神様ぁ〜! 今の日本には“リン”さんのような笑顔が “勝ち負け”よりももっと大事だと言ってね!!



  猫さん達の可愛い日替わり画像【 ノルウェージャンフォレストキャット十七フサ目 】            



  【 2年前の東日本大震災で被災された皆様には
  
       心よりお見舞い申し上げます 】



  私はアロマセラピスト
   『アロマ・アヴェニュー』は私のお部屋の名前です
   今日から読んで頂ける方の為にも
    少しずつお話を進めていきますね

  私のお部屋では生徒さん達と
   アロマ医療のお勉強をしているんだけど
  認定試験のない時は
   いつも脱線ばかり

  雑談と言っても
   れっきとしたカウンセリングをしているつもりだけど
  アロマ医療ではこのカウンセリングも
   とっても大事なんですよイイワケタラタラ

  今回もアロマについての説明はもう少しお休みして
   本題が途中になってしまっていたから
    続きをお話ししますね

  《エピソードNo.14−23》
  【普段は結構おしゃべりでも
   お相手の前では超寡黙】

 「先生 大変ですぅ
   きのう先生が『女子フィギュア』のお話しを
    少しされたじゃないですかぁ
  もとはわたしの母とか
   お婆ちゃんのお話からだったんですけどぉ
    OBさん達からも共感のメールが
     たくさん届いてますぅ

  でもメールの中に『ジャネット・リン』さんが
   どうのこうのって
    みなさんが書かれてあったんですけどぉ
     そんなに有名な方なんですかぁ」

  そうね 今から42年も前の
   『札幌オリンピック』の
     確か『銅メダリスト』だったと思うわ
  これも私の記憶が間違ってたら申し訳ないけど
   アメリカの選手で18歳くらいだったと思うわよ

  そうそう だんだん思い出してきたわ
   もちろん婆やに教えて頂いたお話しだけど
  当時アメリカで女子フィギュア界の
   エースだったそうなんだけど
  たまたま『オリンピック』の演技では
   着氷に失敗して転んでしまったそうなの

  でもね『ジャネット』さんは終始笑顔で
   滑り終えたそうよ
  演技の中では転んでしまったものの
   『芸術点』では満点の審査員もいたそうなのよ
    だから『銅メダル』だったと思うんだけど
  終始笑顔を絶やさなかったことは
   世界中で大絶賛されたそうなのよ

  当時まだ18歳の若さと
   とっても愛くるしい表情だったみたいで
  『札幌の恋人』とか『銀盤の妖精』なんて
    呼ばれてたんだそうよ
  その頃のことをOBさん達は
   思い出されているんじゃないのかしら

 「先生 分かりましたぁ
   42年も前の『ジャネット・リン』さんが
    ちょうどわたし達と同年代の・・・
     デヘッ きょうはやめとこ・・・

  でも先生 42年前って
   なんだかちょっと変じゃないですかぁ
    少しお間違えではないかとぉ・・・

  だって先生『オリンピック』って
   ずうっと4年に一度じゃなかったんですかぁ
  42年だと4では割り切れませんよぉ
   40年とか44年とかじゃないとぉ」

  あらあら 今日はまた妙なところで
   引っ掛かってしまったわね
    でも今日はよく気が付いたって
     あなた達を褒めてあげるわ

  もちろん私が間違えたわけじゃなくってね
   『札幌オリンピック』はちゃんと
     1972年に開催されたのよ

  そのあと20年後の
   第16回『アルベールビルオリンピック』までは
  『夏季オリンピック』と『冬季オリンピック』が
    同年開催だったけど
  第17回『リレハンメルオリンピック』は
    2年前倒しで開催されることによって
  今みたいに夏・冬が2年ごとになったんですって
   実は私も婆やからこのお話を聞いて
    改めて納得したんだけどね

 「先生 そんなお話初めて聞きましたぁ
   って言うかぁ ちょうどその年に生まれた子が
    いま二十歳じゃないですかぁ
  わたし達のご幼少のころの記憶の中には
   まったく存在いたしておりませぬぅ

  でぇ 『ジャネット・リン』さんは42年前に
   18歳だったってことは
    ちょうど『還暦』くらいじゃないですかぁ」

  それくらいかしらね
   そうそう また少し思い出してきたわ
  『ジャネット・リン』さんは
    敬虔なクリスチャンなんだそうよ
     もちろんご家族もね

  でね 後日談でまだ私の記憶にあるのが
   どこかのインタビューで
  「転んでしまった後も笑顔でみえましたけど
    どんなお気持ちでしたか?」って聞かれて
  『ジャネット・リン』さんは
   「練習であそこは一度も失敗したことがないの
     あれは神様が仕掛けたストーリーなの
    私がどうすることも出来なければ
     笑顔であり続けなければいけないのよ
    神様が私に喜びを与えてくださって
     私はそれをみなさんに
      見て頂こうとしただけよ」とかなんとか

  『ジャネット・リン』さんは
    『尻餅』と『笑顔』のおかげで
     一躍世界の人気者になったみたいね
  日本でも大人気になって
   『銀盤の妖精』の笑顔は
     TVコマーシャルにも使われたそうよ

 「先生 じゃあいまの選手達も
   もう一度『ジャネット・リン』さんの
    ビデオかなんか見せていただいて
  もっとリラックスすればいいじゃないですかぁ
   もしズッコケてもこれは神様の試練だと思って
    笑顔で『倍返し』しちゃえばいいですぅ

  『スノボ』の『女子ハーフパイプ』で
    ズッコケても『ピース』してた子達は
     『カメラ』に向かってじゃなくって
       神様に『ピース』してたんですねぇ」

  案外そうかも知れないわね
   あちらの神様だけじゃなくって
    日本の神様だってもっと寛大だと思うわよ
  だってあなた達をこの世に
   『野放し』にしておくくらいだものね
     でしょ

 「先生 そのお言葉トゲトゲすぎますぅ
   日頃の感謝の気持ちを込めて先生に
    『倍返し』させていただきますぅ」

  神様ぁ〜 今の日本には“リン”さんのような笑顔が
   “勝ち負け”よりももっと大事だと言ってね

  お願いねっ