神様ぁ〜! こんな“記録”はもういらないわ “二度と過ちはしない”って言ってくださいね!!





    ♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【 小さな シンガプーラ一匹目 妖精 】            



   【 2年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.11−222》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 大変ですぅ
    けさわたし達が『福島』のお婆ちゃん達のところへ
     到着する寸前『地震』のお出迎えにあいましたぁ
   わたし達はまだ『バス』中だったんで
    あまり感じなかったんですけどぉ
   『緊急地震速報』では『震度3』だと言ってましたんで
    かなり揺れたのかも知れませぇ〜ん」

   とんでもないお出迎えにあってしまったわね
    さっきお婆ちゃん達にお話を伺ったら
     その30分前くらいにも
      『震度2』の地震があったそうよ
   この間お話ししたように
    暫くは何があっても不思議ではない時期だから
     『地震情報』には特に注意して行動しましょうね

  「先生 分かりましたぁ
    でもあまり心配されなくても大丈夫ですよぉ
   もし『避難指示』が出るようなことがあったら
    すぐお婆ちゃん達を安全なところに
     『避難誘導』するつもりですしぃ
   万が一にも落下物なんかで負傷された方達が見えたら
    『救助隊』が到着する前にわたし達『ナース軍団』が
     負傷者の手当ができますから
      わたし達がいる限りいつもより安全ですぅ」

   そう言ってくれるととても心強いけど
    なんて言ったってあなた達は今年
     『お嫁入り』直前の身だから心配なのよ
   お願いだから絶対に無理をしないで
    何か異変を感じたらすぐ私に知らせてね
   今日は旦那様達のボランティアグループも
    すぐ近くに来ていて救助に駆け付けてくれるからね

   でもせっかくお婆ちゃん達に
    少しでも『癒し』の雰囲気を味わって頂くために
     私達もこちらでボランティアを
      させて頂いているんだから
   『地震』が心配で怖い顔をしていてはダメよ
    私達が緊張しっぱなしでは
     お婆ちゃん達に『癒し』のエネルギーは
      伝えられないと思うのよ

  「先生 そう言えばきのうは『誤報』のお話しばかりで
    わたし達の『ブログ』が埋まってしまって
     『長崎原爆の日』のお話しが
       ぜんぜん出来ませんでしたぁ」

   そうそう そうなのよ
    昨日は『誤報』のインパクトが
     余りにも大きかったものだから
      ついついお話しが長くなってしまったわね

   でも私達も昨日のお昼前11時2分には
    みんなで『黙祷』を捧げさせて頂いたでしょ
     もう二度とあってはいけないことなのよ

   『長崎』のときはいつも同じようなお話しを
    しているかも知れないけど
     これはちょっとした
      運命の『イタズラ』が絡んでいたのよね

   この日『サイパン島』のすぐ近くにある
    『テニアン島』を飛び立った『B29』は
   先の『広島』の第二目標だった『小倉』を目がけて
    飛んできたんだそうよ
   でも当日『小倉』上空は雲が厚くて
    『爆撃手』が何度も目標地点を探したそうなんだけど
     結局見つからなかったんですって

   それで第三目標だった『長崎』の方に飛んできて
    『爆撃地点』を探したそうなんだけど
     こちらも雲に遮られて
      なかなか見つけられなかったみたいなのよ
   で だんだん『B29』の燃料が少なくなって
    もう帰らなければいけないと思った頃
   たまたま少しだけ『爆撃地点』上空の雲が切れてしまって
    それを見つけた『爆撃手』が投下に踏み切ったみたい
     実際にはかなり目標をズレてしまったみたいだけどね

   軍の上層部から『原爆』投下の際は
    『目視確認』が厳命されていたから
     ギリギリの判断だったみたいよ
   この『B29』は残りの燃料が少なくて
    『テニアン島』までは帰れずに
     『沖縄』にやっとのことで
      『不時着』したくらいだから
       だから運命のイタズラだと思ったのよ
   あともう何分か雲が切れなかったら
    『長崎』も見つからずに『原爆』は時間切れで
     どこかの海にでも捨てられたはずだもの

  「先生 なんでそんなに詳しく知ってるんですかぁ
    ひょっとしたらその時『長崎』に
     住んでらっしゃったんですかぁ」

   なんてことを言うのよ
    これは68年も前の終戦当時のお話しよ
   いい 仮に私がこの時生きていたら今幾つなのよ
    それに『長崎』で『原爆』を見ていたら
     もうとっくにこの世の人ではなくなってるわよ
      失礼しちゃうわ
   これは旦那様のお父様がこの手のお話しに詳しくて
    私は旦那様からの受け売りなのよ

  「先生 あと一つだけ
    なんで『目視確認』が厳命されてたんですかぁ
   せっかく飛んできたんだから
    どこにでも雲の上から落とせば
     よかったんじゃないですかぁ」

   あなた達はテレビとかで『原爆』の映像を
    何度か見たことがあるでしょ
   この当時アメリカは世界初の都市型『原爆』として
    『記録』することを重視していたそうなのよ
     だから『目視』出来る条件にこだわったみたい
      雲があっては何も見えないでしょ

   神様ぁ〜 こんな“記録”はもういらないわ
    “二度と過ちはしない”って言ってくださいね

   お願いねっ