神様ぁ〜! “ボストン”の夜景は今でも忘れないわ あの楽しかった想い出を壊さないでね!!



    ♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【 キャリコ 三毛猫について語るスレ Part4 】
           



   【 2年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.11−106》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 大変ですぅ
    アメリカの『ボストンマラソン』で
     『爆弾テロ』 があったって
      どこの局でも報道されてましたぁ
   たくさんの方達がケガをして
    亡くなった方もみえるみたいですぅ」

   朝一番で驚いたわね
    少し前のことだけど『ボストン』を
     訪れたときのことを思い出しちゃったわ
   とっても歴史を感じる街で
    また行ってみたいなって思っていたのよ

  「先生 『ボストン』に行かれたなんて
    初めてうかがいましたぁ
     なにしに行かれたんですかぁ」

   ほら あなた達とフランスに行ったときでも
    あちらこちらの『美術館』巡りをしたでしょ
   『ニース』に足を伸ばしたときでも
    私が小さな『美術館』のことでも
     良く知っているなって感心してたじゃない

   私は旦那様にどこかに連れてって頂くときには
    その土地の『美術館』を訪れることにしているの
   国内でも国外でも旦那様が休暇の時はもちろん
    お仕事に付いていったときはとくに
   旦那様がお仕事が終わるまでの
    待ち時間を利用して自分で『美術館』を探して
     歩いていたのよ

   でも『ボストン』の時はちょっと違ってね
    最初から『ボストン美術館』に行きたくて
     それだけのために連れてって頂いたのよ
   だって日本から『東海岸』って
    とっても時間が掛かるから
     なかなかついでにって訳にはいかないじゃない

   それでね
    旦那様がどうせ『東海岸』まで行くんなら
   ワシントンDCの
    『スミソニアン博物館』にも行きたいけど
     付いて来てくれるかって言うお話しになって
   私は即座に了承したわ
    私だって『スミソニアン博物館』には
     一度は行ってみたかったもの

  「先生 どうしてそんなに『ボストン美術館』に
    こだわってたんですかぁ
     日本にだって『ボストン美術館』って
      あったと思いますけどぉ」

   もちろんそれも知っているし
    『ボストン美術館』展が
     よく開催されているのも知っているわ
   でもね フランスの美術館を見て回ったときにも
    お話ししたことがあるけど
   『借り物』ではなくて
    その土地で『本物』を見て感じたいのよ

   それとちょっと表現が難しいんだけど
    世界の有名な『美術館』って
   元々『王族』とか『貴族』とか
    はたまた『大富豪』が所蔵していた美術品を
   展示するために建てたと言うのが多いと思うんだけど
    『ボストン美術館』は全く色の付かない
   『ゼロ』からのスタートだったみたいなの
    それに日本と とっても関係が深いのよ

  「先生 じゃあ『ボストン美術館』を建てるときに
    日本の建築家がお手伝いしたとか
     寄付したとかですかぁ」

   そうじゃなくってね
    あなた達も名前くらいは知っていると思うけど
   明治の頃美術史で有名な『岡倉天心』さんが
    『ボストン美術館』で実際に
     中国とか日本の美術関係のお仕事をされてたのよ

   それに敷地内には『点心園』って言う名前が付いた
    日本庭園があるし
   『岡倉天心』さんの功績だと思うんだけど
    私の大好きな『仏画』だとか
     『絵巻物』とか『浮世絵』もたくさんあるし
   旦那様が大好きな『刀剣類』も
    たくさん見られるのよ

   わたし達が訪れたころも
    治安がとってもいいって言われていたんで
     事実のんびりと過ごしたいい思い出ばかりだし
   だから今朝のニュースを聞いて
    本当に驚いているところなのよ

   それとこれは余談なんだけど
    あなた達は『爆弾テロ』って簡単に言ったけど
   アメリカ大統領の談話では
    現在の緊迫した世界情勢を考えてか
     とても言葉を選んでお話ししていたわね

   少し前の発言だったら『テロ』は絶対に許さないって
    厳しい口調で言い放ったと思うんだけど
   今回は真相を確かめるまでは
    とっても慎重に言葉を選んでいるって思ったわ

   さっきもお話ししたけど
    『ボストン』はアメリカの独立戦争でも
     重要な事件の舞台になっていたし
   現在では経済の重要な要にもなっているでしょ
    だからあの静かな『ボストン』が
     狙われたって言うことは
   私達には理解出来ない複雑な問題が
    絡んでいるんじゃないのかしらね
   アメリカ大統領の言葉の『歯切れの悪さ』から
    余計にそう感じたのは私だけかしら

  「先生 わたし達は『ボストン』って言ったら
    『マラソン』とか『有名な大学』くらいしか
     思いつきませんでしたぁ
      でもとっても行ってみたくなりましたぁ」

   『ボストン』にはまだ『交響楽団』とか
    『バレー』だとかとっても有名で馴染み深いものが
     たくさんあるのよ
      いつの日か一緒に行けたらいいわね

   神様ぁ〜 “ボストン”の夜景は今でも忘れないわ
    あの楽しかった想い出を壊さないでね

   お願いねっ