神様ぁ〜！ 私の“胸”はかなり“文金？”していたけど “本物”だったって言ってくださいね！！
♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【 ネコたんと一緒の布団で添い寝したい ＰＡＲＴ１１ 】
【 一昨年３月の地震で被災された皆様には
心よりお見舞い申し上げます 】
私はアロマセラピスト
『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
今日から読んで頂ける方の為にも
少しずつお話を進めていきますね
私のお部屋では生徒さん達と
アロマ医療のお勉強をしているんだけど
認定試験のない時は
いつも脱線ばかり
雑談と言っても
れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
アロマ医療ではこのカウンセリングも
とっても大事なんですよｲｲﾜｹﾀﾗﾀﾗ
今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
本題が途中になってしまっていたから
続きをお話ししますね
《エピソードＮｏ．１１−２７》
【普段は結構おしゃべりでも
お相手の前では超寡黙】
「先生 大変ですぅ
きのうわたし達の
結婚式のお話しをしていたんですけどぉ
ことし出来たらいいなぁと思っていたのが
気の早いお婆ちゃん達が
お祝いがどうのこうのと言うお話しになって
まだ日取りも決まっていないのに
焦ってしまいましたぁ
でぇ お婆ちゃん達が結婚された頃の
お話をうかがっていたんですけどぉ
むかしは色々な風習があって大変だったけど
『文金高島田』を結ってもらえたのが
嬉しかったっておっしゃってましたぁ
でも『文金高島田』って
名前は聞いたことがあるんですけどぉ
何でそんな名前が付いたんですかぁ」
実は私の結婚式の時はそれをしていないから
本当はよく分からないのよ
『ウエディングドレス』は着たかったから
どちらかと言うと『洋装』に似合う髪型で
お色直しの時の『和装』にも違和感がない程度の
髪型だったから
あの『盛り髪』は経験していないのよ
また婆やの受け売りになってしまうけど
『江戸時代』には何百もの髪型があったみたいだけど
時代劇でお馴染みの『高島田』と呼ばれる髪型は
武家のお嬢様の『定番』だったみたいね
それが明治になってからは花嫁の髪型として
『正装化』されたみたいで花嫁の代名詞にも
使われたみたいよ
「先生 でもなんで『高島田』に
『文金』がくっついているんですかぁ」
元々江戸時代には男性の『まげ』を
高く結うのが流行った時期があって
それを『文金風』と呼んだんだそうなのよ
八代将軍吉宗の頃の小判を
『文金』と呼んだこともあって
この『文金』と言う呼び方が
広まったって言う説もあるそうよ
女性の間でも髪を高く結い上げることを
同じように『文金風』呼んだことから
『文金高島田』と言われるようになったんですって
もう一つおもしろいお話しは
母親が娘を嫁に出すとき嫁ぎ先で困らない様に
『高島田』の中に『文金小判』を忍ばせたそうなの
それで『文金高島田』になったって言う説もあるそうよ
「先生 それって『黒柳徹子』さんみたいですぅ
じゃあわたし達の時は『札束』を入れてもらって
へそくりにしますぅ
でも重そうだしかさばりそうだから
親名義の『プラチナカード』でもいいですぅ」
あなた達は何をおバカなこと言ってるの
いつまでも親に甘えていてはいけないのよ
「先生 ところで先生の『ウエディングドレス』
まだ見せていただいたことがないですぅ
どんなドレスだったのか見てみたいですぅ」
ダメよ 絶対にダメ
だってあなた達が私の『美しさ』に目を奪われて
自分達の現実にガッカリしてしまうといけないからね
『ウエディングドレス』を決めるときにはね
昔見た映画の『花嫁の父』に出ていた
『エリザベス･テイラー』が着ていたものとか
『パリの恋人』に出ていた
『オードリー･ヘップバーン』が着ていたものとか
『暗くなるまでこの恋を』に出ていた
『カトリーヌ･ドヌーヴ』が着ていた
サンローランのドレスも参考にしたのよ
「先生 そんな『ウエディングドレス』が
日本にあったんですかぁ
それと『角隠し』はしなかったんですかぁ」
あなた達と違って私の『スリーサイズ』は
当時の女優さん達とあまり変わらなかったから
似た雰囲気のものを『貸衣装』で探したのよ
『結婚式』を何度もするつもりなら作ってもいいけど
おそらく無駄になるし
『角隠し』も合わないからやめたわ
「先生 分かりましたぁ
先生の角が引っ掛かって
『角隠し』はできなかったと思いますぅ
『ウェスト』と『ヒップ』は分かるんですけどぉ
『バスト』は『座布団３枚』だったって
旦那様から聞いたことがありますぅ」
ちょっと待ったぁ
なんであなた達が旦那様とそんなお話しをしているの
油断も隙もありゃしないわ
神様ぁ〜 私の“胸”はかなり“文金”していたけど
“本物”だったって言ってくださいね
お願いねっ
