神様ぁ〜！ 私達はなぜ『類は友を呼ぶ』なんですか そこんとこよく分かる様に詳しく説明してくださいね！！
【 昨年３月の地震で被災された皆様には
心よりお見舞い申し上げます 】
私はアロマセラピスト
『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
今日から読んで頂ける方の為にも
少しずつお話を進めていきますね
私のお部屋では生徒さん達と
アロマ医療のお勉強をしているんだけど
認定試験のない時は
いつも脱線ばかり
雑談と言っても
れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
アロマ医療ではこのカウンセリングも
とっても大事なんですよｲｲﾜｹﾀﾗﾀﾗ
今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
本題が途中になってしまっていたから
続きをお話ししますね
《エピソードＮｏ．１０−６９》
【普段は結構おしゃべりでも
お相手の前では超寡黙】
「先生 いつもありがとうございますぅ
わたし達はとっても感謝していますぅ
これからもよろしくお願いいたしますぅ」
あなた達今日は朝からみんな揃ってどうしちゃったの
あなた達に『ありがとう』って言われると
本当は喜ばなくてはいけないんだけど
なんだか心配になってしまうわ
ところで今日はどんな仕掛けがあるの
朝からあまり驚かさないでね
最近心臓が弱くなっているんだから
「先生 きょうは３月９日ですからぁ
『サンキュウ』の日で感謝しているんですぅ
きょうは何の仕掛けもありませんしぃ
素直な気持ちでお礼を言いたかっただけですぅ」
本当に信じていいのね
あなた達は前科があるから
私いつもあなた達の術中にはまって
大変な目に遭っているんでちょっと警戒してね
じゃあ改めまして そう言ってくれると嬉しいわ
でも感謝の気持ちは今日だけじゃなくて
いつも持ってて欲しいわね
私がこうしてあなた達と教室でお勉強が出来るのも
身近では優しい旦那様の理解のお陰だし
あなた達の前で言うのは申し訳ないんだけど
ずうっと『教室』が赤字続きでも
「僕が働ける内は大丈夫だから頑張りなさい」って
援助してくださっているでしょ
それにこんな私でもあなた達に
『先生』と呼ばれる様に『アロマ医療』を
教えてくださった根気強い国内外の先生方
この『教室』から巣立っていかれた生徒さん達にも
本当に私の方が感謝しているのよ
よくこんなポワァ〜ンとした私に付いてきてくれて
今でもＯＢとして慕ってくださるでしょ
それが一番嬉しくって
それと忘れていけないのが
私に人としての道を優しく教えてくれた婆やの存在ね
何年経っても私の心の中に
『婆やの知恵袋』として残っているわ
私が今こうしていられること
全ての方達に感謝しないとバチが当たるわよね
「先生 わたし達も“アロマ・アヴェニュー”で
勉強するようになってから
本当に色んなことを学んだ気がしますぅ
改めて言うとなんだか変なんですけどぉ
前にも言ったかも知れませんがぁ
『類は類を呼ぶ』って言うみたいでぇ
この歳になるまで何にも考えずに来てしまった
気がするんですけどぉ
『アロマ医療』の勉強以外にこれからの人生にとって
スッゴク大事なことを教えて頂いた気がしますぅ」
とっても嬉しい気持ちが沸いてきたけど
ちょっと待ったぁ
あなた達は『類は類を呼ぶ』って使っているけど
元々は『類は友を呼ぶ』って言うのが正解よ
たぶん『明日は明日の風が吹く』式で語呂がいいから
いつの間にか間違って使われてるみたいだけどね
サラさんやガヴィさんにフランス語で伝える時は
『Oiseaux d'un troupeau de la plume ensemble』とか
ちょっと難しかったらよく使う英語で
『Birds of a feather flock together』って言えば
どちらも『同じ羽をした鳥は群れる』って言う様な
意味を表すから
『類は友を呼ぶ』って理解してくれるわ
さすがに『類は類』では言い表せないものね
もう一度ちょっと待ったぁ
何で私とあなた達が『類は友を呼ぶ』なの
神様ぁ〜 私達はなぜ『類は友を呼ぶ』なんですか
そこんとこよく分かる様に詳しく説明してくださいね
お願いねっ
