神様ぁ〜! 何度も何度も“恋”をして “女心”は強くなるんだって言ってね!!




    ♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【 ペルシャ・チンチラ・ヒマラヤン 】            


   【 2年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.11−211》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 大変ですぅ
    きのう富士山頂で発見された『迷いワンちゃん』が
     ようやく保護できたみたいですぅ
   わたし達がニュースで見たときは
    ガリガリに痩せていたんですけどぉ
     元気を取り戻し始めたそうですぅ」

   私もその知らせを聞いてホッとしたわ
    最近でこそ この『教室』の近くで
     『迷い犬』は見かけなくなったけど
   まだまだ『迷いネコ』は後を絶たないんで
    微力ながら保護活動をさせて頂いてるでしょ
   もちろん本当の飼い主さんが見つかったときは
    一番嬉しいけど
     里親さんに引き取られていくときも
      ホッとして肩の荷が下りた気がするわね

   でもね また私がこんなことを言うと
    お叱りを受けるかも知れないけど
   今回の『迷い犬』騒動も『富士山』が
    『世界遺産登録』されたのが
     原因にあるんじゃないかって思うのよ

   私事で恐縮だけど
    お友達のご夫婦で毎年『富士登山』をされていて
   よく私に『富士山』に登る楽しみを
    分かりやすくお話しくださるんだけど
     今の登山者に対しては
      あまり快く思われていないみたいなの

   これは何度もお話ししていることだけど
    『五合目』までは車で簡単に登れてしまうでしょ
   それから先も全くの普段着姿・サンダル履きで
    その上『ペット』同伴も見かけるそうよ
     以前はあり得ない光景だっておっしゃっていたわ

   たまたまお友達は『獣医』さんなんで
    まともな人間でも大変な標高の高い登山道では
   体の小さな『ペット』達は想像以上の
    過酷な条件下に晒されるんだけど
     ほとんどの観光客がそれに気が付いてないし
   本来連れて行くべきではないって
    飼い主のマナー低下を酷く心配されていたのよ

   今回は『RJAV(Rescue Japanese Animal Victims)
    被災動物ネットワーク』が最終的に
     『迷い犬』を保護されているみたいだけど
   飼い主さんと『はぐれた』にしても
    さっきお話ししたみたいに
     飼い主さんのマナー低下を疑うし
   もし 富士山まで行って『捨てた』んだったら
    絶対に許されない行為だと思うのよ

  「先生 お顔がとっても怖くなってますぅ
    『迷いワンちゃん』が保護されたのは
      『美談』なんかではなくてぇ
   観光客とか登山客のマナー低下が原因なら
    この先ますます心配になってしまいますぅ」

   今は『登山料』で制限を掛けようとしているんだけど
    『お金を払っているんだから』と言うおごりから
   かえってワガママな行為に及ぶんじゃないかって
    逆の心配をしてしまうんだけど考え過ぎかしらね
     一番適切なのは『外国の実施例』と同じように
      『入場制限』が効果的だと思うんだけどね

  「先生 ところでサラさんのお顔が見えないんですけどぉ
    まだお休みになってるんですかぁ
   今日は『ランチ』のお約束をしてるんですけどぉ」

   心配しなくても大丈夫よ
    今朝は早起きして本場『フレンチ』の
     美味しい朝食を食べさせて頂いたわ
   今ごろは旦那様とおしゃべりしたり
    身の回りのお世話をして見えるんじゃないのかしら

  「先生 エェェェェェッ
    そんなことしてて大丈夫なんですかぁ
   もっと早く言っていただければ
    わたし達が栄養のある朝食を作って
     旦那様のお世話をして差し上げたのにぃ
   わたし達『ナース』は『介護』のプロなんですよぉ」

   ちょっと待ったぁ
    旦那様はまだあなた達の『介護』なんて要らないわよ
     変なこと言わないでくれる
   それにね サラさんがどんな方に惚れたか知らないけど
    もしお相手が『日本人』だったとしたら
     旦那様みたいなタイプにお話しを聞くのが
      一番的を射ていると思うのよ

   だってあなた達もお話ししていたけど
    結婚するなら細かすぎるどこかの国の男性よりも
   私みたいにポワァ〜ンとさせておいてくれて
    それでいて『包容力』のある男性がいいって
     サラさんやガヴィさんとお話ししていたんでしょ

   それにね もし もしもよ
    サラさんの意中の人が旦那様だったら
     『夢』が叶って丁度いいじゃない
   せっかく日本までいらっしゃっているんだし
    僅かな時間しかないのよ

   でもね 例え一時の『夢』が叶ったとしても
    目が覚めたときはもっと切なくなるのよ
     『女』はそうして強くなっていくんだけど
   本物の『恋』を見つけたときに
    その強さが役立つようになるんだけどね

   サラさんも今は『恋心』ではなくて『憧れ』なのよ
    とても聡明で賢い方だからそれはご存じのはずよ
     でも我慢できなくなるのが『女心』
      いけない『恋』ほど燃え上がるものなのよ
   いつ目が覚めるのか端で見てても切なくなるでしょ
    だから2人きりにして差し上げたのよ

  「先生 わたし達もお願いしますぅ
    この切ない『女心』がもう我慢できなくてぇ」

   残念でした あなた達のは『女心』ではなくて
    ただの『邪心』でしょ
   いつまでもそんなおバカなことを言ってると
    本当に彼に言いつけるわよ

   神様ぁ〜 何度も何度も“恋”をして
    “女心”は強くなるんだって言ってね

   お願いねっ