神様ぁ〜！ 優しい“娘達”に囲まれて幸せよ この娘達が嫁いでも“嫉妬”しないでくださいね！！
♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【ノルウェージャンフォレストキャット十三フサ目】
【 昨年３月の地震で被災された皆様には
心よりお見舞い申し上げます 】
私はアロマセラピスト
『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
今日から読んで頂ける方の為にも
少しずつお話を進めていきますね
私のお部屋では生徒さん達と
アロマ医療のお勉強をしているんだけど
認定試験のない時は
いつも脱線ばかり
雑談と言っても
れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
アロマ医療ではこのカウンセリングも
とっても大事なんですよｲｲﾜｹﾀﾗﾀﾗ
今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
本題が途中になってしまっていたから
続きをお話ししますね
《エピソードＮｏ．１０−１９０》
【普段は結構おしゃべりでも
お相手の前では超寡黙】
「先生 けさも曇ってますしぃ
雨が降っているところもあるみたいですぅ
昨夜は『織姫』さんデートできたんですかぁ
すごく雨が降っていたんで
『天の川』なんてぜんぜん見られませんでしたぁ」
あなた達が好奇心満々で見上げているから
恥ずかしくって『雲のカーテン』閉じちゃったのよ
でも『織姫』のお父様の『天帝』も
いつまでも娘に『干渉』しているのも
どうかと思うけどね
人間の父親もそうらしいけど
半分は娘を取られた『嫉妬』じゃないのかしら
『なまけ者』を戒めるための
『儒教』の教えだとは言うものの
一度は結婚を認めた娘に対して
いつまでも仲を引き裂き続けるのには
何か『執念』みたいなものを感じるわ
「先生 わたし達だって結婚してから
いつまでも父親に干渉され続けられたらイヤですぅ
『夏彦』さんだって『織姫』さんだって
結婚するまでは過酷な労働に耐えて
それなりに評価されていた訳ですからぁ
わたし達みたいにようやく『結婚』できたら
少しは羽を伸ばしてもバチは当たらないと
思うんですけどぉ」
あなた達『牽牛』の名前が『夏彦星』だってこと
よく知っていたわね
あなた達の言葉の中で『わたし達みたいに』ってのが
ちょっと引っ掛かるけど
確かに『織姫』さんも働いてばかりで
結婚の時期が少し遅れていたみたいだし
『夏彦』さんを結婚相手として紹介したのは
お父様の『天帝』だった訳だから
本当ならどちらにも責任があるのよね
私だったら『夏彦』さんと父親がもっとよく話し合えば
こんな結果にはならなかったと思うわ
私自身も胸に手をあてれば好きな事ばかりやって来て
父親から見れば『怒り心頭』だったかも知れないけど
こんな仕打ちは受けていないものね
「先生 『織姫』さん達は今いくつになったのか
知らないんですけどぉ
このまま歳を取っていくとしたら
こんな人生とってもつまらないと思いますぅ
まるで『天の川』の川岸が
『賽の河原』みたいになってしまいますぅ」
子供の頃婆やが色々お話ししてくれた
『神話』とか『民話』の中には
子供の頃はただ不思議なお話だと思っていたものが
大人になってから改めて思い出してみると
とっても残酷なものが多い様な気がするわ
でもまぁそれはさておき私達は
『人の振り見て我が振り直せ』で行きましょうね
この先あなた達が結婚しても
『織姫』さん達夫婦みたいにならない様にね
「先生 それは大丈夫ですぅ
彼ともいつも話し合っているんですけどぉ
赤ちゃんが授かるまでは今のお仕事を続けますしぃ
子供の手が離れたらまた『ナース』のお仕事に
戻っていいって言ってくれてますぅ」
あなた達を見ていると本当に「天職」だと思うわ
私も何かの時にはあなた達に看護してもらったら
長生き出来ると思うもの
お陰様であなた達の本性を知っているから
とても長いことベッドで寝ていられなくて
少しでも早く病を治して
病院から脱出しないといけないと思うからね
「先生 そのあとのところが
よく理解できませぇ〜ん
でもそうして気を張って長生きして頂ければ
わたし達も嬉しいですぅ」
あなた達今日はどうしたの
お婆ちゃん達の処へ来ると急に優しくなるわね
その言葉いつまでも信じていいのね
神様ぁ〜 優しい“娘達”に囲まれて幸せよ
この娘達が嫁いでも“嫉妬”しないでくださいね
お願いねっ
