神様ぁ〜! “魔女”になるって難しいわね どこかの“お姫様”と間違えないでくださいね!!



    ♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【 白猫が好き Part5 】            



   【 2年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.11−303》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 大変ですぅ
    けさも寒かったんですけどぉ
   またまたメッチャ眠くて眠くて
    アッと思うとまぶたが仲良しになっちゃいますぅ」

   あらあらら また昨晩も遅くまで頑張っていたみたいね
    二晩も徹夜してあなた達身体を壊してしまうわよ

   そう言えば今朝『ポン太』と『メイ』ちゃんを
    『教室』に連れてきてパッとドアを開けたら
     すごく美味しそうな『クッキー』の香りがして
      二人とも落ち着かなかったわよ
   まだかなり残り香があるから『授業』が始まるまでに
    換気しておかないと『香り』のお勉強が出来ないわよ
     それはそうとそんなに焦って何を作っていたの

  「先生 この新しい『教室』は換気効果が高いんでぇ
    あっという間に香りは抜けると思いますぅ
   実はわたし達が食べる『クッキー』なら
    そんなに時間が掛からないで直ぐ焼けるんですけどぉ
   あしたの『ハロウィン』に『小児病棟』の
    こども達にあげるのを焼いてましたぁ」

   あなた達っていつも『クッキー』を焼いているし
    それだけは得意の筈でしょ
     なんでそんなに時間が掛かっちゃったのかしら
   いま『小児病棟』にはそんなにたくさんの子供さん達が
    入院しているのかしら
     
  「先生 『それだけは』ってのが引っ掛かりますけどぉ
    確かにわたし達は『クッキー』は得意ですぅ
   それに何度か『パリ』へアロマの勉強に行ってたとき
    サラさんの叔母様にも色々『フランス』の
     こども達が食べている『クッキー』のレシピを
      教えていただきましたんでぇ
       自己満足ですけどぉメッチャ得意ですぅ

   でもぉ 今回作ったのは『小児病棟』にいる
    いろいろ悩みを抱えたこども達用なんでぇ
   食べられる子と食べられない子とで
    『食材』のアレルゲンに気をつかっていたら
     何種類にも分けなければいけなかったんでぇ
      メッチャ時間が掛かってしまいましたぁ」

   あぁそうか ゴメンゴメン
    さすがにあなた達は『ナース』さんだけあって
     よく気が付くわね
      きっと自分の子供が生まれても
       いいお母さんになれると思うわよ
   私ってダメね 
    そのことをすっかり忘れてしまっていたわ
     今日は『先生』失格ね

  「先生 そう言えば先生の周りでは
    『アレルギー』の方はみえないんですかぁ」

   そうね 私は大昔かなり『花粉症』だったけど
    『アロマ』の自然治癒効果のお陰で
     今はほとんど悩まされずに済んでいるわ
   最近は月末の『銀行引き落とし』のアレルギー以外
    『食物アレルギー』はないと思うわ

   そうそう面白いお話しなんだけどね
    あれだけ『ワンちゃん』や『ネコちゃん』が大好きで
   『ポン太』や『メイ』ちゃんだけでなくて
    保護した子達とも平気で接している旦那様が
     何度病院で『アレルゲン検査』をしても
   『花粉』や『食物』ではまったく反応しないのに
    唯一『犬』と『ネコ』だけ反応が出るのよ

   旦那様と仲がいいお医者様のお話では
    『前世』が人間ではなかったみたいで
     『人間』のアレルゲンには反応しないけど
   『イヌ』や『ネコ』とは前世の『種』が近いせいで
    反応するんだって笑いながらおっしゃってたわ
   だから保護された『イヌ』や『ネコ』が安心して
    なつくんじゃないかともおっしゃってたわ

  「先生 エェェェェェッ
    旦那様ってやっぱり人間じゃなかったんですかぁ
   まるで『美女と野獣』じゃなくってぇ
    先生がいつもおっしゃってる
     『トド』だったんですかぁ」

   あのね あなた達にこんなお話しすると
    ひょっとしたら毒かも知れないけど
   暑い時期だと旦那様が汗っかきだから『シャワー』して
    裸のままでお昼寝してるとね
   暑くなるからよせばいいのに
    『ポン太』と『メイ』ちゃんがすぐ隣に
     これ以上伸びないくらい伸びて添い寝するのよ

   そうすると『ポン太』は立派な『おヒゲ』があって
    あのぽっちゃりとした茶色の体型だから
     『アシカ』のように見えるし
   『メイ』ちゃんは白黒模様で『ホルスタイン』の
    子牛みたいに見えるのよ
     もちろん旦那様は堂々たる『トド』さんよ

   まぁ お座りしているときは『ポン太』と
    『メイ』ちゃんは『タヌキ』と『キツネ』だけど
   あなた達の『三匹の子豚』が添い寝に加わったら
    なにか『童話』が書けるかも知れないわ

   じゃあ明日は私も『コスプレ』して『小児病棟』に
    あなた達が焼いた『クッキー』を持って行こうかしら
     でも『魔女』のコスチュームがないわ

  「先生 大丈夫ですぅ 『スッピン』でもいいんですけどぉ
    ピッタリの『魔女服』は用意してありますぅ」

   まぁ ナント用意のいいこと でも『スッピン』だと
    『白雪姫』か『シンデレラ』と
     間違われてしまうといけないから
      無理して崩したメイクをしていくわ

   神様ぁ〜 “魔女”になるって難しいわね
    どこかの“お姫様”と間違えないでくださいね

   お願いねっ