神様ぁ〜！ これから７月までは試験続きです 受験する皆さんの願いを叶えてあげてくださいね！！
【 昨年３月の地震で被災された皆様には
心よりお見舞い申し上げます 】
私はアロマセラピスト
『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
今日から読んで頂ける方の為にも
少しずつお話を進めていきますね
私のお部屋では生徒さん達と
アロマ医療のお勉強をしているんだけど
認定試験のない時は
いつも脱線ばかり
雑談と言っても
れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
アロマ医療ではこのカウンセリングも
とっても大事なんですよｲｲﾜｹﾀﾗﾀﾗ
今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
本題が途中になってしまっていたから
続きをお話ししますね
《エピソードＮｏ．１０−８５》
【普段は結構おしゃべりでも
お相手の前では超寡黙】
「先生 今朝また少し軽い揺れを感じたんですけどぉ
昨夜車で移動の感覚がまだ残っていたので
『下船病』の錯覚かと思ってましたぁ
きのう『認定試験』を受けた子達は
車の中では完全に爆睡状態だったんで
すっかり疲れが取れた様な顔をしてましたぁ
それにこちらに着いてからはお婆ちゃん達に
「よく頑張ったね」って褒められてましたからぁ
とっても喜んでいましたぁ」
あなた達も経験あるから分かると思うけど
あの『認定試験』を受けると
誰でもかなり疲れると思うわよ
こちらに来る道中でお話を聞いていたんだけど
問題用紙の分厚さはすごいと聞いてはいたけど
ビックリしたって口を揃えて言っていたわ
「先生 アヤちゃんとユキちゃんにも
どうだったって聞いたんですけどぉ
あとで２人で自己採点してみたところでは
「たぶん何とかいけるかな」って言ってましたぁ
やっぱりあの２人すごいと思いますぅ
わたし達とは気合いの入り方が違ってますぅ」
そうね あの２人は本当にアロマ関係のお仕事が
合っているかも知れないわね
とっても頭がいいし 元々化学の知識もあったし
今は何でも２人で取り組めるから
とっても落ち着いて試験が受けられたって
私にも話していたわ
次の２次試験は『口述』と言っても
与えられたテーマに関して試験管だけではなくて
同じ受験生の前で発表しなければいけないから
かなり緊張もするし知識だけではなくて
度胸も必要だし日々の訓練が大事になるのよね
いくら頭のいい子で知識が豊富にあっても
今度はそれを『講師』として人に伝えられるかが
試される訳だから
その子の感性も重要になってくるし
やはり人柄が大事だってことになるのかしらね
自信がなさそうだったり逆に出過ぎている先生だと
生徒さんもついていけなくなってしまうものね
「先生 アヤちゃんもユキちゃんも
お婆ちゃん達にはとっても評判がいいですからぁ
大丈夫だと思いますぅ
それどころかお爺ちゃん達からは
『マドンナ』って呼ばれて人気がありますぅ
同年代の中に入っても
教え方が上手だって評判いいですしぃ
アロマを勉強したいって言われる方も
増えてきていますぅ」
何れにしてもあの２人の真剣さが
好感を得ているんだと思うわ
私だってもし出来ることなら
この先『教室』を任せてもいいと思っているもの
でもあの２人はこちらに帰って
故郷に恩返しをすることが目的だから
それは叶わない願いだけどね
ところでほかの生徒さん達はどうだったのかしらね
あなた達何か聞いてるの
「先生 今回は皆さんかなりネジを巻いたみたいで
何とかかもってお返事が多かったですぅ
今回合格しておかないと秋の試験は
『テキスト』が変わって出題範囲が違う可能性が
あるって聞いてますからぁ
またお金が掛かりそうだからって
必死になられたんだと思いますぅ」
まぁ 確かに何でも資格を取るって言うことには
お金が掛かることも事実だけど
単なる趣味だけではなくてお仕事として考えれば
『コスト･ベネフィット』（費用便益）的には
十分まかなえると思うけどね
でも実際に資格が必要な若い子達には
正直な話し かなり負担が大きいことも事実ね
アヤちゃんやユキちゃん達だって
それが一番のネックになっているから
最短コースを行ける様に『努力』で補っているのよ
あなた達とはちょっと考え方が違うけどね
「先生 わたし達はナースですからぁ
直ぐお仕事にって訳にはいかないですけどぉ
先生のお尻にくっついて
『ホスピス』でのボランティアとかぁ
仕事場でもそのうち許可が頂けたらぁ
重度の患者さんに施術してあげたいんですぅ」
あなた達の気持ちは良く分かっているわ
アヤちゃん達の２次試験の前に
今度はあなた達が『セラピスト』の
１次試験があるから先輩の意地でがんばってね
神様ぁ〜 これから７月までは試験続きです
受験する皆さんの願いを叶えてあげてくださいね
お願いねっ
