神様ぁ〜! これからランチで“七草がゆ”を頂きます 今年も娘達から邪気を祓ってくださいね!!



    ♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【 ネコたんと一緒の布団で添い寝したい PART11 】
     



   【 一昨年3月の地震で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.11−7》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 けさは『教室』の中に
    いい香りが漂ってますぅ
   もちろんいつも『アロマ』の
    優しい香りがしてるんですけどぉ
   きょうは『おなかの虫』が騒ぎ出すような
    香りがしていますぅ」

   さすがにあなた達は
    嗅覚がするどいわね
   なるべく『教室』には香らないように
    気を付けていたんだけど
     あなた達の『ウワバミ』嗅覚には負けたわ

  「先生 ひょっとしたら『七草がゆ』を
    作ってみえたんですかぁ
     『おなかの虫』が
      早く食べたいって言ってますぅ」

   ダメよ今は
    あなた達がランチの時に
     少しずつどうかなと思っていたのよ
   じゃあ あなた達が『七草』を全部正確に言えたら
    ご馳走するわ

  「先生 それならもっと早く言っていただければ
    ちゃんと調べてきたんですけどぉ
   急に聞かれたんで
    今まで覚えていたのが
     どこかに飛んでいってしまいましたぁ」

   またいい加減なことをいってるわね
    私が子供の頃は婆やから
     耳にタコが出来るほど聞かされて覚えたわ
   『せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ
     すずな・すずしろ』ってね
      但しこれは『春の七草』だけどね
       秋には『秋の七草』もあるわよ

  「先生 その中で『せり』とか『なずな』は
    子供の頃野山とかで見たことはありますけどぉ
     ほかのものはまったく見当が付きませぇん」

   そうよね
    婆やのお話では昔は道端の草むらにでも
     よく探せば何種類か見られたそうだけど
   今の都会の道路では
    そんな風情はないものね

   まぁ 今でも『芹』(せり)は同じ名前だけど
    『なずな』は『ぺんぺん草』とも言われるわね
     『せり』は『セリ科』で
      『なずな』は『アブラナ科』よ

  「先生 なんで今はそんなおもしろい名前が
    付いてるんですかぁ」

   あなた達の時代だと
    『ぺんぺん草』で遊んだ経験はないかしらね
   長い茎の先に花が付いてね
    しばらくするとその下の茎に三味線の『バチ』に似た
     小さな実がたくさん付くのよ
   少し枯れかけた茎を探して
    その実を少し皮1枚で垂らしてくるくる振るとね
   『でんでん太鼓』みたいに
    ちゃらちゃらした小さな音が鳴るのよ
   だから実が三味線の『バチ』によく似ているし
    音がするから『ぺんぺん草』になったみたいよ

   『ごぎょう』は今の『母子草』(ははこぐさ)で
    『キク科』の植物よ
   
   『はこべら』は『繁縷』(はこべ)って言われて
    『ナデシコ科』だったと思うわ

   『ほとけのざ』は『仏の座』とも言われるけど
    本当はちょっと変わった名前で
     『小鬼田平子』(こおにたびらこ)なんだって
      これは『キク科』だったと思うわ

  「先生 『ほとけのざ』って言うのは
    名前だけは聞いたことがありますけどぉ
     なんですかそのおかしな名前は・・・」

   あぁ あなた達が聞いたことがある『ほとけのざ』は
    『シソ科』の方のいわゆる雑草で
     これは食べられないのよ
   だから実際に食用となっている『ほとけのざ』は
    実は『田平子』と言う仲間で
   その中の大きなものを『鬼田平子』と言って
    それよりも少し小さいから
     『小鬼田平子』って言うみたいね
      とってもややこしいわね

   残りの『すずな』は『蕪』(かぶ)のことで
    『すずしろ』は『大根』で
     どちらも『アブラナ科』の植物よ

  「先生 よくそれだけスラスラと出て来ますねぇ
    いつもながら感心しちゃいますぅ」

   あなた達にそんな事を言われても
    ちっとも嬉しくないわ
   私達は『アロマ』のお勉強の中で
    植物とかとくに『ハーブ』に関しては
     特別な知識を持っていなければいけないのよ
   あなた達にもこのお話は何度もしたはずよ
    じゃあついでに『秋の七草』を言ってみて

  「先生 それはきょうの宿題と言うことで・・・」

   もうホントに
    あなた達にはかなわないわ

   神様ぁ〜 これからランチで“七草がゆ”を頂きます
    今年も娘達から邪気を祓ってくださいね
 
   お願いねっ