神様ぁ〜! “乙女の祈り”はバダジェフスカじゃなくて 神様が弾いて聞かせて欲しいの!!



    ♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【 猫は人間のことを暖かい棒としか思ってない 5毛玉目 】
     



   【 一昨年3月の地震で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.11−36》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 大変ですぅ
    きのう『立春』を過ぎてもう春だというのに
   あしたはまた成人式の日みたいに
    『大雪』になるかも知れないって
     天気予報が言ってましたぁ」

   明日はとくにお出掛けする予定はないけど
    あなた達がお仕事に行くのが大変よね
   確かに暦の上では昨日の『立春』から
    春になったとは言うものの
     まだまだ寒い日が続くと思うし
      雪の日があるかも知れないわね

   天気予報を出している『気象庁』での春の定義は
    3月1日から5月31日までを言うそうだし
   『天文学』での定義は『春分』から『夏至』にあたる
    3月21日頃から6月21日頃までを
     春の期間としているみたいね
   でもまぁ 日本では『天文学』の定義は
    あまり使われないみたいだけど
   『パリ』にいた時はサラさん達が
    日常的に使っているのを覚えているけどね

  「先生 だったら『春』はもっと先なんですねぇ
    あしたの『大雪』のことを考えると
     憂鬱になってしまいますぅ」

   あなた達はそう思うかも知れないけど
    私は文字通り『立春』から春だと思うのは好きよ
   自然界だってまだ雪が積もっていても
    その雪の下から新しい芽が
     一生懸命頑張って成長しようとしている姿を
      想像するだけでも楽しいじゃないの

   西洋的な発想で地球の『地軸』がどうのこうのとか
    太陽が『黄道』上のどの位置だからとか
   数字ばかりを優先して『ディジタル』的な発想は
    確かにそうかも知れないけど
     私としてはあまり好きではないわ

   それに日本語の『春』と言う文字には
    季節感だけではなくていろいろな意味を込めて
     使われているでしょ
   例えばあなた達にだってOBさん達から
    『とうとうあなた達にも春がやって来たわね』って
     言われることが増えたでしょ
      もちろん『頭』のことじゃないのよ

  「先生 『頭』のことは意味が分かりませんけどぉ
    わたし達が今年『結婚』できそうになったことを
     おっしゃっているんじゃないかなぁと言うことは
      なんとなく分かりますぅ

   そう言われれば『春が来る』と言う言葉は
    悪い気はしないですぅ
   何か新しいものが始まりそうだって言う予感は
    分かる気がしますぅ
     本当は不安も一杯あるんですけどぉ」

   誰だって皆同じことなのよ
    先輩のOBさん達だってあなた達と同じ年頃から
     あんなに『肝っ玉』が座っていたんじゃないのよ
   『結婚』される時は不安だらけでも
    それ以上に『幸せ』が大きいと思われたから
     一歩前に踏み出されたんだと思うし
   『幸せ』になりたいと言う強い思いさえあれば
    なんとかなっていくものだと思うわよ

  「先生 頭の中ではよく分かるんですけどぉ
    自分の番になると不安が先に立ってしまうんですぅ
     先生はどうだったんですかぁ」

   アハハハハハハッ
    私は不安なんてなかったわよ
   だってここだけのお話しだけどね
    私より旦那様の方が不安じゃないかって思ったの

   だってね 私は末っ子で
    どこかの『歌舞伎役者』の息子じゃないけど
   女の子だけどヤンチャでワガママに育ってきたでしょ
    それに姉達に刺激されて子供の頃から
     大人の『外国映画』ばかり見て育ってきたの

   旦那様はありのままの君でいいって言ってくれたけど
    私の『本性』を見たら腰を抜かすほど
     不安になるだろうなって思ったら
      自分の不安のことなんか忘れちゃったわ
   まぁ 私でもなんとかなったんだから
    あなた達なんかぜんぜん心配いらないわよ

  「先生 でもわたし達は
    何も知らない『可憐な娘』だったんですけどぉ
   先生の大きなお尻にくっついて歩いている内に
    『最近先生とそっくりね』って言われるんですぅ
     だから心配でぇ・・・」

   なんてことを言うのかしら
    あなた達の『根性』には私も負けるけど
     そう言われればそうかも知れないわね
      私達“乙女の祈り”はきっと彼の心に届くわよ

   神様ぁ〜 “乙女の祈り”はバダジェフスカじゃなくて
    神様が弾いて聞かせて欲しいの

   お願いねっ