神様ぁ〜! この娘達の“目”が怖いのよ 旦那様を娘達の“邪心”から守ってくださいね!!


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   【 昨年3月の地震で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.10−200》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 大変ですぅ
    きのう突然『梅雨』が明けましたぁ
   ここの処『猛暑日』が続いていたんですけどぉ
    しばらくは30℃前後に落ち着くみたいですぅ」

   そう言えば昨日も『熱中症』のニュースが
    たくさん流れていたわね
   とにかく急に暑くなったり寒くなったりするのが
    特にお年寄りには応えるから
     気を付けてさしあげないとね

  「先生 きのうも『トリートメント』の
   『タオルワーク』の練習をしていたんですけどぉ
   お客様役の人より施術している人の方が
    汗ビッショリになってしまって
     タオルがたくさん要りましたぁ
   試験当日の会場は
    暑くないんですかぁ」

   確かに試験の時は厳しい『試験官』の目もあるし
    失敗しちゃいけないって緊張感もあるから
     普段より汗をかきやすいかも知れないけど
   あなた達が去年行った『シンガポール』での
    エステ体験を思い出してごらんなさい

   あなた達が想い出になるからって
    ホテルの室内ではなくて
     『オープンスペース』でお願いしたでしょ
   当然外の気温は結構高かったけど
    心地良い香りの風が流れていて
     あなた達は暑いとは感じなかっただろうし
   エステシャンの方達も
    汗を拭き拭きハァハァ言ってなかったでしょ

   当日の試験会場だって
    施術される方に合わせた室温になっているから
   あなた達に丁度いいくらい冷やしてはいないし
    もしあなた達が汗をかきそうなら
     まだ無駄な力が入っている証拠よ
   『アロマ・トリートメント』は力業ではないのよ
    あなた達に力みがあると
     お客様もとても癒された気分にはなれないわよ
   あなた達がいつも私にしてくれるように
    自然に流してくれれば
     余程大きなミスがない限り合格すると思うわよ

  「先生 そう言っていただけると
    少しは気が楽になるんですけどぉ
   先生の体を施術している時は
    すごく気持ち良さそうに寝てしまうんでぇ
   わたし達も自分の手からオイルが浸透してきて
    とても気持ちよくなってしまいますぅ」

   そうよ大事なのはそこなのよ
    施術をするあなた達の心が乱れていたら
     されている方だって癒されないわよ

   ぜんぜん違うお話しなんだけどね
    旦那様は仕事柄若い頃から『肩凝り』がひどくて
   お家にいる時は私が全身マッサージをしてあげると
    直ぐ寝てしまうんだけど
     あんなトドみたいな大きな体でも
      私は力を入れていないから疲れないわよ

   でもね出張先でマッサージを頼むと
    下手な人ほど力が入る割に気持ちよくないんだって
   旦那様が余りに凝っているものだから
    マッサージをする人の方がダウンしてしまうそうよ

   汗ビッショリになってハァハァ言ってるものだから
    旦那様が「大丈夫か」って声を掛けたら
    「帰りにマッサージに行ってきます」って
      マジ顔で答えたそうよ

  「先生 そのお話とっても意味が深いですぅ
    わたし達も旦那様の全身マッサージをしてみれば
   上手か下手かが分かると思いますぅ
    旦那様が寝てしまえば合格間違いなしですぅ」

   ダメェ〜〜〜〜〜ッ
    それは絶対にダメよ
     そう言うあなた達の『その目』が怖いわ

   神様ぁ〜 この娘達の“目”が怖いのよ
    旦那様を娘達の“邪心”から守ってくださいね

   お願いねっ