神様ぁ〜! 今年も“娘達”に驚かされて幕が開いたわ このまま笑って一年が過ごせるようにしてね!!





    ♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【 ノルウェージャンフォレストキャット十六フサ目 】            



   【 2年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.14−12》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 大変ですぅ
    って言うかぁ きのうちょっと頑張りすぎてぇ
   あれから手が『腱鞘炎』みたいになって
    仲間の子は『ギックリ腰』かも知れなくて
     お腰の痛みがまだ残っているみたいですぅ」

   あらあら どうしたのかしら
    昨日は『鏡開き』であんなにはしゃいでたじゃないの
   いつもの『和食屋』さんでランチしたときでも
    あなた達は『お餅』を散々食べたあとなのに
     『おそば定食』をペロリと平らげてたでしょ
   病院でのお仕事に戻ったとき
    その『ウワバミ』のようなポッコリお腹が重すぎて
     ひっくり返りでもしたのかしら

  「先生 ひっくり返りはしませんでしたけどぉ
    きのうは『鏡開き』だったんで『お鏡餅』を
     『和食屋』さんが貸してくださった『木槌』で
      割ろうとしたんですぅ

   だって『お鏡餅』には刃物を入れてはいけないって
    母からも先生からも教えられてましたんでぇ
     生まれて初めて挑戦してみたんですけどぉ
   最初は『教室』に飾ってあった
    一番大きな『お鏡餅』のまずはシールを引っぱがして
     『木槌』でトントンって叩いてみたんですけどぉ
      ビクともしなかったんでぇ
   こんどはエイって思い切り引っぱたいてみても
    まだ知らん顔をされてしまったんですぅ

   でぇ 片手でやっててはダメだと思って
    両手で『木槌』をもって『正眼の構え』で
     バシィッっと引っぱたいたんですけどぉ
      ほんの少しだけへこんで 少しだけヒビが
   こんどは「お主なかなかやるじゃない」って思って
    もっと力を入れて引っぱたいたら
     ちょっと手元が狂って端っこの方に当たったら
      いくつかのかけらが飛び散ったみたいですぅ

   その内一つは仲間の子の頭スレスレを飛び越して
    壁にぶち当たったあと空のお鍋に
     カァ〜ンと当たったみたいですぅ
   気が付いたらお餅の破片を除けようとして
    その場に何人かがひっくり返ってましたぁ

   まぁ それからはなにがなんやら
    周りで見てる子達は手に手にお鍋のフタを持ったり
     しゃもじを持ったりして
      お餅が飛んでくるのを構えてましたぁ」

   まぁ なんてことを
    確かにあなた達は学生の頃『剣道』をしてたから
     その腕っぷしは大したものなんでしょうけど
   なにもあなた『お鏡餅』とマジで戦うことはないでしょ
    本当にケガでもしたらどうするのよ

  「先生 でもけっこうマジにならないと
    あの大きな『お鏡餅』はビクともしなかったんですぅ
   でもぉ もっと小さな『お鏡餅』の方が
    根性があったみたいですよぉ
   仲間の子達が悪戦苦闘してたみたいで
    最後まで根性を見せてビクともしなかったんで
     そのまま『おぜんざい』の中に
      放り込んでたみたいですぅ」

   あらあら やはりそうだったのね
    今年の『おぜんざい』の中には
     『お鏡餅』の『姿煮?』が何個か入ってたんで
      とっても不思議な光景だったわよ

   昔の『お鏡餅』は『真空パック』されてなかったから
    『鏡開き』の頃にはカラカラに乾燥していて
     自らヒビが入っているくらいだったけど
   今は『真空パック』のシールをはがしても
    水分量が多いままのせいかしっかりしてるものね

   確か去年は旦那様でもかなり苦労していたみたいよ
    私がいつも『パン』をこねるときに使っている
     丈夫な『石盤』の上で悪戦苦闘していたもの
   『お鏡餅』がある程度砕けた頃には
    もう手が真っ赤になっていて可愛そうだったわよ

  「先生 でぇ ことしは先生の旦那様の前で
    新年早々ちょっといい格好をしようと思って
     頑張り過ぎちゃッたんでぇ
      昼間のうちお仕事をしているときは
       なんともなかったんですけどぉ
   夜お家に帰ってお風呂に入ったら
    手に『腱鞘炎』みたいな痛みを感じましたぁ

   これはヤバイと思ってすぐアロマオイルで
    ケアをしておいたら
     朝には腫れも痛みも和らいでましたぁ
   でも結局 先生の旦那様には
    大笑いされてしまいましたけどぉ・・・」

   まぁ あなた達の『食』に対する執着心には
    本当に感心するわ
   でも人前ではあまり『正眼の構え』は
    しない方がいいわよ
   お仲間の子からあとで聞いたんだけど
    その時のあなたのお顔は眼が血走って
     『殺気』が漂っていたそうよ
      まぁ『お鏡餅』も驚いたでしょうね

   それはそうといくら小さい『お鏡餅』とは言っても
    丸ごと1個『姿煮?』が入った『おぜんざい』を
     ペロッと平らげたあなた達の胃袋にも
      あらためて驚かされたわ
   だってあなた 横から眺めていたら
    『おぜんざい』のお椀に『お鏡餅』が入り切らなくて
     『ソフトクリーム』に見えてたもの

   そうそう そう言えばあなた達
    私が見てないと思って途中から『お椀』を
     『おどんぶり』に替えて食べてたでしょ
   『おぜんざい』の『おどんぶり』バージョンも
    生まれて初めて見たわよ

  「先生 だってわたし達はか弱い女の子なんでぇ
    先生の旦那様みたいに握力がなくって
   『お鏡餅』をそれ以上小さくできなかったんですぅ
    だからイヤイヤ大きな器で食べてたんですぅ」

   なにがイヤイヤよ よく言うわね
    あなた達が『和食屋』さんからお借りしてきた
     あの大きな『寸胴鍋』に
      最初はあふれるほど入っていたのよ
   まさかあの『寸胴鍋』が空になって
    あなた達が『寸胴鍋』みたいになるとは
     夢にも思わなかったわ

   神様ぁ〜 今年も“娘達”に驚かされて幕が開いたわ
    このまま笑って一年が過ごせるようにしてね

   お願いねっ