神様ぁ〜! 今日は“クリスマスイブ”なのよ 若くてもお歳を召されていても“恋人”に戻してね!!




    ♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【 鈴声 アビシニアン 9頭目 ぷるにゃん 】            



   【 2年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.11−358》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 大変ですぅ
    って言うかぁ
   きのう一旦『教室』に帰って来てから
    サラさんとガヴィさんはどこに行かれたんですかぁ

   ガヴィさんはしばらくして帰られたみたいですけど
    サラさんの姿が見えなくなってしまったんでぇ
     ガヴィさんとご一緒でもない気がして
      ひょっとしたらお一人で・・・
       『クリスマスイブ』を・・・」

   そんな訳ないわよ
    わたし達もそうだけどガヴィさんだって
     もう暫くはお仕事が残っているからいつも通り
      日本支社の宿泊先に戻られたわ

   サラさんは『ポン太』と『メイ』ちゃんと
    遊んでいると思うわ
   そうそう もう暫くしたら『ヘリポート』のお掃除に
    出掛けるんじゃないのかしら
     だって木曜日も金曜日もお天気が悪いみたいでしょ
   今日はお天気が良さそうだから
    急遽お掃除のお話しがまとまったみたいなのよ
     彼からそんなお話し聞かなかったかしら

  「先生 そう言えばけさそんなようなお話しを
    って言うことはぁ
     サラさんはあのまま先生のご自宅に
      お泊まりされたんですかぁ」

   そうよ だっていつサラさんがみえてもいいように
    自由に使って頂けるお部屋を準備してあるの
     あなた達だってしってるじゃない

  「先生 それで分かりましたぁ
    きのうまでは『民宿』で山下達郎バージョンの
     『クリスマスイブ』みたいに
      なんだかもの思いにふけってみえたんですけどぉ
   旦那様達がお迎えのバスで『民宿』に
    お顔を出したとたん『泣いたカラス』が
     急に元気を取り戻したみたいでしたぁ
      やっぱりそうだったんですねぇ・・・
   だったらわたし達も一緒にお泊まりしたかったですぅ
    まだ一度もお泊まりしたことないんですよぉ」

   なにをおバカなことを言ってるの
    あなた達はちゃんとした帰るお家があるけど
   サラさんにはいつも『パリ』でお世話になっているから
    せめて日本にいらっしゃった時は
     私の自宅を自由に使って頂こうと思って
      お部屋を準備してあるだけじゃない
       大したお世話も出来ないけどね

   それどころか今朝なんかかなり早く起きられたみたいで
    私達の朝食の準備をしてくださったのよ
     お客様だからもっとのんびりしてくだされば
      いいと思ってるんだけどね

   『ポン太』や『メイ』ちゃん達まで
    朝早くから朝ご飯を頂いたみたいで
     サラさんにまとわりついていたのよ
      さすがに『オカマ』になっても
       『男』を忘れていなかったみたいね

  「先生 じゃあサラさんはずっと先生のご自宅に
    お泊まりされるんですかぁ」

   実は私もまだハッキリと予定をうかがっていないけど
    お部屋は自由に使って頂ければいいと思ってるのよ
   私達だって今日と明日は
    『民宿』に参加できない生徒さん達と
     ささやかな『クリスマス会』をするでしょ
   で 27日には『教室』の勉強納めをして
    もう一度『民宿』に戻るつもりよ
     だからそれまではこちらにみえるんじゃないかしら

   今日と明日は夜遅くなるけど
    ガヴィさんもこちらに駆け付けてくださるから
     ささやかな『クリスマス会』も
      賑やかになると思うわよ

  「先生 そう言えばサラさんの叔母様達は
    『民宿』に置き去りで大丈夫なんですかぁ
     なんだか申し訳ない気がしてぇ・・・」

   あらあら そんな事はないみたいよ
    娘のように可愛がってみえる
     アヤちゃんやユキちゃんが一緒だから
      家族水要らずでのんびりされてると思うわ

   それにアヤちゃんやユキちゃんのご両親も
    『民宿』にご招待してあるから
   これからのこととか結構リアルなお話しも
    ゆっくりされているんじゃないのかしら

   まぁ 何度も同じことを繰り返して申し訳ないけど
    本当なら『福島』の故郷に『アロマ教室』を
     開校しているはずだったんだけど
   それどころかそれぞれのご両親の実家再建すら
    まったく目処が立っていない状況でしょ
     サラさんの叔母様ご夫婦もアヤちゃん達への
      援助のしようがなくて困っていらっしゃるわ

  「先生 ところでサラさんのご両親は
    どちらに行かれちゃったんですかぁ
     日本に着いてから
      一度もお目に掛かっていないんですけどぉ」

   あなた達は何も心配しなくてもいいのよ
    サラさんが『山下達郎』なら
   サラさんのご両親は『松任谷由実』じゃないかしら
    今ごろはお父様がお母様をエスコートして
     日本の『クリスマス』を楽しんでみえるわよ

  「先生 分かりましたぁ 恋人じゃなくってぇ
    『♪パパがサンタクロース♪』なんですねぇ
   もう一度お二人は恋人に戻られているのかしら
    でも娘のお相手に会いにみえたなんてぇ・・・」

   あなた達はこの手のお話しになると
    本当に想像力がたくましいのよね
   じゃあ今日も余り時間がないから
    今年のまとめのお勉強をして
     夕方からはいつもの『和食屋』さんで
      ささやかな『クリスマス会』をしましょ

   あなた達は何度もお食事会が出来ていいわね
    『フランス人形』ならまだいいけど
     体型だけが『ビスクドール』にならないでね

  「先生 エッ!・・・ エェェェェェッ???」

   神様ぁ〜 今日は“クリスマスイブ”なのよ
    若くてもお歳を召されていても“恋人”に戻してね

   お願いねっ