神様ぁ〜! もうそろそろ怒りを静めてくださいね 怒ってばかりいるとこの“娘達”にも嫌われますよ!!

   猫さん達の可愛い日替わり動画 【魅惑のマンチカン2匹目プロポーション】




   【 昨年3月の地震で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.10−70》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 昨夜ボランティアにいく準備をしていてぇ
    ベッドに入って横になったんですけどぉ
   しばらくして何となく明日のお天気を見ようと思って
    テレビをつけたら 突然『緊急地震速報』が
     流れ出してビックリしましたぁ」

   そうよね 私もネットで見てビックリしたわ
    ちょうど寝る前にテレビのニュースで
   地殻の歪みが大きくなっているのと
    地下の震源深さが予想より浅い事が分かったので
   直下型地震が発生すると局地的な被害が
    より大きくなるってことが印象に残っていたから
     すごく不安だったわ

   それともう一つ 
    ここでお話ししていいかどうか迷ったんだけど
   最近テレビの報道で『被災地の復興』を取り上げる時
    功を焦っているのか何だか分からないけど
   例えば大都市 仙台の駅前なんかを取り上げて
    こんなに復興した風景を見ると
   「1年前にあんな大災害があったなんて
     とても想像は出来ません」なんて報道している
      おバカな放送局もあるけど

   少なくとも私達がここ1年
    ボランティアをさせて頂いている地域では
   とても復興なんて言葉は当てはまらないと思うし
    避難生活を余儀なくされている方達の中には
     とてもじゃないけど新しい生活を見いだせなくて
      途方に暮れている方が多い様な気がするわ

   それとあまり大きく報道されていないみたいだけど
    あれから1年経って
     支援体制を打ち切る企業が目立ち始めたり
   県外からのボランティアの数だって
    一時に比べたら激減している気がするものね
   逆によく見かける様になったのは
    実際に被害に遭われた方達の中から不足を補おうと
     自らボランティアに参加されている方達よ

   これも私なんかがお話しして
    良いかどうか分からないけど
   1995年の『阪神・淡路大震災』に参加した時とは
    状況が全く違う気がするのよ
   今でも忘れないけどあの時は
    夜久米さんの『ニュースステーション』を見ていて
   大変な事が起こったんだなぁと思ってたんだけど
    一夜明けて旦那様達のボランティアグループが
   ヘリで被災地に駆けつけてその惨状を見たら
    余りの悲惨さに旦那様の電話の声が震えていたのを
     今でもハッキリ覚えているわ

   あの時の教訓を今回は生かせると思って
    今回もボランティアに参加させて頂いているけど
   まず最初に地震規模の違いに驚かされたこと
    それを上回る様な津波の被害を受けたこと
     更には想定外の『原発事故』が発生したこと

   決定的な違いは『当時の政府対応』と
    今回の『幼稚な政府対応』に加えて
     余りにもずさんな『東電の隠蔽体質』が
      より被害を拡大したんだと思うわ
   あれから1年も経ってこんな大災害にも関わらず
    誰が指揮して何を指示したかも分からずでは
   それに振り回され続けて来た住民達は
    これから先も何を頼りに生きていけばいいのか
     分からなくなるのも当然だと思うんだけどね
   
   テレビの報道の在り方も
    今その犯人捜しをしている場合じゃないと思うし
   世界に向かって誤った見栄の『復興報道』を
    するべきではないと思うし
   むしろまだ手付かずで取り残されている現状を
    世界に向けて正直に報道して
     より以上の援助を請うべきだと思うわ

   私達だって1年経ったから終わりじゃなくて
    むしろこれからの方が必要だと思わなくっちゃね
   次の1年は被災地の仮設住宅に関してでも
    待ったなしのカウントダウンに入ってしまうから
     本当に真剣さを出さなければいけないと思うわ

   もうすぐ被災地に到着するけど
    変わり果てた窓の外の景色を見たら
   誰でも何とかしなければいけないと
    心の底から急き立てられると思うんだけどね

  「先生 わたし達もお婆ちゃんと約束していますからぁ
    これから何年でもわたし達が続けられる限り
     ボランティアに参加させていただきますぅ
   もちろん彼も続けるって言ってますしぃ
    続けなければいけないって思ってますぅ」

   もうすぐ着くからあなた達もその気持ち忘れないでね
    じゃあ今日も頑張りましょう
     お婆ちゃん達の笑顔を見られる様にね

   神様ぁ〜 もうそろそろ怒りを静めてくださいね
    怒ってばかりいるとこの“娘達”にも嫌われますよ

   お願いねっ