神様ぁ〜! 今日は“青い目のサンタ”が登場よ 子供達の“ナイスサプライズ”を祝福してあげてね!!




    ♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【 饅頭 ブリティッシュショートヘアー 2個目 】            



   【 2年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.11−359》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 大変ですぅ
    って言うかぁ きのうの『クリスマス会』は
     メチャ美味しかったですぅ
      違った 楽しかったですぅ

   かなり遅くなってしまって
    『和食屋』さんのいつもの閉店時間
     かなり過ぎてしまいましたぁ
   それとちょっと呑み過ぎちゃってぇ
    けさも『迎えワイン』をちょっぴり・・・
     ようやく頭がハッキリしてきましたぁ」

   あなた達は『民宿』からずうっと
    呑みっぱなしじゃないの
     今日くらいは少し肝臓を休めないと
      あとで大変なことになるわよ

  「先生 ことしはサラさん達がみえるんで
    ついついペースが早くなってしまいましたぁ
   もう見慣れているから驚かないんですけどぉ
    サラさんもガヴィさんも一回り大きなグラスで
     お水を飲むみたいにグビグビ呑まれるんでぇ
      つい調子に乗ってわたし達もぉ・・・

   ところで先生 サラさんはともかくとして
    ガヴィさんはあんな時間に
     お一人で宿舎に帰られたんですかぁ」

   いえいえ サラさんとお手々つないで
    サッサと私の自宅に帰られたのよ
     まるで子供のようにはしゃぎながらね
   よほどあなた達と騒いで楽しかったんでしょうね
    二人並んだ後ろ姿を見ていたら
     本当にほほ笑ましかったわよ

  「先生 でもご自宅にはサラさんのお部屋しか
    準備してなかったんじゃないですかぁ
     まぁ お部屋がない訳じゃないですけどぉ」

   そうなのよ だからお部屋を準備するからって
    ガヴィさんにお話ししたんだけど
   サラさんのお部屋で一緒に寝るから大丈夫って
    聞き入れてくださらなかったのよ

   でね サラさんはお気に入りのパジャマが
    用意してあるからいいけど
   ガヴィさんはどうされるのかと思っていたら
    たまたま旦那様が室内着にしている
     スウェットが目に入ったみたいで
      これでいいって言ったらさぁ大変

   サラさんが自分で着ていたパジャマを脱ぎ捨てて
    それをガヴィさんに差し出して
     サラさんがそれを自分が着ようとしたのよ
   そうしたら今度はガヴィさんが大丈夫だからって
    そのスウェットを取り返して大騒動だったのよ
   まぁ ベッドそのものは割と大きめだから
    スレンダーな女の子二人が寝るのは問題ないけど
     着るものでもめてしまってはね

   でもね 朝起きてきたら二人の格好がおかしくて
    旦那様とそれを見て大笑いしてしまったわ
   だって男性用のスウェットと女性用のパジャマを
    上下互い違いに分け合ってきてたんですもの
     駄々っ子の娘が二人増えてしまったわ

  「先生 その気持ちは分かりますぅ
    わたしなら腕ずくでスウェットを奪い取って
     上下とも着て寝たいですぅ
      今夜はわたし達も参戦したいですぅ」

   何をおバカなことを言ってるの
    あなた達まで参加したらお家を壊されてしまうわよ
   でもね ああして見てるとお二人とも
    お茶目で可愛いところが一杯あるのよ
     世の中の男性諸氏は何処に目を付けてるのかしらね

   確かにサラさんを病院内で見れば
    威厳を放った『女医』さんとしてかっ歩されてるし
   ガヴィさんは高層ビルに入っている大手航空会社で
    スーツ姿がビシッと決まって
     キビキビとお仕事されているから
      近寄りがたい感は否めないけどね

   ああして自分の好きなものを取り合っている姿は
    どう見たって駄々っ子な娘にしか思えないわ
     それも『恋』に夢中で真っ最中のね
      ビデオに撮っておけばよかったわ

  「先生 ってことはお二人とも先生のご自宅に
    お泊まりされちゃったんですかぁ」

   まぁ 『クリスマスイブ』だったからね
    お二人で楽しい夢を見て想い出に残れば
     よかったんじゃないのかしら

   それでね 今朝はお二人がそのおかしな格好で
    朝食の準備をしてくださったの
     サラさんもだけど
      ガヴィさんもお料理がとってもお上手よ
   旦那様も私も今朝はちょっと食べ過ぎて
    動くのが苦しいくらいだもの
   この先ずうっとお二人がみえたら
    私もあなた達と変わらなくなってしまうわ

  「先生 そこんとこちょっと引っ掛かったんですけどぉ
    わたし達と何が変わらなくなってしまうんですかぁ
     何も違ってみえませんけどぉ・・・」

   そうそう あなた達のポッコリお腹を見ていて
    思いだしたけど
   今日お二人は真っ赤な『サンタ』さんのお洋服を着て
    旦那様達と一緒に『施設』の慰問に回るそうよ

   あなた達も知っていると思うけど
    季節のいいときは『施設』の子供さん達を
     『ヘリ』でお空の散歩にご招待しているでしょ
   で 『クリスマス』とか『おひな様』のときは
    お菓子とかプレゼントを持って回ってるじゃない
     だから今日はフランス娘の『サンタ』さんが
      慰問に訪れるみたいよ
       こども達は別の意味で驚くでしょうね

  「先生 じゃあわたし達も旦那様と一緒に
    美味しい『ワイン』を持ってお手伝いしますぅ」

   ちょっと待ったぁ なにが美味しい『ワイン』よ
    プレゼントのお相手は『施設』の子供さん達よ
     『ワイン』なんかまだ飲める訳ないじゃないの
   まだ脳みその中に呑み過ぎた
    昨日の『ワイン』が残ってるんじゃないの

   神様ぁ〜 今日は“青い目のサンタ”が登場よ
    こども達の“ナイスサプライズ”を祝福してあげてね

   お願いねっ