神様ぁ〜！ 私達と“ガレット・デ・ロワ”を食べませんか 当たったら誰を選ぶかヒミツにしてね！！
♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【 茶・黒等の斑 サビ猫大好き！6ｷﾞｬｵｰ 】
【 一昨年３月の地震で被災された皆様には
心よりお見舞い申し上げます 】
私はアロマセラピスト
『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
今日から読んで頂ける方の為にも
少しずつお話を進めていきますね
私のお部屋では生徒さん達と
アロマ医療のお勉強をしているんだけど
認定試験のない時は
いつも脱線ばかり
雑談と言っても
れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
アロマ医療ではこのカウンセリングも
とっても大事なんですよｲｲﾜｹﾀﾗﾀﾗ
今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
本題が途中になってしまっていたから
続きをお話ししますね
《エピソードＮｏ．１１−４》
【普段は結構おしゃべりでも
お相手の前では超寡黙】
「先生 けさは寒かったですぅ
車の窓ガラスがコチンコチンになってましたぁ
でも街中は少し車が増えたみたいですけどぉ
『教室』に来るまではスイスイで走れましたぁ
ところでけさのアヤちゃん達からのメールに
『Épiphanie』（エビファニー）って
書いてあったんですけどぉ
なんのことですかぁ」
ああそれね
実は私は『クリスチャン』じゃないから
本当のところはよく分からないけど
私も『パリ』で『アロマ』の勉強をしていた時
時経験したことはあるのよ
その時サラさんのお父様から伺った話だから
少し忘れかけているところもあるんだけど
『キリスト』のお誕生日が１２月２５日で
それから１２日後に東方たぶん今で言う
『トルコ』の方じゃなかったかしら
３人の王様が星に導かれて『ベツレヘム』にやって来て
『キリスト』に贈り物をして
誕生をお祝いしたんですって
この時初めて『キリスト』が子供の姿で
人間の前に現れたんで
『Épiphanie』（神の出現）と言われるみたい
この日がちょうど１月６日にあたるから
この日を『Épiphanie』と呼んでお祝いするんですって
でも『フランス』では『祭日』にはなっていないんで
１月６日前後の日曜日にお祝いするみたいね
今年はちょうど日曜日にあたるから
アヤちゃん達もそのことを
書いてきたんじゃないかしら
サラさんのお話しでは子供の頃
キリスト誕生の『劇』をしたり
プレゼントをもらったりしたそうよ
あとから聞いたお話なんだけど日本語では
『公現祭』とか『主顕節』って言われるみたい
もし間違っていたらごめんなさいね
「先生 ぜんぜん知りませんでしたぁ
わたし達は初めて聞いたような気がしますぅ」
でもねこの先のお話を聞いたら
あなた達も好きになるかも知れないわよ
これも『フランス』にいた時の経験だけど
クリスマスの飾りは年が明けても飾ってあったのよ
それで『クリスマスケーキ』がお店から消えた頃
今度は『Galette des Rois』（ガレット・デ・ロワ）
と呼ばれる『ケーキ』が並び始めるの
『galette』はあなた達も良く知っている
『円形のお菓子』と言う意味で
『roi』は『王様』って言う意味だから
『エビファニー』をお祝いするための
『ケーキ』なんですって
これからが本題なのよ
私が食べた『Galette des Rois』は
サクサクしたパイ生地に
『frangipane』（アーモンドクリーム）が入った
代表的なものだったけど
中には『fève』（フェーブ）と呼ばれる
そら豆くらいの小さな『宝物』が入っていて
取り分けられた自分の『ケーキ』に入っていたら
男の人ならケーキに付いていた『王冠』をかぶって
『王様』になれるし
女の人なら『王妃』になれるのよ
『fève』が入っていた人はその場で
『パートナー』を選ぶことが出来てキスできるの
そうしたら皆で『王様万歳』って叫んで
パーティーはお大盛り上がりになるわ
国民的な『王様ゲーム』みたいなものね
サラさんのお話では正式には１月８日なんだけど
特に拘ってはいないみたいよ
まぁここまで来ると『クリスマス』も終わって
クリスマスの飾りも片付けられるみたいよ
「先生 いまから直ぐにケーキ屋さんに行って
『ガレット・デ・ロワ』を買ってきましょう」
ほらほら もう食いついてきたわ
でも誰と『エビファニー』をするつもりかしら
彼に叱られるわよ
神様ぁ〜 私達と“ガレット・デ・ロワ”を食べませんか
当たったら誰を選ぶかヒミツにしてね
お願いねっ
