神様ぁ〜! 私にもiPS細胞を作ってくださいね だけど再生させたいところはナ・イ・ショにしてね!!



    ♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【 ベンガル 】
     


   【 昨年3月の地震で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.10−284》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 大変ですぅ
    きのう日本人が『ノーベル賞』をもらったって
     テレビで言ってましたぁ
   『iPS細胞』がどうのこうのって言ってましたけどぉ
    アメリカが一番進んでいると思っていたんでぇ
     ちょっとビックリしていますぅ」

   でも日本人の努力が先に認められたんだから
    世界にアピール出来て良かったんじゃないの
   『Induced pluripotent stem cells』(人工多能性幹細胞)とか
   英語を意訳すると
   (誘導多能性幹細胞)とも言われているでしょ
   マスコミなんかでは
    『pluripotency』を『多能性』ではなくて
      『万能』と表記されることがあるみたいよ

   働きに関しては『万能』って言われるくらいだから
    とてもここには書ききれないくらいあるけど
   私達が一番良く知っているのは
    『再生医療』への応用よね

   あなた達は『ナース』だから良く知っていると思うけど
    今やむ終えない事情があって
     『臓器移植』をしようとすると
   拒絶反応を起こしにくい『ドナー』が現れるまで
    ただひたすら待ち続けないといけないけど
   今回のiPS細胞の技術を使えば
    その患者さんの細胞から『組織培養』して
     どんな組織でも作り出せるんですってよ

  「先生 少し前に『ES細胞』ってあったんですけどぉ
    これとは何が違うんですかぁ」

   あら あなた達よく覚えていたわね
    『Embryonic stem cells』(胚性幹細胞)の
      英語の頭文字を取ってES細胞って言われるけど
   これもどんな臓器にも変身出来る
    『万能細胞』ではあるんだけど
   作り方に問題があって
    動物でも人の場合でも『受精卵』が必要なんで
   役に立つ反面『倫理問題』を引き起こしていたわ
    受精卵の『胚』を解体するって言うことは
     1人の人間を抹消してしまうことになるからね

   でも『iPS細胞』は普通の細胞を処理して出来るみたいだから
    『再生医療』への可能性が高くなるって言われているのよ
   でもねiPS細胞の技術でも一歩誤って
    例えば男性の細胞から『卵子』を作ったり
     女性の細胞から『精子』を作ったりすると
   『倫理上の問題』が発生しないとも限らないわね     
   
  「先生 何だかこの先すごいことが起こりそうですぅ
    結婚なんかしなくたって
     自分の細胞から『精子』を作ってしまえば
      1人で『赤ちゃん』を作ることが出来ますう」

   だから今お話ししたばかりじゃないの
    『倫理上の問題』が起こるかもねって
   私も素晴らしい技術だと思うから
    間違った使い方をしないで欲しいと思うのよ

   話が少しそれるけど
    ずいぶん前にアメリカのお友達から聞いたんだけど
   アメリカには『負傷兵』と言われる方達が大勢みえて
    軍の機関などが手足を失った兵隊さんのために
     真剣に『再生医療』に取り組んでいるそうよ

   それとかカリフォルニアにある研究機関だったと思うけど
    指を切断した方が『再生治療』によって
   失った指を取り戻したってことも聞いたことがあるわ
    それが本当だったらいいと思うけどね

   神様ぁ〜 私にもiPS細胞を作ってくださいね
    だけど再生させたいところはナ・イ・ショにしてね

   お願いねっ