神様ぁ〜！ “娘達”も冬ごもりから目が覚めて 羽ばたいていくのを見守ってくださいね！！
♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【 茶・黒等の斑 サビ猫大好き！6ｷﾞｬｵｰ 】
【 一昨年３月の地震で被災された皆様には
心よりお見舞い申し上げます 】
私はアロマセラピスト
『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
今日から読んで頂ける方の為にも
少しずつお話を進めていきますね
私のお部屋では生徒さん達と
アロマ医療のお勉強をしているんだけど
認定試験のない時は
いつも脱線ばかり
雑談と言っても
れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
アロマ医療ではこのカウンセリングも
とっても大事なんですよｲｲﾜｹﾀﾗﾀﾗ
今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
本題が途中になってしまっていたから
続きをお話ししますね
《エピソードＮｏ．１１−６４》
【普段は結構おしゃべりでも
お相手の前では超寡黙】
「先生 きょうは『啓蟄』なんでぇ
虫さん達が冬ごもりから目を覚ます頃なんですけどぉ
これくらいの暖かさなら
風邪をひかないと思いますぅ」
そうね
でも暖かくなるのは結構なことだけど
急激な変化は困るのよね
何事もちょうどいいってのが望みなんだけど
北海道みたいに急激に『低気圧』が発達して
今までに経験したことがないような『吹雪』で
雪国に慣れているはずの方達が
何人も尊い命を亡くされてしまったでしょ
今度は急激に気温が上がると雪が緩んで
雪崩とか屋根の雪が落ちてきて
思わぬ事故があったりするでしょ
何事にしても急激な変化はよくないのよ
もうすぐあの『大震災』から２年を迎えるけど
こちらの方は何も変わっていないわね
私達がいつもボランティアをさせて頂いている
お婆ちゃん達だって
まだ避難先の『仮設住宅』から動けないし
アヤちゃん達の新しい『教室』だって
場所を決められないでいるものね
それどころかアヤちゃん達のご両親だって
住む家を建て直すにしても
同じ場所には二度と建て直せないみたいで
そうかと言って安全な場所の区画整理も
ほとんど手付かずの状態みたいだから
まだまだ時間が掛かると思うのよ
アヤちゃん達がなるべく故郷の近くで
しかも生活ができて
『教室』のスペースが確保できるとなると
なかなかそう簡単には見つからないし
費用だって相当掛かってしまうもの
伯母様達だってアヤちゃん達を全面支援するって
おっしゃってくださるけど
本当のお気持ちは
ご自分達も一緒に住めるくらいのお家を
考えられているみたいなのよ
「先生 伯母様達も日本に永住されるんですかぁ
じゃあ『モンパルナス』の大きなお宅は
どうされてしまうんですかぁ」
私もまだハッキリとはうかがっていないんだけど
今の『モンパルナス』のお宅はそのままにして
またアヤちゃん達が『パリ』で勉強するときとか
アヤちゃん達の生徒さん達が
あちらで『認定試験』を受けるときに
宿舎として開放されるみたいよ
そうすれば生徒さん達の負担がかなり軽くなるし
本心は伯母様が何だかんだとお世話をするのが
楽しくてしょうがないみたいなのよ
「先生 そうしたらわたし達が『パリ』に行く時も
伯母様の家に泊めていただけるんですかぁ」
それは伯母様にお願いしてみてごらんなさい
伯母様が日本に住むと言っても
ちょくちょく行ったり来たりされると思うわよ
もちろんガヴィさんが現役でいるから心配ないし
実は叔父様もその航空会社の元関係者みたいだったから
行き来の『足』にはまず困らないと思うわ
「先生 それで分かりましたぁ
サラさんは実の伯母様だからよくご存じなのは
分かっていたんですけどぉ
ガヴィさんはなんでかなって思っていたんで
叔父様のお陰もあったんですねぇ」
あぁ ここまでお話ししてなかったかも知れないけど
ガヴィさんも遠縁の親戚ではあるみたいなのよ
去年『モンサンミッシェル』に連れて行って頂いたとき
叔父様がチャーターした航空会社の親族みたいで
皆さん飛行機でつながっているみたいなの
だからガヴィさんも幼い頃から
飛行機に憧れていたみたいで
今の仕事に就いた切っ掛けになったみたいね
私もうわさで聞いたお話だけど
ガヴィさんは『固定翼』なら操縦出来るみたいよ
ひょっとしたらアヤちゃん達が
『飛行機』のライセンスを取りたいって言い出したのも
ガヴィさんの影響があったのかも知れないわよ
「先生 それだけはちょっと順番が違うと思いますぅ
アヤちゃん達がそれを言いだしたのは
わたしの彼に『ヘリ』の操縦桿を
握らせてもらったからでぇ
その時はちょっとヤキモチを焼いてしまいましたぁ
彼は誰にでも優しすぎるからいけないんですぅ」
あらあら あなた達もあちこちにヤキモチを
焼かなければいけないから大変ね
結婚する前からじゃ疲れてしまうわよ
神様ぁ〜 “娘達”も冬ごもりから目が覚めて
羽ばたいていくのを見守ってくださいね
お願いねっ
