神様ぁ〜! 私のお料理は『アナログ』よ どれ位『愛情』が入っているか当ててみてね!!



    ♡猫さん達の可愛い日替わり動画♡【 ベンガル 】



   【 昨年3月の地震で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.10−91》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 こちらに着くまで
    ずうっと雨が降ってましたれどぉ
     揺れは一度も感じませんでしたぁ
   こちらのお友達から毎朝のように
    地震のメールが届いていたので
   正直言うとこちらに着くまで
    地震が起きないかってドキドキしてましたぁ」

   そう言えば出掛ける前から良く降っていたわね
    こちらの方が振りは弱いみたいだけど
   日差しがないぶん思ったより肌寒く感じるわ
    あなた達そんな春の装いで大丈夫なの

  「先生 明日からはもう4月なんでぇ
    お婆ちゃん達に『春』を届けようと思って
     昨日みんなでお買い物に行ってきたんですぅ
   春物のブラウスとかセーターとか
    それに可愛い花柄のついた
     お料理用のエプロンも買ってきましたぁ」

   本当ね
    あなた達が並んだら『お花畑』に見えるわ
   お婆ちゃん達もきっと喜んでくださると思うけど
    それにしても『週末のお婆ちゃん』が
     よく定着したみたいね
   お婆ちゃん達があなた達に
    昔ながらの家庭料理を教えてくださるから
   おかげで私はあなた達が作ってくれる
    美味しいお料理が食べられて幸せよ

   あなた達が『教室』で作ってくれる
    お昼ご飯も夕食もちょっと新しくて
     それでいて懐かしいような味がして
      本当に美味しくいただいているわ
   お婆ちゃん達にお礼を言わないといけないわね
    生きた『花嫁修業』をさせて頂いてるものね

  「先生 正直に言いますとぉ
    最初に教えていただいた時は
   いつもの慣れているレシピと違って
    とっても戸惑ってしまいましたぁ

   いつもは材料でも調味料でも
    何グラムとか何カップとか
     数字で覚えたんですけどぉ
   お婆ちゃん達のお料理するところを見ていると
   「これくらい」とか「もう少しね」って言われて
   帰ってから自分1人で作る時に
    本当に困ってしまいましたぁ

   それでみんなで相談して
    覚えていることをノートに書き出して
   『これくらい』と言う量を実際に量ってみて
    それをノートにまとめ直して
   その分量で誰が作っても同じ味になるように
    何度かやり直してみましたぁ」

   そこまであなた達が一生懸命だったとは
    とても気が付かなかったわ
   それで『教室』でも失敗しないで
    あんなに美味しくできるようになったのね

   お料理のレシピを定量化するって言うのは
    お婆ちゃん達の時代では
     なかなか難しかったかも知れないけど
   あなた達の世代では逆に
    それがないと困るかも知れないわね

   プロの料理人の世界では邪道かも知れないけど
    最近の『お料理番組』では私でも驚くほど
     事細かに定量化されたレシピがあるから
   味を人に伝える時の手段としては
    そうせざるを得ないのかも知れないわね

   もしこだわりのプロの料理人がレシピを書かずに
   『私の背中を見て覚えて下さい!』なんて
    テレビの『お料理番組』で言ったら
   局の電話が鳴りっぱなしになって
    担当プロデューサは真っ青になるでしょうね

   何でもかんでも『アナログ』から
   『ディジタル』になったとは言うものの
   お料理の『あとひと味』と『愛情』だけは
   『アナログ』のままで残しておきたい気がするわ

   神様ぁ〜 私のお料理は『アナログ』よ
    どれ位『愛情』が入っているか当ててみてね

   お願いねっ