神様ぁ〜! ナント“新妻”が二人になってしまったの 早くリアルな“旦那様”を見つけてあげてね!!




    ♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【 小さな シンガプーラ一匹目 妖精 】            



   【 2年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.11−362》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 大変ですぅ
    けさテレビを見ていたら『大雪』のニュースばかりで
     ビックリしちゃいましたぁ
   きょうは『民宿』に戻る予定なんですけどぉ
    『新妻』さんは大丈夫ですかぁ」

   今朝はね 『新妻』さんじゃなくて
    『新妻』さん達になっていたのよ
   それにね 今朝も朝食を作ってくださったんだけど
    いつものフレンチではなくて
     ナント『お味噌汁』を作ってくださったのよ

   それがね サラさんだけじゃなくてガヴィさんまで
    可愛いエプロンをしてね
   二人で『お味噌汁』の味見をしながら
    キッチンに立っている光景は
     なんとも言えないほのぼのとしていて
      不思議な光景だったわよ

  「先生 それで『新妻』さんが
    二人になってしまったんですねぇ
     でぇ『味噌汁』のお味はどうだったんですかぁ」

   それがビックリなのよ
    お世辞なんかじゃなくてとっても本格的なお味で
     美味しかったわよ
   まぁ ガヴィさんは『日本支社』にみえて
    かなり時間が経っているから
     日本のお味には慣れてみえるけど
   サラさんはそうでもないと思っていたんだけど
    なにがなにが 私達より本格的なお出しの味だったわ

   それとふと気が付いたんだけどね
    特にサラさんは子供の頃から厳しい叔母様に
     お食事のマナーもしつけられていたと思うんだけど
   お二人ともお箸の持ち方から
    『和食』独特の『三角食べ』が違和感ないのよ

  「先生 なんですかその『三角食べ』って
    初めて聞いた気がしますぅ」

   あらあら あなた達は聞いたことがなかったの
    一般的な『和食』の場合食卓の上に
   『ご飯』と『おかず』と『汁もの』が並んでいて
    それぞれを交互に食べていくでしょ
     これを『三角食べ』って言うんですって
   子供の時に『ご飯』だけ先に食べきって
    次に『おかず』だけ食べきって
     最後に『汁もの』だけを飲み干したら
      叱られたでしょ

   ところが『フランス』育ちのお二人は
    まず前菜にあたる『Entrée』を食べられたあとで
     お魚とかお肉のメインディッシュ『Plat』を
      食べられると思うのよ
   そのあとで一旦テーブルが片付けられて
    甘いものとかドリンクの『dessert』が
     出されるでしょ
   だから日本の食卓のように全品が一度に並ぶと
    何から食べ始めてていいのか
     分からなくなってしまうそうなのよ

   それがね お二人ともお茶碗を手に持って
    普通に日本人らしくお食事をされているから
     ふと気が付いたときは驚いてしまったのよ
   それにあちらでは『お茶碗』とか汁ものの『お椀』の
    『食器』に口を付けて食べる習慣は
     お行儀が悪いって叱られるから
      まったく経験がないと思うのよ

  「先生 そう言えば不思議な光景ですよねぇ
    逆にわたし達が初めて『フランス』に行って
     お食事をご馳走になったとき
   メチャメチャ緊張してしまって
    テーブルに出されたものを一つ残らず
     片っ端から食べ尽くしていたら
   肝心なメインディッシュの頃には
    お腹がふくれてしまって苦しかったですぅ
     美味しそうな『デザート』も
      冷や汗かきかきでいただきましたぁ」

   それと大事なことを忘れていたけど
    今回の『親睦会』にはフランスでも
     超厳格なサラさんの叔母様ご夫婦にそれも
      『和食』づくしの接待をさせて頂いてるでしょ
   叔父様は日本に精通されているから
    それほどでもなかったと今になって思うけど
     叔母様は苦痛にはならなかったのかと思って
      ちょっと冷や汗が出てしまったわ

  「先生 でもいままで叔母様ご夫婦と
    何度もお食事をご一緒させていただきましたけどぉ
     まったく違和感なんて感じませんでしたぁ
   ただ いつも食卓の上には美味しい『ワイン』が
    必ず並んでいましたしぃ
     お食事中もかなりグビグビ呑んでいられたんで
      わたし達にとってはチョベリグでしたぁ」

   まぁ 私もそう思い込んでいたんだけどね
    ああして青い目の『フランス人形』さん達が
     可愛いエプロンをしてお料理したり
   一緒のテーブルでお食事している姿を見ると
    なんだか不思議な魅力を改めて感じたわ
   あなた達の言葉を借りると
    『日本の男性諸氏はイチコロ』だと思うわ

  「先生 それで旦那様はお味について
    なんかおっしゃってたんですかぁ」

   それがね いつもは『減塩』のために『お味噌汁』は
    かなり量を控えているんだけど
   今朝は『美味しい』を連発してサラさんからも
    ガヴィさんからもお代わりを頂いてたのよ

  「先生 分かりましたぁ
    それで『新妻』さん達は思いが叶ったんで
     アッサリと『民宿』に戻ることを
      『オッケー』されたんですねぇ」
 
   そうなんだけどね
    あなた達が予想していたより『初詣』あとに
   もう一度お家にみえたときがもっと大変だと思うのよ
    『新妻』さん達がどうなるのかと思ってね

   神様ぁ〜 ナント“新妻”が二人になってしまったの
    早くリアルな“旦那様”を見つけてあげてね

   お願いねっ