神様ぁ〜! “小悪魔達”が私をイジメるのよ 大人をからかわない様に叱ってくださいね!!



    ♡猫さん達の可愛い日替わり動画♡【 手作りダンボールハウス 猫タワー自作 】



   【 昨年3月の地震で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.10−114》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 また今日も雨が降ってますぅ
    先週末からずうっと雨だった気がしますぅ
   でも今日は『サン・ジョルディの日』ですからぁ
    彼に本のプレゼントをしますぅ」

   あらあなた達よく覚えていたわねぇ
    最近は余り聞かなくなってしまったけど
   彼からは『赤いバラの花束』は届いたのかしら
    で あなた達はどんな本を贈るの

  「先生 それが大変なんですぅ
    実は彼は今日お仕事なんですけどぉ
     『赤いバラの花束』が届いたんですぅ
   それできょうは何の記念日だったか
    ぜんぜん思い付かなくてぇ
   誰かの誕生日でもないし他に何も約束していないし
    いま『認定試験』の勉強中だから
     頑張ってって言う訳でもないし

   それで『海外ニュース』を見ていたら
    アッこれだとやっと思い出したんですぅ
   でも何も準備していないんでぇ
    どんな本を贈ったらいいですかぁ」

   なによそれ
    それじゃあ 彼の気持ちが台無しじゃないの
   でも仕方がないわね
    あなた達が忘れてしまうのも無理はないわね

   元々はスペインの『カタルーニャ地方』で
    生まれた風習だものね
   ドラゴン退治の伝説で有名な
    『Georgios』(ゲオルギウス)は
     キリスト教の聖人なんだけど
   カタルーニャ語での名前は
    『Sant Jordi』(サン・ジョルディ)と
     言われたそうなのよ

   それでカタルーニャ地方ではこの聖人の命日に
    『バレンタインデー』みたいに
   『赤いバラ』を贈り合う風習が
    あったみたいなんだけど
   たまたまこの日が『ドン・キホーテ』の作者
    『セルバンテス』の命日だったり
   『シェイクスピア』の伝説上の
    誕生日とも重なったこともあって
   本屋さんがこの日を『本を贈る日』にしたみたい
    だから男性は『赤いバラ』を女性に贈り
     女性は『本』を男性に贈る様になったみたいね

   で この風習を25〜6年前に
    日本に伝えた人がいたんだけど
   最初はマスコミでも取り上げて盛り上がったけど
    『チョコレート』とか『クッキー』とは違って
   日本人に『本』を贈るという習慣は
    なかなか根付かなかったみたいね 

   それに時期としても悪かったみたいよ
    この時期は学生さん達の新学期が始まって
   本屋さんも『教科書』とか『参考書』で忙しくて
    とても『サン・ジョルディ』の
     『キャンペーン』を張る様な余裕は
       なかったみたいね

  「先生 でも旦那様や彼がちゃんと覚えていて
   『赤いバラの花束』を贈ってくれますから
     わたし達はいいと思いますけどぉ
   『本』が今一よく分からないんで
    何を贈ればいいのか分かりませぇ〜ん
     先生は何をお返ししているんですかぁ」

   私のプレゼントが何かを聞きたい
    でもそれは ヒ・ミ・ツ よ
   まぁ 余り商業ベースに拘らないで
    何か彼の好きなものを選んであげたらいいわ

  「先生 思い出しましたぁ
    昔先生から聞いたことがありますけどぉ
   お返しに困った時は
    『自分自身に大きなリボンを付けて・・・』って
      あれですねぇ」

   あなた達はここでなんて事を言うの
    私恥ずかしくて赤くなってしまうわ

   神様ぁ〜 “小悪魔達”が私をイジメるのよ
    大人をからかわない様に叱ってくださいね

   お願いねっ