神様ぁ〜! 私は和製“オードリー”に憧れてたの 女の子の“パリの夢”を笑わないでくださいね!!




    ♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【 幸運 黒猫を語るスレ20 福招 】            



   【 2年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.14−20》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 大変ですぅ
    きのうまで久し振りに『福島』にいたんですけどぉ
     お家に帰ってきたらメッチャ寒く感じましたぁ
   けさはお日様がいなかったですしぃ
    車の温度計が『0』になってたんでぇ
     動き出せるまでに時間が掛かっちゃいましたぁ」

   確かに日差しがないとよけい寒く感じるわね
    でも今朝は氷が張るほどではなかったわよ
   そうそう 今日は暦の上では『大寒』だもの
    一年の間でも一番寒くなる頃なのよ
   まぁ それにしてもあなた達
    今朝はヤケに眠そうなお顔をしているわね
     久し振りのボランティアで
      疲れてしまったのかしら

  「先生 ボランティアで疲れることはないんですけどぉ
    きのうは帰り道で『雪』の心配があったんで
     いつもよりは少し早く帰ったじゃないですかぁ
   そうしたら彼がパソコンの前で
    いつもになく真剣なお顔で何かしてたんですぅ

   ここの処お仕事が忙しいんで
    お家にまでお仕事を持ってきたんかと
     そっと横からのぞいてみたんですぅ
   そうしたらナント彼がやっていたのは
    『センター試験』の問題だったんですぅ」

   あらあら 彼はお勉強熱心なのね
    実を言うとね 旦那様もそれを見ていたみたいよ
   昨日の夕方だったかしら
    私はハッキリと確認はしていないんだけど
     問題と解答がネットに流れていたんですって
   私達がもう一度『大学』を受験したいって言うのが
    聞こえたのかしらね

  「先生 それでぇ 彼に聞いたら
    毎年ずうっと挑戦しているみたいなんですぅ
   彼のお話ではずうっと昔は新聞とかに
    載ったみたいですけどぉ
     今はすぐネットに流れるんでぇ
      便利になったって言ってましたぁ

   でぇ 私もつい『語学』とか苦労した『理数』系の
    分かるとこだけを飛ばし読みをしてたんですけどぉ
     気が付いたらついリキが入ってしまっていて
      寝るのが遅くなってしまいましたぁ
       けさ仲間の子達にも聞いたんですけどぉ
        ほとんどが『バンザイ』をして
         寝てしまったみたいですぅ」

   そりゃああなた達 
    受験される方は二日間掛かって解答する量でしょ
     いくら飛ばし読みでもそう簡単にはね
   まぁ 幾つになってもチャレンジすることは
    とってもいいことだと思うわよ
     でも寝る前に余り頭を使うと
      よけい寝られなくなってしまうでしょ
   問題が解けて頭の中がスッキリするんだったら
    そう悪いことではないと思うけどね

  「先生 とおっしゃる先生は
    チャレンジはされなかったんですかぁ」

   ドッキィ〜 実は私も少しだけね
    この間もお話ししたんだけど
     私は基本的には『文系』の出身だったのよ
   ほら 中学とか高校では女の子は『理数系』に弱くて
    『国語』とか『社会』みたいに記憶力で
     テストの点を稼いでいたでしょ

   でもね 私はちょっと変わっていて
    『数学』で点稼ぎをしていた気がするのよ
   自分で言うのもおかしいけど
    記憶が勝負の学科ではテストの用紙を開いたとたん
     見たことも聞いたこともなければ
      もうそこでバンザイじゃない

   でもね 『数学』ってちょっと変わっていて
    解き方は何通りでもあるじゃない
   確かに難しい『公式』とか
    『定理』をたくさん知っていれば
     短い時間で『解』を導けるでしょうけど
   初めてご対面した問題でも
    記憶問題みたいに全くお手上げって事はないでしょ

   私はやっぱりおヘソが曲がっていたのかしらね
    自分なりに適当な『定理もどき?』をこね回して
     適当な『解』を導き出せていたから
   『数学』のテストの時間はヒマすることはなかったわよ
    逆に記憶力のテストではジタバタ考えないで
     サッサと教室から出て行ってしまったわ

   その時の担任は私を見て
    「女にしておくのはもったいない」って言ったから
     ムカッとしてよけいに数学で点稼ぎをしたの
   そうしたら当時中学では『5』段階評価のところ
    『通知表』には『10』が付いてたから
     してやったりとは思ったけどね
   でもねさすがに高校以降になってくると
    優秀な男子の『脳みそ』には負けてしまったわ

  「先生 さすがに今でもその『負けず嫌い』が
    残ってると思いますぅ
   だって今でこそ先生が敷かれたレールの上を
    わたし達は走って行けばいいんですけどぉ
   先生が『アロマ医療』を勉強された頃は
    お一人でフランスに行かれたんでしょ
     これだってすごく『負けず嫌い』でないと
      普通の女の子ではできないと思いますぅ」

   まぁ まったく援護がなかった訳じゃないけど
    最初は当時 私の『アロマ』の先生に同行して
     何度か『パリ』に行っているうちに
   ちょっと腰を据えてお勉強をしたくなったんで
    1人で行くようになったのよ

   でもね 絶対にここだけのナイショのお話よ
    ホントはね『オードリー・ヘプバーン』みたいに
     小さなテラスから『エッフェル塔』が望める
      『パリ』のプチホテルに住みたかったの

  「先生 やっぱり動機が・・・ですねぇ・・・」

   なんなの
    私なんかおかしなこと言ったかしら

   神様ぁ〜 私は和製“オードリー”に憧れてたの
    女の子の“パリの夢”を笑わないでくださいね

   お願いねっ