神様ぁ〜！ まだ“恋”の悩みは尽きないのね “パリ”に行っても蒸し返さないでと言ってね！！
【 ２年前の東日本大震災で被災された皆様には
心よりお見舞い申し上げます 】
私はアロマセラピスト
『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
今日から読んで頂ける方の為にも
少しずつお話を進めていきますね
私のお部屋では生徒さん達と
アロマ医療のお勉強をしているんだけど
認定試験のない時は
いつも脱線ばかり
雑談と言っても
れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
アロマ医療ではこのカウンセリングも
とっても大事なんですよｲｲﾜｹﾀﾗﾀﾗ
今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
本題が途中になってしまっていたから
続きをお話ししますね
《エピソードＮｏ．１１−２２３》
【普段は結構おしゃべりでも
お相手の前では超寡黙】
「先生 大変ですぅ
けさの天気予報できょうも３５℃の『熱帯夜』だって
言ってましたぁ
とても『東北』にいるなんておもえませぇ〜ん
それにきのうは『高知』とか『山梨』で
４０℃を超えたって言ってましたからぁ
もう『平熱』とか『微熱』なんて言ってられなくて
完全に病気ですぅ
人間の体温がそこまで上がったら
もう『脳』がやられて死んじゃってますぅ」
昨晩は暑くて寝苦しかったわね
どうしてもこちらは涼しいって
体が勝手に思い込んでしまっているから
余計に暑く感じられるのかしらね
それにしても『高知』とか『山梨』の４０℃越えは
もうお話を聞いただけでも汗が吹きだしてくるわね
いつも同じことを言って申し訳ないけど
天気予報とかで発表される気温は
割と涼しい環境のところに建っている
『気象台』での値だから
街中での気温は半端じゃないと思うわよ
この分だとまた『北極』だとか『南極』の氷が溶けて
『海面上昇』が起きるんじゃないのかしら
水没の危機にさらされている南の島々では
気が気じゃないと思うわよ
まだしばらくこのお天気が続くみたいだから
あなた達も体調管理には十分気を付けてね
「先生 こんなに暑いと『大きなお風呂』で
サッパリしたくなっちゃいますんでぇ
どこか遠くへお出かけするんじゃなくってぇ
いつもの『民宿』でのんびりしませんかぁ」
まぁ それも考えてはいたんだけどね
昨日こちらに来るときでも道路は大渋滞だったでしょ
だからあまり遠くに行けないことも分かっているけど
もう一つ問題があるのよ
この時期は『お盆』の行事がいろいろあるでしょ
それとか『大震災』後この被災地を離れて暮らしてる
お孫さん達が帰ってくるのを楽しみにされている
お婆ちゃん達もみえるから
一概に『避暑』って言う訳にはいかないのよ
「先生 じゃあわたし達だけでも『避暑』しませんかぁ
日本の総理大臣だって
アメリカの『大統領』だっていまは
『夏休み』をとってますよぉ」
私だって本当はそうしたいわよ
でも今月終わりから『国内認定試験』に合格した
生徒さん達を連れて『パリ』に行く準備を
しなければいけないでしょ
あなた達だってまた『長期休暇』を頂くんだから
『出勤日数』の帳尻を合わせておかなければ
ほかの皆さんに申し訳ないじゃない
暑い暑いと言っていても
アッと言う間に出発の日が来てしまうわよ
生徒さん達を引率する準備はもう出来ているのかしら
それとか生徒さん達の
『フランス語』のレッスンは大丈夫かしら
いつも考え出したら心配になってしまって
眠られなくなってしまうことがあるわよ
「先生 そんなに心配されなくても
なんとかなると思いますぅ」
って言うのもぉ
わたし達が試験を受けたときに比べて
だんだん現役に歳が近付いてきてますんでぇ
覚えはとっても早いですぅ
それにわたし達の後輩が多いですからぁ
学生時代は『フランス語』を選択してますんでぇ
意外と飲み込みは早いですぅ
なんてったってサラさんとかガヴィさん達と
『パリ』の街をそぞろ歩きするのが夢みたいでぇ
『アロマ医療』のお勉強はもちろん
『フランス語』は一石二鳥にも三鳥にもなるんでぇ
超マジメにお勉強しているみたいですぅ
先生 でもちょっとおかしいんですよぉ
せっかく『フランス語』を覚えたんだから
先生の大好きな『アランドロン』みたいに格好いい
男の子を捜しに行くんかなって思ったら
フランス人男性とは『結婚』したくないって
ハッキリ否定してましたぁ
ホントに『結婚』を考えるならやっぱり先生の
旦那様タイプがいいって口を揃えて言ってましたぁ
またライバルが増えそうですぅ」
“一難去ってまた二難”
これじゃあいつまで経っても
私の悩みは尽きそうにないわね
暑さのせいばかりではなくて
冷や汗でビッショリになってしまったわ
神様ぁ〜 まだ“恋”の悩みは尽きないのね
“パリ”に行っても蒸し返さないでと言ってね
お願いねっ
