神様ぁ〜! “ナナ”ちゃんは私達が付いてるから お迎えの“天使”はお帰りになるように言ってね!!





    ♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【 ベンガル 】            



   【 2年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.14−10》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 大変ですぅ
    けさは今年一番の冷え込みだって
     天気予報が言ってましたけどぉ
   風が強いんで体感的には
    メッチャメチャ寒かったですぅ
     でも『教室』の中は暖かくてまるで天国ですぅ」

   あなた達ちょっと聞くけど
    『天国』ってそんなにいいとこだと思ってるの
   私はね そうばかりとは思っていないのよ
    2013年の統計でも世界には約72億人もいて
   今までにどれだけの方達が『天国』に行かれたと思うの
    全く想像できない数なのよ

   その方達が映画の中で描かれているような
    お花畑の中の泉のほとりで和気あいあいと
     のんびり歓談してるなんて想像できないわ
   映画で言えば『シティ・オブ・エンジェル』に出てくる
    『天使』さん達みたいに
   地上にいる人達の『死期』を伝えるお仕事をしていて
    それがつまらなくて地上の女性に『恋』をして
     落っこちちゃったってお話しもあるでしょ

   アハハハハハッ
    いけないわ こんな屁理屈をお話ししてると
     また『おヘソ曲がり』だって言われそうね
      この辺りでやめておくわ

  「先生 実はきのうの『教室ブログ』のことで
    もう言われちゃってますよぉ
   先生にしては珍しく『ブログタイトル』に
    『誤字』があったとかぁ
   「また先生壊れちゃったみたい?」って言うメールが
    たくさん届いてますぅ」

   あらあら大変だわ
    どこに『誤字』があったのかしら
     間違ったところがあったらすぐ直しておかないとね

  「先生 きのうは『いかめし』のお話しから
    『成人式』のお話しになったんですけどぉ
     2度目の『成人式』と言う字が
      『聖人式』になってましたぁ」

   アハハハハハッ
    それなら間違いではないわよ
     本当にそう思って書いたんだもの
   だってまだ『成人式』に出席した経験がないから
    『成人式前』ってお話ししたんだし
   私は自分でも『天使なの』って思っているから
    そろそろ『聖人式』のお迎えがあってもいいかなって
     本当に思っていたんだもの

  「先生 やっぱりOBさん達の予感が当たってましたぁ
    OBさん達がメールで
     先生の疲れがピークに達すると
   とつぜん『私は天使なの』の口癖が始まって
    本当に壊れてしまうといけないから
     あなた達よぉ〜く見張っていなければダメよって
      おっしゃってましたぁ」

   あらあら 皆さん良く私のこと観察してみえるのね
    まぁ ある意味当たっているから反論できないわ
   でもねくどいようだけど もし『天国』があるなら
    それで もし『心』と言うものが存在し続けるなら
     『天国』はその方の『心』の中に
      存在し続けるものだと思うのよ

   だからどこかひとところに存在するんじゃなくて
    皆さんの『心』の中に
     多種多様な『天国』が存在していた方が
      楽しいと思ってるのよ

   どこかの有名な学者さんがおっしゃったみたいに
    『宇宙』そのものの存在が『時間』とか『空間』の
     歪みで出来ているそうだから
   この世で愛し合った二人が
    お互いの『心』の中の『天国』で
   『時間』とか『空間』をシェアしながら過ごせたら
    本当の二人だけの『天国』になるんじゃないかしら
   私はお花畑の『天国』よりも
    映画『ニューヨークの恋人』みたいに
     『時間』とか『空間』の歪みを逆に利用して
      文字通り『永遠の愛』を誓い合うような
       『恋』をしてみたいわ

   私は『図書館』で一日暮らすのも嫌いじゃないし
    早朝浜辺に出て『お日様』の調べを聞くのも
     嫌いだとは言わないけど
   どこかの誰かさん達?みたいに 誰かのお尻にくっついて
    『天国』にお迎えするお仕事なんて
     まっぴらゴメンだわ

  「先生 もしもぉ〜〜し
    そろそろ『地上?』に帰ってきていただかないと
   またOBさん達から壊れちゃったって言われますよぉ
    もしもぉ〜〜し 私達の声聞こえてますかぁ」

   あなた達の声はちゃんと聞こえているし
    別に『トランス状態』に入ってる訳でもないわよ
   でも今日は何でこんなお話しになってしまったのかしら
    そうかそうか あなた達が『天国』って言ったから
     こんなお話しになってしまったのね

   でもね 子供の頃婆やのお話の中には
    『天国』には神様達がお住まいになっていて
   私達の行き先は『極楽』と『地獄』の二つがあって
    悪いことをすると『地獄』へ落ちるって言われて
     子供心に結構マジに悩んでたわ

   でもねあなた達も考えてご覧なさい
    この世にだって『賽の河原』はあるし
     『人間』の皮を被った『閻魔様』だって
      大勢みえるじゃない
       『ナースキャップ』もね

  「先生 ゲッ
    わたし達は『図書館組』じゃなくってぇ
     雲の上から降りてきた『天使』なんですよぉ
   『閻魔様』にお友達もいないですしぃ
    自分達で言うのも何なんですけどぉ
     『CT』でスキャンしたら『肩甲骨』に
      『羽』が生えかけてるのが写ってますぅ」    

   まぁ ぜひそう願いたいわ
    じゃあ午前の『教室』のお勉強を頑張って
     いつもの『和食屋』さんでランチしたら
   『ナナ』ちゃんが早く元気になるように
    『獣医』さんのところにお見舞いに行ってきましょ

   神様ぁ〜 “ナナ”ちゃんは私達が付いてるから
    お迎えの“天使”はお帰りになるように言ってね

   お願いねっ