神様ぁ〜! 先生の“爪の垢”じゃなくってぇ “超天然『DNA』”を少し分けてくださぁ〜い!!



    ♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【 白黒猫 黒白猫 5匹目 】            



   【 2年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.11−340》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 大変ですぅ
    さいきん朝のご挨拶になってしまったんですけどぉ
     またまたけさも『福島県沖』で
      『震度2』の地震があったみたいですぅ

   お出かけ前に彼から
    人前で余り神経質そうにお話ししてはいけないけど
     君もお仕事柄『ナース』と言う立場を考えて
   万が一どこで災害が起きたとしても
    即対応できるよう心構えは忘れないでいようねって
     言われちゃいましたぁ
      ちょっと身が引き締まる思いがしましたぁ」

   ずいぶん前だったけど
    私があなた達を『福島』の被災地へ連れて行くことを
     ご両親に承諾を頂きがてらご挨拶にうかがったとき
      ご両親がおっしゃったことを
       私はいまでも忘れないでいるのよ

   あなた達が平々凡々と学生生活を送っていたとき
    突然真顔になって『ナース』になりたいって
     ご両親にお話ししたみたいね
   当然ご両親は何ごともなくお嫁に行って
    あなた達に何ごともない人生を送って欲しいと
     思われてたんでしょうけど
   「サラリーマンだと思うんなら
     ヤメなさい」と一言だけおっしゃって
      認めてくださったみたいね

   でね 私はその時まだ『被災地』と言う言葉が
    心のどこかに引っ掛かっていたんだけど
   ご両親から 「先生娘は『ナース』になった以上
    病院の『職場』にいても 『被災地』に駆け付けても
   することは同じなんですよ」っておっしゃった言葉に
    もの凄い感銘を受けたのよ
     私はまだまだ見識が甘かったってね

   今朝の彼の言葉の中にも
    あなた達のご両親のそれに似たものを感じたわ
   彼は新しい家族であって
    これからは一番身近な存在になったわね
     よかったじゃないの

  「先生 そうなんですよぉ
    ずうっと『結婚』したいなって思っていて
     わたし達の場合バタバタって日取りが決まって
      『お式』だけは済ませてるんですけどぉ
   二人で『新居』に住むようになってからも
    ちょっと変な言い方ですけどぉ
     ボランティアの時も仲間の方達と一緒に
   彼とも『雑魚寝』したことが何度もありますからぁ
    その延長線上みたいな気もしてたんですけどぉ
     けさみたいな言葉をフッとかけられると
      彼と結婚したんだなぁって思いが
       急激に沸いてきましたぁ」

   あぁ それでそんなお話しをしたのね
    そうよね 恋愛期間が長いカップルだったり
     事情があって先に同棲生活を始めたカップルは
   皆さんに『結婚』の発表をしても
    生活の変化が少ないかも知れないけど
     でもね 『夫婦』って実感できるのには
      時間が掛かるものだと思うのよ

   むかし婆やのお話の中にも
    一番楽しいはずの『青春』が戦争で台無しになって
   戦後の混乱の中で所帯を持って必死に子育てをして
    50年も60年もあとになって
   二人きりの生活になってから
    『夫婦』を実感されたお婆ちゃんもみえたそうよ
     まぁ いまの世の中には
      直接当てはまらないかも知れないけど
       何となく分かる気はするわ

   婆やもね 『結婚』して
    そんなに早く答えが分かってしまったら
     あとは別れることばかりしか考えない
      『結婚』生活になるのよって
       イタズラっぽく笑ってたわ

  「先生 わたし達はまだ始まったばかりですけどぉ
    ホントに何となく分かる気がしますぅ」

   そうね 私もいまフッと思い出したんだけど
    あなた達にまだ『恋の脱線講義』をしていたころ
   出会いがあってからすぐ『お里』が知れてしまっては
    すぐ熱が冷めてしまうってお話しもしたでしょ

   私の大好きな『映画』のストーリーでも
    出会いがあってとくに男性が
     気を惹かれた女性を口説いて口説き倒すってのが
      延々と描かれるじゃないの
   女性の方はそれが分かっても正体を明かさないで
    スルリスルリと身をかわして
     男性が余計に燃え上がるってね

   また私事で申し訳ないけど
    旦那様の『君に一生恋してるよ』って言葉を
     いまでも大事にしてるのよ
   だから一見ポッカァ〜ンとした振りをして
    未だに本当の正体を明かさず
     旦那様の目がくらんでいる内に
      せっせと自分磨きをしているのよ
       旦那様が飽きないようにね

  「先生 ビックリしましたぁ
    先生のポッカァ〜ン振りは作り物ではなくて
     ぜったいに『超天然』だと思ってましたぁ」

   お黙りっ
    じゃあ今日の『スペシャル和食ランチ』はオアズケよ
     女性はね色々な振りをして 
      文字通りいつも磨いていないといけないのよ

  「先生 神様ぁ〜 お代官さまぁ〜
    あんなに美味しい『スペシャル和食ランチ』を
     オアズケだなんてあんまりですぅ」
  
   あきれたわねぇ
    あなた達は『食べ物』のお話しになると
     態度がコロッと変わるんだから

   そう言えば私 
    今日も何か変なことお話ししちゃったかしら
   でもまぁ 何を言われてもいいわ
    今日の『スペシャル和食ランチ』を頂けば
     イヤなことは全て忘れてしまうわ

  「先生 きょうは特別わたし達のお願いで・・・」

   神様ぁ〜 先生の“爪の垢”じゃなくってぇ
    “超天然『DNA』”を少し分けてくださぁ〜い

   お願いねっ