神様ぁ〜！　『安全神話』でバチが当たりました　本当の『安全神話』は神様たちが作ってくださいね！！

　　　【昨年３月の地震で被災された皆様には
　　
　　　　　　　　　心よりお見舞い申し上げます】

　　私はアロマセラピスト
　　　『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
　　今日から読んで頂ける方の為にも
　　　少しずつお話を進めていきますね

　　私のお部屋では生徒さん達と
　　　アロマ医療のお勉強をしているんだけど
　　認定試験のない時は
　　　いつも脱線ばかり

　　雑談と言っても
　　　れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
　　アロマ医療ではこのカウンセリングも
　　　とっても大事なんですよｲｲﾜｹﾀﾗﾀﾗ

　　今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
　　　本題が途中になってしまっていたから
　　　　続きをお話ししますね

　　《エピソードＮｏ．１０−８８》
　　【普段は結構おしゃべりでも
　　　　お相手の前では超寡黙】

　　「先生　今日は『スリーマイル島記念日』だって
　　　　ニュースで言っていましたぁ
　　　まだわたし達が生まれる前の事みたいですけどぉ
　　　　原発史上で最初の大事故だったそうですぅ
　　　そんな昔から『原発の事故』があったなんて
　　　　聞いただけでも怖いですぅ」

　　　あなた達もどこかで『スリーマイル島』の
　　　　名前だけは聞いてたかも知れないけど
　　　なかなか事故の内容まで知っている方は
　　　　少ないんじゃないかしらね

　　　私だって詳しいことまでは分からないけど
　　　　以前旦那様に教えてもらった時は
　　　今から３３年ほど前の今日
　　　　アメリカの『スリーマイル島』と言う所の
　　　２つある原子炉の内１基から放射性物質を含んだ
　　　　大量の冷却水が流失した事故だったみたいよ

　　　この事故は地震とか津波とかが原因じゃなくて
　　　　運転中に装置の一部が故障しちゃったみたいで
　　　　　発電するための蒸気発生装置に
　　　　　　冷却水がいかなくなってしまったみたいね
　　　もちろんこの時は安全装置が働いて
　　　　蒸気の圧力を逃がし　ここまでは良かったけど
　　　　　困ったことに圧力を逃がした弁が
　　　　　　こんどは閉じなくなっちゃったみたいなの

　　　でも安全なはずの原子炉だって『所詮機械』なのよね
　　　　安全弁が開きっぱなしだから
　　　放射性物質を大量に含んだ蒸気が
　　　　どんどん外部に流失していくし
　　　間の悪いことにたまたま『誤作動』していた
　　　　内部冷却水の水位計が
　　　　　満水状態の誤数値を示していたので
　　　『作業員』がこれを『錯覚』して
　　　　手動で冷却水を止めてしまったみたいなの

　　　こうなるとさすがに原子炉内部では
　　　　『炉心溶融（メルトダウン）』を起こして
　　　『放射能物質を含んだ大量の蒸気と冷却水』が
　　　　『外部に噴出』してしまったから
　　　　　付近住民の『大規模避難』に至ったみたいね

　　　ずいぶん昔にこんな
　　　『メルトダウン』の教訓があったんだから
　　　　今回の日本の原発事故に生かせたはずなのに
　　　『東電』とか『日本政府』の当時の発表では
　　　「そんな事はありません」なんて
　　　　　『ウソぶいていた』わね　

　　　ちょうど去年の今頃だったと思うけど
　　　　アメリカのお友達からは
　　　「原発の映像を見たけど『メルトダウン』を
　　　　　起こしていると思うからかなり危険だよ」
　　　　　　って連絡があったわ

　　　私達素人だって
　　　　あんなに立て屋が吹っ飛んでしまって
　　　　「外から原子炉が見えてます」って言われたら
　　　　　　絶対におかしいと思うじゃない
　　　それに外から水をかけて冷やせるなんて言ったら
　　　　今までの立て屋は何の役目をしてたのかって
　　　　　不思議に思ったわよね
　　　だって原子炉なんて代物は何重にも防護壁で
　　　　囲われているって思っていたもの
　　　　　こんなに簡単に中が見えちゃって
　　　　　　本当にビックリしたわ

　　「先生　やっぱり『原子炉』だって
　　　　人間が作った『機械』なんですよねぇ
　　　それに作業員の『人為的ミス』があったなんて
　　　　知りませんでしたぁ
　　　もちろん私達だって『原子炉』は
　　　　鉛とコンクリートでガチンガチンに
　　　　　囲ってあると思っていましたぁ
　　　　　　もう動かして欲しくないですぅ」

　　　そうよね
　　　　人間が作った『安全神話』なんて
　　　　　どこまでいっても所詮作り物よね

　　　神様ぁ〜　『安全神話』でバチが当たりました
　　　　本当の『安全神話』は神様たちが作ってくださいね

　　　お願いねっ　　　