神様ぁ〜! 女の“ヒステリー”じゃないのよ 被災地復興への“熱い思い”だと言ってね!!



    ♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【 ロシアンブルーPART20 】            



   【 2年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.11−185》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 大変ですぅ
    陸前高田市の『奇跡の一本松』がきのうの夜から
     一年間ライトアップされることになりましたぁ
   でぇ ちょっと喜んでいたんですけどぉ
    真夜中になって福島県沖で
     『M4.9』の地震があったんでビックリしましたぁ
   最大震度こそ『2』で小さかったんですけどぉ
    かなり広範囲で感じたみたいですぅ

   『奇跡の一本松』がひょっとしたら
    ホントは怒っているんじゃないかと思って
     心配しちゃいましたぁ」

   確かにあなた達が言うように
    『奇跡の一本松』の保存には賛否両論があったからね
   昨夜ライトアップされて
    映画のコメンテイターじゃないけど
     皆さんの心の中には何が残ったんでしょうね

   こんな言い方をすると
    またまたお叱りを受けるかも知れないけど
   あの『奇跡の一本松』のことは既に皆さんの心の中に
    しっかりと焼き付いていると思うのよ

   命あるもの何れは大地に返っていくものだから
    静かに休ませてあげればいいと思っていたんだけど
   『剥製』にされて『ライトアップ』で晒されたら
    大地震と大津波に耐えた『奇跡の一本松』の魂は
     休まる暇がないと思うんだけどね
      こんなこと考えるの私だけかしら

   ここのところ『世界遺産登録』のお話しが
    メッキリ減ってしまった気がするんだけど
   『奇跡の復活』を遂げた『三保の松原』も
    実際には海流による海岸線の浸食と
     肝心の『松林』が枯れ始めているそうじゃない
   ひょっとしたらここも松の『雑木林』じゃなくて
    元の松を模った『造木林』にして保存するのかしら
   なんてことまで言ったら
    本当に叱られるかも知れないわね

  「先生 けさは何だかテンションが高いみたいですけどぉ
    真似する訳ではないけどホントはわたし達でも
     疑問に思ってましたぁ
   以前『福島』のお婆ちゃん達のところで
    いつものボランティアをさせていただきながら
     『奇跡の一本松』のことをお話ししたんですけどぉ
   お婆ちゃん達はお隣の県のことだから
    要らぬお世話かも知れないけどとことわられて
     「自分達ならあんなことはしないね」って
      ボソッと言われたことを今でも覚えてますぅ

   仮設住宅で今なお暮らさざるを得ない方達のことを
    ホントに真剣に考えたら
     もっと先にやることがあるんじゃないかって
      思いますしぃ
   お隣の県もやっぱり『お役所仕事』が優先するって
    これもボソッと言われたのが
     妙に心に残っていますぅ」

   まぁ それもお婆ちゃん達の『本音トーク』だと思うし
    こんな時でも県民の生活復帰を考える前に
   自分たちはこんなに立派なことをしましたと
    見せつけるようなことをすれば
     所詮『お役所仕事』だと思われても仕方がないわね

   ライトアップに関しては
    岩手県の『電気工事業者』とか『大手家電メーカ』が
   復興を願って向こう一年間
    『無償』で協賛されているみたいだけど
   どうせお願い出来るなら
    三度目の『過酷な夏』を迎えた仮設住宅に住んでいる
   お年寄り達の『冷房代』を例え一夏だけでも
    面倒を見ていただけないのかしら

   『奇跡の一本松』の剥製がオレンジに輝こうが
    松の枝が夜空に白く浮かび上がろうが
   『熱中症』寸前で耐えてみえるお年寄り達の心には
    どう映るのかしらね
   昨夜の地震は松の枝が白く輝いて
    喜びに震えたとはとても思えないんだけど
     また私は余計なことを言ってしまったのかしら

  「先生 大丈夫ですよぉ
    先生はひととは違った目線で世の中をご覧になって
     正直に物事をおっしゃるから
      ときどき誤解も受けやすいんですけどぉ
       わたし達は間違ってないと思いますぅ
    先生の大きなお尻にくっついてぇ
     『大震災』後の2年間以上『福島』で
    ボランティアをさせていただいてますからぁ
     その時々の切実なお婆ちゃん達の声は
      イヤって言うほど身に染みてますぅ」

   そうなのよね
    昨夜は被災地の故郷に『復帰』を願っている
     『震災被害者』のアヤちゃん達の事を考えていたら
   現地の復興がなかなか捗らないんで
    ちょっとイライラしていたかも知れないわ

   神様ぁ〜 女の“ヒステリー”じゃないのよ
    被災地復興への“熱い思い”だと言ってね

   お願いねっ