神様ぁ〜！ 今回の“お花見”はサプライズが“満開”よ ぜひ“茶席”に足を運んでね！！
【 ２年前の東日本大震災で被災された皆様には
心よりお見舞い申し上げます 】
私はアロマセラピスト
『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
今日から読んで頂ける方の為にも
少しずつお話を進めていきますね
私のお部屋では生徒さん達と
アロマ医療のお勉強をしているんだけど
認定試験のない時は
いつも脱線ばかり
雑談と言っても
れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
アロマ医療ではこのカウンセリングも
とっても大事なんですよｲｲﾜｹﾀﾗﾀﾗ
今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
本題が途中になってしまっていたから
続きをお話ししますね
《エピソードＮｏ．１１−９５》
【普段は結構おしゃべりでも
お相手の前では超寡黙】
「先生 大変ですぅ
けさは『お花見』の問い合わせメールが
たくさん届いてますぅ
この間の『プチパン教室』のときも想像以上に
参加された方が多かったんですけどぉ
今回も負けないくらいたくさん届いてますぅ
でぇ 何を準備していけばいいのか
教えてくださいって言う内容が
一番多かったですぅ」
特に何も用意されなくてもいいと思うわよ
パンを作るときにもお話ししたけど
食べ物を扱うときの清潔な格好さえして頂ければ
問題ないと思うわ
私も最初はちょっと戸惑ったんだけど
『民宿』のお婆ちゃんとお話ししてみたら
下ごしらえの調理器具は代用品も含めて
ほとんどが調達できるみたいだし
和風スウィーツを盛りつける食器も
ビックリするくらい立派なものを用意してくださるわ
実はここだけのお話しなんだけど
お婆ちゃん達が『民宿』を始められた頃に
実はお爺ちゃんがちょっとした
『骨董』マニアだったみたいで
食器類に関しては結構いいものを集められたそうなのよ
でもいざ『民宿』を始められたらね
お客様の要望がかなり思惑違いで
出すお料理にはあまりマッチしなかったみたいなの
と言うことで今まで『お蔵入り』になっていた食器を
今回使わせて頂けるみたいなのよ
だからお爺ちゃんがとっても嬉しそうなんですって
お婆ちゃんも喜んでみえたわ
「先生 ちょっと恥ずかしいんですけどぉ
今回はわたし達がお茶を点てて
皆様に喜んでいただこうと思っていますぅ」
エェェェェェェッ
あなた達がお茶を点てられるなんて
ぜんぜん知らなかったし想像もしなかったわ
あぁ こんなに驚いてしまってごめんなさいね
それなら是非お願いするわ
でもあなた達どこで習ったのかしら
「先生 今まで恥ずかしくって
お話ししてなかったんですけどぉ
わたしの実のお婆ちゃんがお茶の先生をしてたんですぅ
でぇ わたしは小さいときからおてんばで
ちっとも母の言う事を聞かなかったんで
よくお婆ちゃんに『茶室』に連れて行かれて
作法ができるまでみっちり仕込まれたんですぅ
高校の時も半強制的に『茶道部』を勧められて
本当は渋々やってたんですけどぉ
指導の先生に私より上手ねって
褒められちゃったことはありますぅ」
なかなか人って分からないものね
ボランティアの道中で『バス』の通路に転がって
『大爆睡』をしているあなた達を知っているから
とても想像できなかったわ
実を言うとね
『民宿』のお婆ちゃんとお茶が点てられるといいねって
お話ししてたんだけど
お爺ちゃんが以前とっても立派な茶道具を
揃えてはくれたんだけど
それも一度も使ってないし
お婆ちゃんもお点前は『裏』だか『表』だか
『武者小路』たかもう怪しいものよって
２人で大笑いしていたのよ
当然お婆ちゃん達はお忙しいでしょうから
私が点てなければいけないなって思って
『茶道具』は用意するからどなたか腕に覚えのある
ＯＢさん達にお願いしようと思っていたのよ
あなた達にお願いできるのなら本当によかったわ
これも今回の嬉しいサプライズだわ
「先生 それでぇ わたし達ももうすぐ
『振り袖』が着られなくなってしまうんでぇ
これも用意しちゃいましたぁ
でもお天気が怪しくなるとこまるんでぇ
濡れても大丈夫な『振り袖』を
みんなでレンタルしちゃいましたぁ」
エェェェェェェッ
またまたビックリよ
あなた達はそこまで準備してくれたの
これは皆さん喜ぶと思うわ
「先生 それだけじゃないんですぅ
どうせついでだからと思って
サラさんと伯母様ご夫婦とガヴィさんの分も
まとめてレンタルしちゃいましたぁ
お店の方に訳をお話ししたら
『日仏交流』に役立つのならって
破格のお値段にしていただきましたぁ」
あなた達にはいつも驚かされるけど
今回ばかりは本当に嬉しいサプライズよ
お天気なんか悪くても楽しい『お花見』になりそうね
私の方がワクワクしてきたわ
神様ぁ〜 今回の“お花見”はサプライズが“満開”よ
ぜひ“茶席”に足を運んでね
お願いねっ
