神様ぁ〜! “鳥インフル”はコロコロと変異するけど “人の真心”は亜型にはならないと言ってね!!


  猫さん達の可愛い日替わり画像【 スコティッシュフォールドPart18 ホールド一本 】            



  【 2年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
       心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
   今日から読んで頂ける方の為にも
    少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.14−29》
  【普段は結構おしゃべりでも
   お相手の前では超寡黙】

 「先生 大変ですぅ
  けさはちょっと寒さが和らいだんですけどぉ
   結局日中の気温も上がらないみたいなんでぇ
    ガッカリしちゃいましたぁ

  ってのんきなことを言ってる場合じゃなくってぇ
   『大陸』や『半島』の方で
    新手の『鳥インフルエンザ』が
     流行し始めているようですぅ

  でぇ 『大陸』の方では
   100人以上の感染者が確認されてるみたいで
    その内2割の方が亡くなられたみたいでぇ
  『半島』の方の『鳥インフルエンザ』は
   『大陸』の方より凶暴だって聞きましたぁ」

  分かったわ でもちょっと待ってくれる
   またあなた達の病院の『どちて坊や』達から
    質問されて困っているのかしら
  でもこれはあなた達『ナース』にとっては
   得意な問題でしょ
    別に困ることなんかないでしょ

 「先生 それが大ありなんですよぉ
   きのうわたし達の『教室ブログ』の中で
    『ノロウイルス』とか『インフルエンザ』の
     お話しが出たじゃないですかぁ

  でぇ 『小児病棟』担当の仲間が
   わたし達のところへすっ飛んできて
    「ヤバイ 助けてお願い」って言いだしたんで
     訳を聞いてみたら
  『鳥インフルエンザ』のニュースの中で
   『H7N9』とか『H5N8』って出てきたけど
    「これってなぁに?」って聞かれたんで
     慌てて逃げてきたみたいですぅ」

  あらあら 困った人達ね
   私があなた達『ナース』に説明するようでは
    『釈迦に説法』になってしまうじゃない

  『どちて坊や』達は何を聞きたがっているかが
   今一分からないけど
    『H』とか『N』とかどうしてその名前が
      付いているのかってことなのかしらね

  その前にあなた達から『インフルエンザ』には
   大きく分けて『A型』『B型』『C型』の
    3種類があるってことは
     お話ししてあるのかしら

  じゃあこのままお話しを続けるけど
   『インフルエンザ』の呼び名は
    1.A型 B型 C型のどれですか?
    2.宿主は誰ですか?
    3.見つかった場所はどこですか?
    4.何番目に見つかりましたか?
    5.見つかった年はいつですか?
  って言うのと
    6.少しだけ変わった『亜型』ですか?
   って言うので名前が付いているそうなのよ

  でぇ ここはちょっとこども達には難しいけど
   A型インフルエンザは小分類しやすいように
  16種類のヘマグルチニン『H(Hemagglutinin)』と
   9種類のノイラミニダーゼ『N(Neuraminidase)』
    で表記されているんですって

  例えば『H1N1』は1900年代初めに大流行した
   『スペインかぜ』と呼ばれるものね
    『H2N2』は1900年代半ばに中国で大流行した
     『アジアかぜ』と呼ばれるもので
      『H3N2』はあなた達も名前をよく聞く
       『香港かぜ』と呼ばれるものよね

  ちょっと難しいかも知れないけど
   もう少し我慢して聞いてね
  ここまでは人が『宿主』で『人から人へ』と
   感染したものだけど
  いま『鳥インフルエンザ』の代名詞みたいな
   『H5N1』は『高病原性鳥インフルエンザ
    とも言われていて
     『鳥』と言っても実際の宿主は
      『水鳥』だったそうで
  この『水鳥』から感染した『家畜』が
   世界中で大量に被害にあったことから
    『鳥インフルエンザ』は『家畜』にも
     感染することが分かり
  更には『人』への感染例も報告されたから
   さぁ大変ってことになったみたいよ

  もっと大変と言うか厄介なことは
   この『鳥インフルエンザ』は日々『亜型』に
    変化を続けているから
     対策が大変なんだそうよ

  最初にお話しした元祖『H1N1』でさえ
   どんどん『亜型』に変化を続けて
    『人から人へ』だけではなくて
  『家畜』から『人』へ感染した例も
   報告されているから
    もう何がどうなるかは分からないそうよ

  去年から『大陸』で猛威をふるい始めた
   『H7N9』と言う『鳥インフルエンザ』も
  あの中々本当のことを発表しない『大陸』でさえ
   感染した『鳥』に触れなくても
    既に『人から人へ』感染する可能性があると
     発表し始めたみたいね

  今月末の31日から来月の6日まで
   『大陸』では『春節旧正月)』に入るから
  長期休暇を利用されて日本へも
   大勢の方達が訪れたり
    既に日本で暮らされている方達が
     故郷に帰られたりするでしょ

  だから日本の『玄関口』を守られている
   『検疫』の方達は神経を
    ピリピリされてるでしょうね
     『パンデミック(pandemic)』が
      起きなければいいんだけどね
       簡単に説明したけど
        これでよかったのかしらね

 「先生 ポッカァ〜ンとして
   聞き入っちゃいましたけどぉ
    『H』は宿主はだぁれ?
     『N』は酵素の種類はなぁに?ってことで
      よかったんでしたっけぇ」

  まぁ 一度『どちて坊や』達にお話ししてみたら

  神様ぁ〜 “鳥インフル”はコロコロと変異するけど
   “人の真心”は亜型にはならないと言ってね

  お願いねっ