これからは先生の前以外では
     飲まないことにしますぅ
   赤ちゃんに影響があったら
    彼にも申し開きできませぇ〜ん」

   分かったわ
    でもあなた達とそんな約束しても
     いいのかしらね
   私の前だけで飲むってことは
    私がいつもお勘定をするって言うことでしょ
     ダメよまた頭が痛くなってきたわ

   神様ぁ〜 この“娘達”はとってもいい子ばかりです
    でも訳があって一日でも早く彼の元へ届けて下さい

   お願いねっ