神様ぁ〜! 今日は大事なお願いがあるのよ “乙女達の底力”を信じてくださいね!!



    ♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【 猫と散歩 スレ 】      



   【 一昨年3月の地震で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.11−68》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 きょうは風が強くて大変ですぅ
    福島のお婆ちゃんのところに着いて
   バスから降りた途端に
    スッゴイ風で飛ばされそうになってしまいましたぁ
   伯母様達も思ったより風が強いんで
    きょうの『慰霊祭』は大丈夫かしらって
     心配されていましたぁ」

   そうね 今日は気温としてはまぁまぁあるんだけど
    この強い『北風』のせいで
     体感的にはとても寒く感じるわね
   今日はこの辺りでも各地域で
    『慰霊祭』があると聞いていたんで
   アヤちゃん達と一緒に伯母様も
    出席したいっておっしゃっていたから
     寒さには大丈夫なんだけどこの風がどうかしらね

   早いものであれからもう2年
    本当ならもう被災地も
   かなり『復興』していることが想定されていたんだけど
    今の状況ではほとんど元に戻っていないというか
     それ以上に状況が悪化したこともあるみたいよ

  「先生 まだ何か悪い事が起こりそうなんですかぁ
    『原発』がまた爆発しそうだとかぁ・・・」

   そんな過激なことではないんだけど
    私達が今アヤちゃん達の『教室』のことで
   こちらの地元のボランティアの方達とも
    色々なことを相談させて頂いているでしょ

   そのお話しの中から聞こえて来ることなんだけれど
    あの『大震災』で仕事場を流されてしまった
     経営者の方達とか
   個人でも建てたばかりのお家を津波で流されてしまって
    35年ものローンだけ抱えてしまった方達とかの
     『経済的支援』や『優遇措置』がちょうど2年で
      なくなってしまうそうなの

   国としては『震災』後2年もあれば
    かなり復興しているはずだからとした甘い予測から
   事業としての『負債』処理を猶予したり
    個人『ローン』返却を猶予してきたんだけど
     もしこれがなくなると
      一気に返済を迫られることになるのよ

   法人にしろ個人にしろ
    未だにほとんど『収入』が得られないまま
   数千万にのぼる多額の『負債』とか『ローン』を抱えて
    返済を迫られることになると
   また身を投げられる方が出てくるんじゃないかって
    皆さん心配なさっているのよ

   国だって最初から『猶予期間』を2年と定めるなら
    それ以内に『復興』を完了し
   被災した地域の住民が元通りに近い暮らしを
    取り戻していなければならないのに
   ようやくこの時期になって『電力会社』が
    当時の様子を公開し始めたところで
   責任の所在もいい加減なんで
    ほとんど『賠償』の話も進んでいないのが現実よ

   それどころか『電力会社』は被災者の生活よりも
    自分達の給料のために『電気料金』を上げるって
     脅しに掛かっている始末よ
   これも運の悪いことに
    当時はお金に困らない『お坊ちゃま内閣』だったから
     みな『野放し』になってしまったのかしらね

   それからこれも大変な事実を
    こちらのボランティアの方達から聞いたんだけど
   『除染作業』がなかなか捗らないものだから
    たくさんの業者を集めたまではいいんだけど
   中にはとてもいい加減な手抜き『除染作業』で
    しかも除染した時に使用した『除染水』を
     そのまま付近に垂れ流していたなんてことも
      あったらしいのよ

   ほかにも『除染作業』で出た『除染土』を
    集めたまではいいけどそこから先
     持って行く場所がなくて
   その為の『一時保管場所』が決まらなくてもめていたり
    肝心の『最終処分場』が影も形もない状態では
   5年間の『一時保管期間』が
    いったいいつまでになるやらサッパリ分からないわ

  「先生 わたし達も同じようなお話しを
    こちらのお友達から聞いたことがありますぅ
   それとか自分達と同じ『仮設住宅』の中には
    『寝室』として使える6畳くらいの部屋に
     なんと6人の人が寝ているそうですぅ

   子供ばかりの2〜3日の『修学旅行』でも
    ひとり畳1枚って言うのは窮屈だと思いますしぃ
   お友達も『ナース』の立場で心配していたのは
    もう精神的に限界が来ているんじゃないかって
   もしなにか些細なことで『緊張の糸』が切れたら
    そのときが怖いって言ってましたぁ」

   そうなのよね
    人間は機械じゃないんだから
     そうそう我慢が続けられるもんじゃないのよね
   でもね 大事なのは私達がそう思ったら
    ぼやいているだけじゃなくて
     少しの力しかなくても
      行動に移さなければいけないのよ

   私達だってもちろん私だけではダメ
    あなた達が手伝ってくれるから
     それがほんの少し大きな力になって
   最近はOBさん達も協力してくださるし
    アヤちゃん達がこちらで『教室』を開ければ
     また少しずつ力が増えてくると思うわよ   

   神様ぁ〜 今日は大事なお願いがあるのよ
     “乙女達の底力”を信じてくださいね

   お願いねっ