神様ぁ〜! 私は雲の上に住む“女神”なのよ 不器用で“機は織れない”けどずっといさせてね!!



    ♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【 PC専用:猫画像貼ってこ63匹目 】
     



   【 一昨年3月の地震で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.11−22》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 大変ですぅ
    けさ5時ちょっと前に
     茨城で『震度4』の地震がありましたぁ
   直後に茨城のお友達からメールが届いたんですけどぉ
    寝ぼけていて何が何だか驚いたそうですぅ
   目立った被害はなかったみたいなんですけどぉ
    数が増えて来た気がするっていってましたぁ」

   こんな時に私が憶測でお話しすると
    お叱りを受けるかも知れないけど
   茨城に限らずこう毎日毎日
    どこかで地震が起きているのは
     まだプレートの歪みが
      完全に収まりきっていないからでしょ
   どこかの誰かさんみたいに
    いきなり癇癪を起こさなければいいんだけどね

  「先生 誰のことをおっしゃっているのか
    ぜんぜん分かりませんけどぉ
   わたし達なら最近はブチブチ言っていても
    その内なんでブチブチ言っていたのかも
     忘れちゃいますぅ」

   そう言えばあなた達も去年『アロマの資格』を取って
    後輩の生徒さん達を教えるようになってからは
     ずいぶん穏やかになったわね
   あなた達を教え始めた頃は
    本当に気疲れして大変だったもの

  「先生 そのお話はなかったことにしてぇ
    けさは大雪にならなくてよかったですぅ
   きのうの夜仕事が終わって病院から帰る時
    妙に暖かく感じたんでぇ
     この分なら雪にならずに
      いてくれるかなぁって思ったんですけどぉ
   雨のままでいてくれたんでぇ
    ホントに助かりましたぁ」

   元々は同じ『水』なのにちょっと姿を変えると
    いきなり厄介なものになってしまうなんて
     何だか不思議だと思わない
   誰だっていきなり『水』が好きか嫌いかって問われても
    『せせらぎ』の音には癒されるけど『洪水』はイヤ
     でも農業をされている方達は『水』がないと大変
      時と場合によってなかなか答えられないものね
    
   これって人の『心』でも
    同じようなことが言えるんじゃないかしら
   あなた達はもうすぐ嫁いでいくでしょ
    そうしたらお互いの『心』は
     掛け替えのないものになると思うんだけど
   忙しさにかまけて少なすぎてもダメ
    そうかと言って多すぎても彼に負担となって
     長続きしなくなってしまうわ
   『雨』のように時々降ってまた乾いて
    降ったりやんだりを繰り返していれば
     いつまでも嫌われないで長続きすると思うわよ

  「先生 きょうの先生は『詩人』ですぅ
    わたし達はまだ未熟なんでぇ
     まだ夫婦の深い意味は分かりませんけどぉ
      きょうはどうされちゃったんですかぁ」

   あなた達が生まれる何十年も前の曲だけど
    『雨の日』になると時々口ずさむ歌があるのよ
   ずいぶん昔に婆やが歌って聞かせてくれたんだけど
    今でも妙に耳に残っているのよ
   たぶんかなり年配のOBさんの中には
    『フォークソング』ブームの時
     リアルタイムで聞かれたかも知れないけど

   ♪あめは絹の糸でした〜 しろいしろ〜い絹の糸
    雲の上に住んでいる 女神〜が織っていたという♪
     って感じの出だしでね
   ある『雨の日』に悪い坊やがやってきて
    女神が織っていた『絹の糸』を引っ張ったんですって
   そうしたら運の悪いことに女神が雲から落っこちて
    亡くなってしまったそうなの
   そうしたらその女神を愛していた神様がとても悲しんで   
    『雨の日』になると涙を流したそうよ
     それが雲の上からキラキラ降ってくる
      『雨』になったんですって

  「先生 わたし達も聞いてみたくなりましたぁ
    でも先生は突然そうしてロマンティックな目をして
     ウルウルするところが
   旦那様をイチコロにしてしまったんですねぇ」

   ちょっとあなた達
    人聞きの悪い言い方をしないでくれる
   婆やがリアルタイムで聞いてたとすると
    もう50年くらいも前の『フォーク』だと思うけど
   こんな『雨の日』にあなた達も一度聞いてみたら
    きっと私の気持ちが分かると思うわ
   タイトルは確か『雨の糸』だったような気がするけど
    私も雲の上に住んでいる女神様なのよ

  「先生 それ以上おっしゃると
   皆さんに『危ない人』だと思われてしまいますぅ」

   神様ぁ〜 私は雲の上に住む“女神”なのよ
    不器用で“機は織れない”けどずっといさせてね

   お願いねっ