神様ぁ〜! 新年早々“小さな命”に巡り会ったのよ たくさんミルクを飲んで“大きく育てて”ねっ!!




    ♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【 スコティッシュフォールドPart18 ホールド一本 】            



   【 2年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.14−8》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 大変ですぅ
    って言う前に
     けさはどちらかにお出掛けだったんですかぁ
   『教室』は鍵が掛かってなくて
    もう暖まっていたんですけどぉ
     どうされたんかと思って心配してましたぁ」

   遅くなってしまってゴメンなさいね
    ちょっと緊急事態だったから
     獣医さんのところまで走って行ってたのよ
   実はね時々『ポン太』と『メイ』ちゃんに
    会いにみえるお婆ちゃん知ってるでしょ

   でね 昨日の夜ワンちゃんのお散歩に出掛けたら
    公園の茂みで震えてる『子猫』を見つけたそうなの
   最初はワンちゃんが見つけたそうなんだけど
    まだ乳飲み子に毛の生えたくらいで
     しばらく親ネコが戻ってくるのを
      寒さをこらえて待ってみえたそうなのよ

   でもね あなた達も知っているように
    この町内では最近ノラちゃんを見掛けないでしょ
   以前は心ないマンションの管理人とか
    何故だか分からないけど動物嫌い?な住人の方と
     よくトラブルがあったものだから
   旦那様や知り合いの獣医さんのところに集まる
    ボランティアの方達と一緒に
     出来る限りのノラちゃんの保護を
      したことがあるでしょ

  「先生 わたし達も『教室』の行き帰りに
    外を歩いている子をみかけたら
   写メを撮って必ず先生に連絡することにしていますぅ
    ここしばらくは見かけなくなったんですけどぉ
     その子はどこかで飼われている
      『迷いネコ』だったんですかぁ」

   ホラ そのお婆ちゃんって町内でも
    どこでどんな子が飼われているか情報通で有名でしょ
   で 時々『教室』にも遊びにみえて
    私の自宅で保護されて里親さん待ちの子がいると
     何かと協力してくださるでしょ

   でもね その子は白地に茶の斑点で
    まだ尻尾が短くてハッキリしないけど
     ボブテールほどではないのよ
   お婆ちゃんはどこで子猫が生まれたのかも
    不思議なくらいよくご存じなんだけど
     どこも該当しないんだそうよ

   まぁお婆ちゃんとしては飼い方も熟知されてるから
    昨日の夜は子猫用のミルクを飲ませたり
     体を温めたりして様子を見られていたんだけど
   今朝になって容体が急変したみたいで
    朝早く私に連絡をされたみたいなの

   普段なら旦那様が駆け付けてくださるんだけど
    今朝はたまたま外せないお仕事があったんで
     私が飛んで行った次第なのよ
   今は獣医さんが念のため隔離病棟で
    懸命の治療をしてくださっているわ

  「先生 じゃあその子って正月そうそう
    捨てられちゃった可能性があるんですかぁ
     もしそんなことするヤツを見つけたら
      タダじゃおきませんよぉ」

   まぁまぁ あなた達がそんなに興奮しないでくれる
    飼い主さんがお正月休み中に手に負えなくなって
     捨てたのかも知れないけど
      どんな理由があっても間違った判断だと思うわ

   ものは考えようでね
    あのお婆ちゃんに保護されたからまだ良かったんで
   今は獣医さんの治療を受けているから
    まず助けてくださると思うわ
   でも獣医さんは今の気候だったら
    もし1〜2時間発見が遅れていたら
     冷たくなっていたかも知れないってね

   そうそう 獣医さんに連れて行ったとき
    ほら どんな子でも診察券を作るでしょ
   だから問診票には『ナナ』ちゃんって書いておいたわ
    とっさに言い名前が思いつかなかったし
     七日に保護された子だったからね

  「先生 じゃあその『ナナ』ちゃんは
    これからどうなるんですかぁ」

   あぁ いつもと同じよ
    獣医さんには出来るだけの健康診断をして頂いて
   異常がなく元気を取り戻せたら
    ボランティアさんにもお願いして
     『里親』さんを探すことになるし
   もちろんその前に 
    もう一度本当の飼い主さんがいないかとか
     姿が見えなくなって探されているんじゃないかの
      情報とかもよく調べてみるけどね

   もし 万が一にも訳ありの子だったら
    いつもお願いできる方に相談してみるわ
   『FIV』くらいならどの里親さんも驚かないし
    もちろんここにいる『ポン太』だってそうだし
   でもねちょっと訳ありの病気だったら
    『獣医』さんのところでしばらく入院かもね
     今までよほどの子でも完治してるから
      心配いらないわよ
   どちらにしたってモノの言えない子なんだから
    私達が何とかしないといけないでしょ

  「先生 なんならわたし達が『里親』になっても
    いいですよぉ
   結婚したときの『新居』も赤ちゃんができたら
    子供のためにお友達を飼おうと思って
     『ペット可』のところですからぁ
      大丈夫ですぅ」

   まぁ 今はあなた達の気持ちだけ
    ありがたく頂いておくわ
   でもあなた達は『ナース』だから分かると思うけど
    赤ちゃんの『免疫』がしっかりしてからにしましょ
     どちらのためにもね

   あらあらいけないわ もうこんな時間よ
    獣医さんから連絡がないってことは
     『ナナ』ちゃんも快方に向かっているのかしらね
      あとは検査結果が良いことをお祈りしましょ

   神様ぁ〜 新年早々“小さな命”に巡り会ったのよ
    たくさんミルクを飲んで“大きく育てて”ねっ

   お願いねっ