神様ぁ〜! 私は“映画”の世界に憧れて育ったの 和製“オードリー”みたいだねって言ってね!!




    ♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【 ペルシャ・チンチラ・ヒマラヤン 】            



   【 2年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.11−332》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 大変ですぅ
    きのう子供の名前のお話しをしていたものですからぁ
   まいど気の早いOBさん達から『予定日はいつ』って
    聞かれてしまいましたぁ

   でぇ わたし達は『ハネムーン』を済ませてから
    ゆっくりと考えますってお話ししたら
   『もうあまり時間がないのよ
    そんなこと言ってないで早く頑張りなさい』って
     火に油を注ぐことになってしまいましたぁ」

   本当にいつもながら気の早い方達ね
    でもね 半分は当たっているかも知れないわよ
   あなた達は『ナース』だから釈迦に説法になるけど
    『母体』には『消費期限』があるでしょ
   本当に子供が欲しいと思うなら親の都合の前に
    自ら選択できない子供のことを
     優先して考えてあげるのも一つの責任かしらね
      まぁ 大人の都合はどうにでもなるからね

  「先生 たしかにちょっとスタートが遅れてますんでぇ
    子供のリスクを考えると少しでも早い方がいいのは
     よく分かるんですけどぉ
   せっかくここまで来たんですから
    先生みたいに夢にまで見た『海外で挙式』して
     想い出を作りたいですぅ」

   あらあら 勘違いしないでよ
    私達は結婚当時旦那様が余りにも多忙で
     とても十分な時間が取れなかったものだから
      やむを得ずの決断だったのよ

   ただ結果的にはあなた達が羨むような形にはなったけど
    当時の私達にすれば海外の教会で式を挙げるなんて
   映画の中でそのようなシーンを見たことがあるだけで
    どうすればいいのか どこからお願いすればいいのか
     何一つ分からなかったのよ
      当時はそんな人が少なかったからね

   それもたまたま旦那様がいつも使っていた
    『旅行会社』の古いお友達が
     色々な関係筋に声をかけて頂いて
      ギリギリ何とか間に合って実現したんだけどね

   まぁ いま思うとここら辺から私の『綱渡り人生』が
    始まったんだと思うわ
   いまの『アロマ医療』のお勉強だってそうよ
    たまたま日本でいい先生に出会えたからなのよ
   私は『文系』の出身だったから『亀の子印』の
    化学式はサッパリ分からなかったけれど
   『理系』の教授を紹介して頂いて
    一から勉強し直したんだもの
     当時は夢の中にまで『亀の子印』が出て来て
      化学式の寝言を大きな声で言ってたみたいで
       ずいぶん旦那様に笑われたのよ

   あら またお話しが横道にそれてしまったわね
    でもねこの時に『化学』ともう一つ
     『生物』のお勉強もほかの教授について
      これも一から勉強し直したのよ
       もちろん『受胎』のこともね

   あなた達はほかの方達より
    ちょっとだけ『恋愛』に時間を使いすぎたから
   OBさん達から言われる以前に
    ここからは駆け足した方がいいと思うわよ
     少しでも子供へのリスクを減らすためにもね

   ねぇ こうしたらどうなの
    もう中途半端なことをやめて
     とにかく先に子供を作ってしまって
      お腹の『たるみ』をなくしてから
   子供と一緒に『フランス』でもどこでも行って
    ゆっくり『海外挙式』の気分を味わってみたらどう
     かえってその方が想い出に残るかもよ

   実は私だってまだやりたいことがあるのよ
    時間とお金に余裕が出来たら
   『パリ ホテル・ラファエル』の301号室を
    しばらく借り切ってのんびりしてみたいの

  「先生 そのホテルは『シャンゼリゼ』とか
    『凱旋門』のすぐ近くだから知ってますぅ
   でもその『301号室』へのこだわりって何でしたっけ
    旦那様との想い出のお部屋なんですかぁ」

   いえいえ そうじゃなくって
    そのお部屋は私が好きな『オードリー・ヘプバーン』が
     若かりし頃『常宿』にしていたお部屋なのよ

   お部屋はそれほど広くもないんだけど
    逆に『テラス』は思ったより広くてね
     『モンマルトル』を背にして『エッフェル塔』が
      よく見えるそうなんだけど
   私は『景色』よりも『オードリー』と同じ空気を
    吸いたいなって思っているのよ
     『オードリー』の『気』がどこかにまだ
      残っているような気がしてね

   ちょっと贅沢を言うとね
    同じって訳にはいかないけど
     『ジバンシー』の黒のドレスを着たら最高ね
   『オードリー』は170cmちょっとだったみたいだけど
    私は167cmちょいだから
     何とか同じサイズが着られたら嬉しいわ

  「先生 わたし達は背が足らないのと
    横にかなり余ってますんでぇ
     ドレスは無理なんですけど
      黒の『サブリナパンツ』なら持ってますぅ」

   映画『麗しのサブリナ』の登場シーンは
    ほんの僅かだったんだけど
     なんだか世界中に一気にブレイクしたのよね
   皆さんもあなた達と同じで
    さすがにあの細身の『ドレス』は無理でも
     『サブリナパンツ』なら余裕だったのかしら          

  「先生 そのアイデアもいただきますぅ
    サラさんにお願いして
     301号室も組み込んでいただきますぅ」 

   まぁ よほど『映画』とか
    『オードリー』が好きならばお奨めするけど
   もし二人だけで静かに過ごしたければ
    中心部から離れた郊外の『ホテル』にした方が
     いい場合もあるからサラさんとよく相談してね

   神様ぁ〜 私は“映画”の世界に憧れて育ったの
    和製“オードリー”みたいだって言ってね

   お願いねっ