神様ぁ〜！ 今日も『ウソ』は言いませんよ だからそれが『ウソ』だって言わないでね！！
♡猫さん達の可愛い日替わり動画♡【 猫が出てくる映画について語ろう 】
【 昨年３月の地震で被災された皆様には
心よりお見舞い申し上げます 】
私はアロマセラピスト
『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
今日から読んで頂ける方の為にも
少しずつお話を進めていきますね
私のお部屋では生徒さん達と
アロマ医療のお勉強をしているんだけど
認定試験のない時は
いつも脱線ばかり
雑談と言っても
れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
アロマ医療ではこのカウンセリングも
とっても大事なんですよｲｲﾜｹﾀﾗﾀﾗ
今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
本題が途中になってしまっていたから
続きをお話ししますね
《エピソードＮｏ．１０−９２》
【普段は結構おしゃべりでも
お相手の前では超寡黙】
「先生 今朝はお天気が良くなったんですけどぉ
スッゴク寒くてお布団から出られなくて
お寝坊しちゃいましたぁ
昨晩はお婆ちゃん達と
『エイプリルフール』の話で盛り上がって
お布団に入るのも遅くなってしまいましたぁ」
たまにはお寝坊もいいけど
何をそんなに盛り上がっていたの
「先生 本当はまだ言っちゃいけないんですけどぉ
『エイプリルフール』にどんな『ウソ』で
先生を驚かそうかって相談していたんですぅ」
それは遅くまでご苦労さまでした
でもあなた達に『ウソ』をつかれなくても
あなた達がいるだけで十分驚いているわよ
「先生 意味が分かりませぇ〜ん
でもどうして４月１日が
『エイプリルフール』になったんですかぁ」
ああ やっぱりそう来たのね
実は『婆やの知恵袋』にも
さすがにそのネタは入ってないのよ
じゃあ分かり易いところから英語の説明をすると
『April Fools' Day』（エイプリルフールの日）で
『April Fool』（エイプリルフール）だけだと
騙された人のことを指す言い方よ
今回ばかりは全く起源は不明らしいのよ
それでサラさんに昔教えてもらった話しでは
フランスで『Poisson d'avril』（プワソン・ダヴりル）
って言うらしいのよ
あなた達も簡単なフランス語だから分かるでしょ
「先生 『Poisson』はお魚で
『d'avril』は４月ってことは分かりますけど
『４月のお魚』って言う意味が分かりませぇん」
あくまでもサラさんに聞いた話だけど
昔ヨーロッパでは３月２５日を新年として
４月１日までを『春の祭り』としてたんだって
でもシャルル９世が突然新年を
１月１日からに変えてしまったんだって
正確な年号を忘れてしまったんだけど
たぶん１５６４年くらいだったと思うわ
間違ってたらごめんなさいね
それで今まで昔の習慣に慣れ親しんでいた人達が
４月１日を『ウソの新年』として祝う様になったのが
世界中に広まったみたいなんだって
それとこれからが大変よ
フランスではキリストの復活祭の前１週間は
お肉を食べない習慣があって
その代わりにお魚を食べていたみたいなの
そのまた昔は１週間どころか
１ヶ月近くお魚を食べなければいけなかったから
４月になると『お魚は勘弁して』ってことから
『４月のお魚』って言われる様になったんだって
そうそう『復活祭』のことは
英語では一般に『Easter』とか
もっと詳しい方はアラム語の
『Pascha』（パスハ）を好まれるかも知れないけど
フランス語では『Paques』（パック）
って言うらしいのよ
それから復活祭は基本的には
『春分の日の後の最初の満月の日の次の日曜日』
って決められているそうよ
『の』がいっぱい付いちゃうわね
だから毎年日にちが違うみたいなのよ
フランスの方も覚えるのが大変だと思うわ
「先生 すごく物知りですぅ
お婆ちゃん達も目を丸くして聞いてましたぁ
なんでそんなに覚えてるんですかぁ」
この間サラさんからメールがあったばかりだし
私はフランスが好きなだけよ
『好きこそものの上手なれ』って言うでしょ
あなた達も『アロマ』を本気で好きになってね
神様ぁ〜 今日も『ウソ』は言いませんよ
だからそれが『ウソ』だって言わないでね
お願いねっ
