神様ぁ〜! 今年の“節分”には“鬼退治”ではなくて “ウワバミ?!”対策をするように言ってね!!


♡猫さん達の可愛い日替わり画像♡【 大きい シャルトリューを語るスレ やさしい 】            



   【 2年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
         心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
  今日から読んで頂ける方の為にも
   少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりなんだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.14−22》
  【普段は結構おしゃべりでも
    お相手の前では超寡黙】

  「先生 大変ですぅ
    って言うかぁ きのうは先生に教えていただいた通り
   『二十四節気』の『大寒』とかの読みは
    一件落着したんですけどぉ
   最近テレビなんかで『節分』の
    CMが流れているじゃないですかぁ
   そうしたら「なんでせつぶんにまめまきをするの」って
    またまた質問されちゃったんですぅ

   頭の中では分かってるんですけどぉ
    どうしてってのが簡単には出てこなくて
     小さなこども達にはどこから説明すればいいか
      分からなくなってしまいましたぁ

   あぁ またこの時期になると悩ましいわね
    あなた達には毎年説明し直しているとは思うけど
     小さなこども達だとどこからって言うのが
      確かに難しいわね

   それにあなた達の病院の『小児病棟』には
    かなり小さな子供さん達から
     あなた達のまさに『天敵』のような
      『どちて坊や』みたいな子供さんもみえるんでしょ

   最初から『おとぎ話』でお茶を濁す訳にもいかないし
    ある程度は『史実』を交えてお話ししないと
     あとで『どちて坊や』達から総攻撃を受けるでしょ
   でもね 最初から『結論』をお話ししてしまうと
    これも一種の『語呂合わせ』みたいなものでしょ
     さぁて困ったわね

   ところでこの間の『大寒』の読みに疑問を持った子は
    その中にいるのかしら
     だったらその子をある意味利用したらいいかもよ
   だって『節分』って言う季節の変わり目の概念を
    いきなり小さなこども達に説明しようとしても
     すぐには納得しないでしょうからね

   だから先ずこの『どちて坊や』達に季節の変わり目は
    『春・夏・秋・冬』の4回あって
     『立春』『立夏』『立秋』『立冬』って言うのは
      知っているでしょうって
   でね その前の日のことを
    『節分』と呼んでいるのよって言えば
     『どちて坊や』達はある意味プライドが高いから
      「うんうん」ってうなずいてくれるはずよ
       そうすればお話しの入り口は成功よ

   もうこども達は聞く気満々になっているから
    ここから本題に入っていけばいいのよ
     「むかしむかし・・・」ってね
   昔からの言い伝えではこの季節の変わり目になると
    お山から『鬼』さん達が都に降りてきて
     都の人々を苦しめていたそうなのよ

   そうそう ここで物知りの『どちて坊や』から
    「どこのみやこなの」とでも聞かれたら
   むかし『京の都』のお話しだから
    『鬼』さん達は『鞍馬山』の方から
     降りてきたんですってよって言えば
      かなり信憑性が高く聞こえるでしょ

   でね そう度々悪さをされていてはかなわないと思って
    当時穀物の中でも不思議な力を持っていると言われていた
     『大豆』をさらに力を増すために炒って
      『炒り大豆』にしたそうなのよ
   それを悪さしている『鬼』さん達目がけて投げつけたら
    不思議なものよね
     『炒り大豆』が『鬼』さん達の眼に当たって
      それに驚いた『鬼』さんたちは『鞍馬山』に
       逃げ帰ったそうよ

   その時に都の人達は勇気を振り絞って
    『鬼はぁ〜〜そとぉ〜〜』『福はぁ〜〜うちぃ〜〜』って
     叫んだそうよ
   それまでは弱いと思っていた都の人々も
    『鬼』さん達がこの声にも驚いて逃げ帰ったそうよ

   ちょっと待ってくれる
    そう言えばあなた達 まるで子供のように
     眼をランランと輝かせて私のお話に聞き入っているけど
   これはあなた達が『どちて坊や』達にお話ししてあげるのよ
    なんだか私は幼稚園の先生にでもなった気分よ

  「先生 そうなんですよぉ
    わたし達だとどうしても『どちて坊や』達の前では
     緊張してしまってお話ししているうちに
      差しで勝負するみたいにムキになってしまうんですぅ
   先生のように相手の出方を先読みしてとは
    頭の中では分かっているんですけどぉ」

   何が『差しで勝負』よ
    お相手とはいくつ歳が離れていると思ってるの
     こどもさん達は『好奇心』が旺盛なだけだから
      あなた達がムキになってしまっては
       仕方がないじゃないの

   そうそう歳で思い出したんだけど
    『節分』の豆まきのあとで『鬼』さんを退治した
     『炒り大豆』を自分の歳の数だけ食べるって言うでしょ
   そうすると風邪もひかないし健康で過ごせるって言う
    おまじないなんだけど
     地方によっては一つ多く食べるところもあるそうよ

   それとね
    最初に『豆まき』は語呂合わせって言ったでしょ
   実はね 何で豆をまくのかって言ういわれにはね
    『鬼』さんが眼に当たって逃げ出したって言うことから
   『鬼』さんは『魔物』だからその眼
    つまり『魔』の『眼』から『魔眼』となって
     読みは『まめ』となり『豆』が良かろうとなったみたい
      さらに大きければなお良いから『大豆』とね

   まぁ ここで『どちて坊や』達の笑いを誘えば
    してやったりというところかな
   でもあなた達の病院内で実際に『豆まき』が
    出来るかどうか分からないけど
     まさか床に落ちた『お豆』を
      拾って食べる訳にはいかないから
   小袋に入ったものとか皮付きの『ピーナツ』にしないとね
    何れにしても小袋入りがお奨めよ

   アッ ちょっと待ったぁ
    いまフッと思ったんだけど
     あなた達は小袋入りの『ピーナツ』なんかはダメよ
      きっと歳の数だけと偽って
       大袋一袋を食べきってしまうでしょ

   そんなことをしたら翌る日『ニキビ』で悩むわよ
    それにそれを『おつまみ』にして
     『ワイン』でも呑みだしたら『鬼』さんの代わりに
      お家の中に『ウワバミ』が登場よ     

   神様ぁ〜 今年の“節分”には“鬼退治”ではなくて
    “ウワバミ”対策をするように言ってね

   お願いねっ